《世界最強はニヒルに笑う。~うちのマスター、ヤバ過ぎます~》最強は撲滅を齎す⑦
通路の行き止まりでマップを見ていたゼンさんの報告がクラチャにあがり、マップを確認したメンバーたちは、次々にクラチャで思いの丈をんだ。
[[黒龍] うし、さっさとこいつら片付けて次に備えるぞ!]
[[白聖] 次は俺が一番活躍する(笑]
[[キヨシ] よっしゃぁ~。俺が決めてやるぜ~]
[[宮様] 早く片付けて、次に行くわよ]
[[ティタ] やるかぁ~]
[[宗乃助] 拙者の見せ場を作るでござるよ]
[[ゼン] 宮様を絶対死守です]
[[さゆたん] LA取ってみせるでしゅ]
[[ヒガキ] 頑張ります]
[[大次郎先生] お前たち、次の前にまずは目の前の先な?]
[[ティタ] 次 満月 熊? 大剣]
どうやら、テンションが逆に上がったらしい……。普通なら、辟易するところなのだが……?
そんなことを考えている間にも、ティタの指示が飛びターゲットマーカーで示される。殘り三人、うち二人は、現在も石化中のためいている大剣熊を先にしたようだ。
気の抜けたようなクラチャをしていても、黒、宗乃助、先生はその指示で顔を引き締め直し大剣熊を逃げ道を作らないよう取り囲んだ。
黒がヘイトを使い、大剣熊のタゲを取ると宗乃助、ティタ、先生、シロのスキルのとエフェクトとクリティカル音が鳴り響きダメージを與える。
もうしで倒れるだろうと予測をたてつつ、予備の設置型魔法バイント(+18)を設置すれば、キヨシの放ったアイス ランスが大剣熊に向け高速で移すると弾けた。
抵抗空しく、大剣熊は後へ崩れ落ちると灰へと変わった。
[[キヨシ] LAげっとー!]
[[大次郎先生] 宗とren代で、宗偵察よろ]
[[宗乃助] 承知]
[[ティタ] 次、貓、二刀のやつ]
[[ren] k]
増援かもしれないやつらが來る方へ設置型魔法を置いていた私に宗乃助の代りにとお呼びがかかる。スロー レンジ(+5)、ショック ボルト(+19)を撒き終え、宗乃助の助が抜けたを埋める。
間髪れずに、宮ネェがタゲに対しピュリファイ――二次回復職のスキル。出、毒、石化を解除する魔法――を使い石化を解除する。
ピュリファイのエフェクトである白い魔法陣が浮かび上がり、二刀貓の石化が解除されたのを確認して、黒がヘイトを奪いタゲを持つ。
それを見つつ、アーマー ブレイク(+25)をもふもふしてそうな貓へとれる。
3回目で漸くったアーマー ブレイクの鎧が砕け散るエフェクトを見て、杖から二刀へと持ち替え右手の刀で腰を、左手の刀で肩から斜めに腰へと切り付ける。
ティタの剣を赤いエフェクトが、包むように現れると火を纏った剣となり貓に大きなダメージを與える。
その橫から、シロのアイス ショットが、貓を貫くその部分が凍りつき、先生の大槌が雷を纏い相手を痺れさせた。
三人が使った、武に纏わせる屬は魔法ではなくスキルとして習得することが可能なのだが、使用する度MPが、150減と効率は非常に悪い……。
そんなにMPつかって大丈夫なんだろうか? とは思う間に二刀貓は、前のめりになり倒れると灰へと変化した。
偵察に行った宗乃助のHPがし減っているのを気にしつつ、最後に殘った大盾のヒューマンへとタゲを移す。
[[ティタ] ラスト? 大盾 マッスル司Z]
[[ヒガキ] 名前が酷いですね……]
[[宮様] 本當にこれがメインなの? って言いたくなるわねw]
[[黒龍] 俺には考えられねー名前だわ。頭大丈夫かこいつ]
[[さゆたん] ある意味尊敬でしゅw]
[[宗乃助] もうしで見えるでござる]
[[大次郎先生] わかった、宗。こら、気を抜くな]
[[白聖] だって、まっするしようぜってwww 筋バカすぎだw]
[[ティタ] 言わされる俺……可そう]
[[キヨシ] 俺も課金して名前変更しようかな~]
[[宮様] 今更でしょ? キヨシ以外の名前なんて似合わないわよ?]
ティタの読み上げた名前に盛り上がるクラチャ。宗乃助からの報告に答えつつも強烈な名前の方が印象的だった。
しかし一方で、ターゲットマーカーで示されたマッスル司Zを、きちんと囲みピュリファイの魔法陣が浮かび、石化が解除され、ヘイトのエフェクトが上がる。
折角設置したからと、杖を取り出しバインド(+18)を発させれば、黒へ剣を振り上げた恰好のままマッスル司Zは変し固まった。
盾職はいと言うイメージがある。MPなどを回復させる時間を作るためアーマー ブレイク(+25)をれようとするも、三度弾かれる。
四度目で漸くマッスルの頭上に、鎧が砕け散るエフェクトが上がり杖から二刀へと武を変更。
固まりけないマッスルに対し、容赦などするはずも無く右手の刀で首を狙いつつ、左手の刀で腰から太ももにかけ切りつける。そこから、更に左手の刀を返し肩まで切りつければダメージを示す赤いエフェクトが飛沫(ひまつ)となり表示される。
マッスル司ZのLAを取ったのは、パワー クラッシュ――二次職で習得可。攻撃力1.3倍。大槌を使う戦士固有のスキル。渾の力を込め叩き潰す。但し使用後10秒間、行不能となる――を発させ、大槌を頭上から振り下ろした先生だった。
潰れるような勢になったマッスル司Zは、そのまま灰に変化した。
消えない死を見つつ、ディティクションを打ち上げマップを確認する。
[[大次郎先生] とりあえず、死警戒しつつMP補充して]
[[黒龍] 逆に移する]
[[宮様] ヒガキとゼンは、黒たちが居たところで待機してね]
[[ren] 宗乃助戻ったらバフ]
[[ティタ] 良く誰も死ななかったなw]
[[白聖] 奇跡!]
[[キヨシ] 俺TUEEEEE]
[[ヒガキ] 本當に凄く皆さんカッコイイです。自分も早く一緒に戦いたいです]
[[大次郎先生] 最初かなり危なかったけどな……]
[[さゆたん] キヨシ、勘違いでしゅ。どちらかと言えば、うちのラスボス最強?]
[[黒龍] HP1050まで減った時は死んだと思ったわ]
[[宮様] 本當よね。MP500しかなかったし……生きてて良かったわね]
[[大次郎先生] あのタイミングで、デバフとプロテク最強だね]
[[ティタ] renのバフと支援なけりゃ全滅してただろうな。笑えねー]
[[ゼン] そんなにrenさんのバフと通常のバフって違うんですか?]
[[白聖] ヒガキなら直一緒に戦えるようになる。焦らずまずは経験稼げ~]
[[さゆたん] renちゃんのバフは、ステータスを底上げするでしゅよ。
他のバフは元のステータスじゃなくて、攻撃力とか防とかが
あがるだけでしゅ。全く違うでしゅよ]
[[黒龍] ただし、ドラマス育てるの基地外しかいないけどなwww]
宗乃助の報告を待つ間、束の間の休息を取るメンバーたちの雑談を聞きいていればまたもや、いいたい放題……。殺してしまおうかと思ったものの、カリエンテを使った後の事を思い出し、仕方なく闘技場で殺そうと思いとどまった。
先にやるべきことをやってしまおうと、設置魔法を先生と宗乃助がるであろう場所へ置いた。
増援が來る前に他にするべきことを考え、アイテムボックスの高級魔石やPOTなどの殘りを確認しつつ裝備の耐久を見てその數値に慌てて砥石を使う。
みんなは大丈夫なのだろうか? 今回はPKと言うことで多めに持ってきているためメンバーに必要な個數を聞くことにした。
[[ren] 砥石。POT 必要な個數plz]
[[キヨシ] MPPOT 50]
[[ティタ] 砥石 30 HPPOT 20]
[[大次郎先生] 砥石 10]
[[黒龍] 砥石 50 HPPOT 60]
[[宮様] MPPOT 100]
[[さゆたん] 平気でしゅ]
[[白聖] オリハルコンアロー 3k]
[[ren] そこまでない]
[[宗乃助] 偵察完了でござる。殘念ながら敵ではなく野良PTでござった]
[[大次郎先生] じゃぁ、宗戻ったらポータル移して帰還しよう]
宗乃助からの報告で、敵対の増援ではないことがわかり彼が戻ると同時に、バフを更新して移を開始する。
折角個數を聞いたからと、宗乃助が戻るまでの間にトレードで渡した。
申告の半分ずつを……シロのアローはスルー。そんなもの持つぐらいなら魔石を持ちたいからだ。
モブを処理しつつ、ディティクションをあげポータルへ著くと黒、ティタ私以外に帰還の護符を使わせる。殘り三人になったところで、視線をし頷き合うと護符を使い帰還した。
しの浮遊と視界の変化をじて、【 デンス 】へ戻ったことを知る。
先に戻ったメンバーたちが、宿屋へ向ったことをクラチャで伝えてくれる。
黒、ティタと一緒に赤い名前を曬し宿屋へと向った――。
遅くなり申し訳ありません……ミスして文章が消えてしまい。書き直しに時間がかかりました(涙
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