《世界最強はニヒルに笑う。~うちのマスター、ヤバ過ぎます~》最強は撲滅を齎す②

し長めです。

訂正しました→時間を見れば、15分前だポータルへと移する

時間を見れば、5分前だポータルへと移する

最終通告の後、殘り10分で開始と言うところでさゆたんがログインする。

[[さゆたん] お待たせでしゅ。グランドロールの謝罪なかったでしゅよ]

[[大次郎先生] おか。あり]

[[宮様] おかえり。助かったわ]

クラチャでさゆたんが報告したとおり、最終通告後20分の猶予は與えた。

これでもう文句は言われないというか、言われたとしてもこちらはキチンと待ったのだからと言い返せる。

そんな事を思ったせいか、顔が緩む。

視線があった、ヒガキさんとゼンさんが何故か視線を逸らし直したのだけれど……?

気のせいってことにしておく……。

[[大次郎先生] ren5分前で、クラン戦爭の申請出して]

[[黒龍] 殺してやるwww]

[[ティタ] 楽しみだ]

[[ren] 必要?]

[[キヨシ] やったる~]

[[白聖] はぁ。久しぶりで張する]

[[大次郎先生] いるよ?]

[[宮様] 機能は使いましょうよ!]

[[宗乃助] 偵は任せるでござるよ]

[[さゆたん] renちゃん使う気ないでしゅ]

いや……だって、クラン戦爭の機能なんか使ってしまったら意味無いでしょ? クラン潰すつもりでいくのに、戦爭の申請したばっかりに相手クランに損失與えられないじゃないか!

クラン戦爭については、々と誤解している者が多い。

確かに、クラン同士の戦爭の際に使うべく開発された機能ではあるのだが、私が好むPKとは大きく違う。

一つ目、この機能を使えば敵対クランのメンバーに敵対のマーカーがでる。

PKの場合、そのマーカーが表示されない。

二つ目、敵対マーカーの者をフィールドで殺してもレッドネームにはならない。

PKの場合、レッドネームになる。

三つ目、殺されたとしてもアイテムを消失、ドロップしない

PKの場合、アイテム消失、ドロップが30%付く。

四つ目、殺された場合の経験値損失がない。

PKの場合、殺されれば経験値がLvに応じて減る。

私がやりたいのはPKであってクラン戦爭じゃない。

相手を徹底的にスリ潰して、引退にまで追い込みたいだからクラン戦爭をする気が無い。

[[ren] クラン戦爭なら、勝手にしていい。私はPK]

元々、私が個人的にやろうと思ってたPKだし。他のメンバーを巻き込むつもりなんて無かった。だから、抜けたいなら抜ければ良いと伝えたつもりなのだが……。

[[宮様] はぁ~。いつものやつね……renらしいけどw]

[[大次郎先生] すまん。ヒガキとゼン。狙われたら即効で帰還して!]

[[黒龍] そうなるだろーなって思ってたしいいんじゃね?]

[[宗乃助] より楽しみになったでござるよ!]

[[さゆたん] renちゃんらしいでしゅ]

[[ゼン] 帰還の護符準備萬端です]

[[キヨシ] たのしみだなぁ~!]

[[ヒガキ] 沢山持ち歩きます]

[[ティタ] まぁ、そうなるだろうと思ったよw]

なんでこんな、バカばっかりなんだろう……。

いつもはかない表筋がくと柄にも無いことをクラチャで言ってしまった。

[[ren] グランドロール潰すよ]

その言葉を合図に、誰がやったのかは判らないけど、ハイタッチし合うとエンジンを組んで「行くぞー」「おぅ!」見たいな事もやった……冷靜になると恥ずかしいけど、いつか笑ってあんなことやったな~。なんて話すのかもしれない。

時間を見れば、5分前だポータルへと移する黒、ティタ、シロ、宗乃助について一緒に移する。四人ともしだけ張しているようで、口數はない。

ポータルへ著き、バフを開始する。

エレメンタルエンチャント(+25)

マジック オブ ワイルド(+25)

マジック オブ ボディ(+25)

マジック オブ スピリット(+25)

マジック オブ マインド(+25)

マジック オブ シールド(+25)

ドラゴンマスター エンチャント:CON (+5)

ドラゴンマスター エンチャント:DEX (+5)

ドラゴンマスター エンチャント:STR (+5)

ドラゴンマスター エンチャント:INT (+5)

ドラゴンマスター エンチャント:MEN (+5)

マジック オブ ウォーク(+25)

ヘイストⅡ(+25)

ファイアーウェポン(+25)

ソウル オブ カリエンテ

トランスパレンシー

[[ren] k]

クラチャで完了の合図を出せば、4人が殘像を殘し消えて行った。

[[黒龍] サンキュ]

[[白聖] あり]

[[ティタ] いってくる]

[[宗乃助] 謝するでござるよ]

消えた後、走りながらであろうクラチャが飛んでくる。最初に発見したメンバーの元へ向かうため先生、さゆたん、宮ネェ、キヨシはポータル側で待機している。

新人さん二人は、自由にして構わないと伝えているので、好きにするだろう。

時間になったため、グランドロールとPK戦をすることを周知させる。

{[ren] これよりクラン:グランドロールに対しクラン:Bloodthirsty Fairyは

PK行為を行う。PTにグランドロール所屬の者がいる場合

だと判斷する。どちらかのクランが消滅するまでPKは続く。

なお、終結の場合その旨を知らせる}

{[じゅらい] うぉぉぉぉ! はじまったぁ~!}

{[みつぃ] 野良PT注意!}

{[ガイジ] 始りましたぁ~}

全チャが盛り上がり、注意喚起(ちゅういかんき)が起こる。全チャには用が無いとチャットを閉じて、クラチャの報告を待つ。

[[ティタ] 居た。猛獣7F北の大部屋使ってる。野良PT2名がグランドロール]

[[大次郎先生] 全員、猛獣移。ティタはそのまま監視続行]

[[ティタ] k]

[[黒龍] 戻る]

[[白聖] 戻る]

[[宗乃助] もどるでござるよ]

[[ren] 猛獣り口バフ]

クラチャで指示が飛ぶと同時に【 デンス 】へと移した。

浮遊じ、視界が荒野へと変わる。

ポータルで待機していたメンバーへ、ソウル オブ カリエンテ、トランスパレンシーをれ直すと移を開始した。

PKは、発見から開始までの時間が短いほど功しやすい。

急ぎ、デンスから南へ歩いて10分の猛獣へと向った。

5分ほどで到著する。クラチャで相談し、黒たちを待たず先に移を開始する。

新たなバフを更新し終えると、先生を先頭にキヨシ、さゆたん、宮ネェ、私の順で隊列を組み猛獣の巣窟へと侵した。

1階に湧くモブは、キツネやウルフの小型版だ。階段までの距離も近く、道さえ覚えていればそう時間はかからず2階へと移できる。

2、3階まではモブに変化はなく、階段までの距離も短い。

敵影が無いか確認しつつ進む、実際こんなところで狩るのは初心者マークぐらいだろう。とは思うが警戒は緩めない。

[[黒龍] 猛獣著]

[[白聖] こっちもうちょいかかる]

[[黒龍] るわ]

[[白聖] k]

[[大次郎先生] 4F]

[[ティタ] 未だ狩り中]

4階からはモブが急に大きくなり名前も変わり、狩場も広くなる上道が複雑になる。

マップを確認しつつ進めば、5階の階段で狩り中のPTが居た。

モブの範囲攻撃に巻き込まれれば、トランスパレンシーの効果が切れてしまうことを考慮して処理が終わるのを待つ間、黒が合流した。

[[白聖] 猛獣る]

[[宗乃助] シロと一緒でござるよ]

[[大次郎先生] k]

[[ティタ] まだ?]

[[大次郎先生] もうし待って]

漸く階段を塞いでいたPTのモブが全滅した。

引き役が引きに行っている間に、通り抜けた。シロと宗の助にも待つように先生が伝えていたが、トランスパレンシーの効果が殘り3分と切れる時間が近い。

どうしたものかと考えていると、二人からどうにかすり抜けると返事が帰って來た。

ヘイストⅡ(+25)、ソウル オブ カリエンテだけを更新して、ティタの言葉に急かされるように5.6階走って移する。

7階に付き、北の大広間を目指す。ここのモブはトランスパレンシーを見破る。

HPも多く処理に時間がかかる。

黒の提案で引きつつ移して、大部屋手前の見えない場所で処理することが決まり。ぞろぞろとモブを引き連れて歩く。

ティタが、ギリギリ見えない位置で姿を曬しながら待っていた。

黒の位置取りが終わり、バフを更新すると同時にヘイトレンジのエフェクトが上がる。

自分、さゆたんとキヨシに、マジック オブ アブソール(+25)、エレメンタルアップ(+15)、ソウル オブ ウラガーンを追加。宮ネェには、エレメンタルアップを抜いた二つを追加した。

先生、黒、ティタには、ファイヤー ウェポン(+25)をれる。

[[キヨシ] うぉぉ~これすげぇ~]

[[さゆたん] renちゃんこれいいでしゅね!]

[[宮様] 詠唱速度アップいいわね]

[[黒龍] カリエンテもいいな]

[[ティタ] マジ、火力上がるからやりやすい]

[[大次郎先生] うん。クリティカル凄いなってる]

[[白聖] 今6F]

新バフを皆に褒められてし嬉しい……。

HPが多く倒し難いはずのモブが次々と倒れ黃い粒子になって消える。

処理が終わり、トランスパレンシーをかけ直し大部屋へと進み中を覗き込む。

ティタの報告どおり、グランドロール2名を含む1PT8人がいる。

[[大次郎先生] 開幕戦だ。仕留めるぞ]

先生の言葉に頷きあい、大部屋へと突した――。

足を運んでいただきありがとうございます。

なんとPVが一日3000までびました。作者として嬉しい限りです。

これからもどうぞよろしくお願いします。

    人が読んでいる<世界最強はニヒルに笑う。~うちのマスター、ヤバ過ぎます~>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください