《ドラゴンガール!〜現代社會に竜娘!?〜》6鱗目:狀況説明!竜娘!
「さて、お箸折ったりお風呂ったりしたけど、そろそろ本題にりましょう。とりあえず今後の予定とか々話すね」
別にお箸折ったのは言わなくても……まぁいいや。
「お願いします」
余計な事を言われしムスッとしている僕の前で、天霧さんはどこからともなく取り出したクリアファイルからいくつか資料を引っ張り出して機に並べ始める。
なんかすっごい沢山資料出てくるけれど……あのクリアファイルは銭湯屋のテレビで見てた未來青貍のポケットみたいな、四次元クリアファイルだったりする?
「こほん、では改めて説明します。今現在貴の柄は我々が所屬する日本醫療醫科學研究協會中央本部にて保護されています」
仕事モードになったのか、天霧さんは敬語になり僕へ説明を始めた。
まず天霧さんの言う日本醫療醫科學協會。
それは現代日本の醫療機関の総本山と言われており、日本に現存する最大の民間醫療関連機関だそうだ。
そしてその日本醫療醫科學協會、略して日醫會は醫療関連機関の総本山と言われているが、それがどれほどの規模なのか詳しい業務容の全貌などは明らかではなく。
それ故にファンタジーなどない現代社會において都市伝説のネタにされることが多い。
例えば未知の生を研究しているやら。
……今実現してない?
人外を管理してそこから果を得ているやら。
…………僕が管理されてるよね?
あれ?都市伝説がリアルになってない?
「一時的とはいえ、何故このように厳重に保護しているのかと言うと、貴の存在が公に広まれば世界的な大混が予想されるからです」
まぁ……そりゃそうだよね。
「現代社會は前社會と比べ、ライトノベルや漫畫などのおかげで混はなくなるとは思いますが……なんせ世界中どこを探しても例を見たことの無い事案ですから」
あ、未知の生研究してなかった。
それどころかこんなのになったのは僕が初めての例なのか。
「混だけならいいんですが、最悪貴が拉致されたり殺されたりする可能があります」
ころっ……!
…………いや、うんそりゃそうだ、どう見ても人外だもん。怖い人は怖いよね、それなら拉致は売りとか?いやそれも嫌だけど。
「なので當面の間は私達のチームにて研究及び経過観察を行い、何らかの結果を出します。それにより貴個人の価値を手にれ、社會に貢獻の出來る存在という認識にして貴の存在を一気に表に出します」
危険なのかもしれないけれど、殺害するんじゃなくて管理した方が有益っていうようなじに印象付けするためなのかな?
……なんというか原子力発電所と似たような扱いな気がする。
「もう生え直ってますが、が変わる際に貴から抜け落ちた鱗には超高圧超高溫絶対零度下でも一切の損傷や変化なく耐えうる特がありました」
超高圧に超高溫、絶対零度でも無傷って……僕の本當に人間?いや、もう人間じゃないけれど、生きの範疇にあるのか?
僕は天霧さんの話を聞きながら、そんな事を思いつつ手の甲に生えてる鱗をつんつんとつっつく。
とてもそんな高能とは思えないが、この人がそんな噓をつく必要はないし実際に耐えたのだろう。
「これが人の手で作れるようになれば現代科學が何世代も飛ばす勢いで進歩します。ですが後幾つか何らかの業界に影響を與える発見が必要だと私達は考えています」
何世代も飛ばすって……この首とか腕にある鱗ってそんなに高能だったのか。というか、それだけじゃ足りないないんだ。
「それで短時間ですが、毎日々と検査やちょっとした実験をさせて貰おうと考えております。これは貴が貢獻しているというポイント稼ぎにもなりますが…………勿論貴の同意も必要です。どうでしょうか?」
僕はし悩んだが元に戻る手立ても無い現狀、このままだと自由にはなれないし、何より他の研究機関に捕まったら解剖されたりホルマリン漬けにされかねないという不安が過ぎり────
「やります、やらせてください!」
実験を手伝うことにしたのだった。
ーーーーーーーーーーー
「それで、どんな人達なんです?」
天霧さんの提案を承諾した僕は天霧さんに連れられ、僕を研究しているチームの人達の部屋へと案されていた。
ちなみにお風呂に一緒にったりしているに大分仲良くなった。
そのおかげで─────
「そうねー、みんないい人よ。それに昨日誰が専屬職員になるかで1時間かかったんだよー」
「あー…………」
天霧さんも隨分砕けたじになってくれていた。
仕事モードじゃないならタメ口っていうのがなんか嬉しいなぁ…………
でもそんなに時間かかるなんて、僕の擔當嫌だったのかな?
そんなちょっとした不安が頭を過ぎりしゅんとなってしまうが、そんな様子の僕なんて見ていない天霧さんは話を続ける。
「もう皆やりたいやりたいって。対象が元は男の子とはいえの子だから男の人はまずもって卻下だったのに、リーダーとかまでやりたいって言い出してたんだよー」
そんなこと無かったみたい。
というかリーダーさんは男なのか、どんな人なんだろう。ダンディなじ?それとも若いお兄さん的な?
「さて、著いたよ」
そう言って天霧さんが止まった場所は、橫に線のったSF映畫なんかにありそうな自ドアの前だった。
ここがその僕を研究するチームの人達の部屋なのかな?……なんというか────
「SFチックだなぁ……」
「やっぱりそう思う?とりあえず開けるねー」
そう言って天霧さんはシュピッとカードを通して素早く暗証番號を力する。
するとその扉は二つに割れるようにして縦にカシュッと開く。
「おぉ、かっこいい……!」
「ふふっ。このIDカードは貴も貰えるはずだよ」
「ほんとに?」
「ほんとほんと」
「やったぁ!楽しみだなー♪」
「うーん、かわいい」
そんないいお知らせを聞いて僕は思わず笑顔になってぴょんぴょんと飛び跳ねる。そしてそんな僕を天霧さんはにへらーとした顔で見ていた。
うん、自分でも分かるけどチョロいな僕!いやでもまぁ、しいじゃん?かっこよかったし。
というか天霧さんがなんか言ってた気がする。
ひとしきり喜んだ後僕は天霧さんに連れられ途中扉に翼が引っかかったりしながらもなんとかこうにかしながら部屋へとる。
そしてそんなこんなで部屋にると、し歩いた所で大部屋へと出る。
するとそこにはパソコンに向かっている天霧さんと同じような白を著た大人が7人程居た。
それを前にし、圧力すらじるようなその雰囲気に僕はおもわずしたじろいでしまう。
「リーダー、お連れしましたよ」
天霧さんがその雰囲気の中、なんというかThe普通という人に話しかける。どうやら僕の予想とは違い、普通さんがリーダーのようだ。
「おう、天霧ありがとうな」
「それじゃあ私はここで」
あ、意外と聲は渋い。
そんな下らない事を考えてる僕の橫を天霧さんは通り過ぎていこうとする。
正直1人じゃ心細いので僕は行かないでしいと思っていたが、天霧さんはそのまま僕の後ろへと歩いて行き……
僕の後ろでくるっと方向転換してリーダーさんの方へと向き直した。
「ん、ご苦労さま……ってなんで姫の後ろで止まってんだ?」
「だって専屬ですからー?」
どことなく天霧さんの聲が勝ち誇ったようなトーンだなぁ。天霧さん楽しそう。
というか姫って僕の事?
「おぉそうか……あー、それじゃあ個別の自己紹介はそれぞれ暇な時に各々でやるとして、俺は三浦俊一って名前だ。一応このチームのリーダーをしている」
「リーダーの三浦……さん」
「あぁ。これから長い付き合いになるが、早い段階で君が表社會に戻れるよう果を出せるように最善を盡くす。よろしく頼むよ」
「はっはい!よろしくお願いします!」
僕は勢いよくそう言うと、これまた勢いよくぺこりと頭を下げる。
その返事に満足したのか、僕が顔を上げると三浦さんはとてもいい笑顔になっていた。
「うん、いい返事だ。それはそうとお前ら、実が居るからってソワソワし過ぎだ」
「リーダー言わないでくださいよ!せっかく真面目に仕事してるカッコイイ大人な雰囲気出せてたのにー!」
へ?雰囲気?
「なかなかいいじだと思うぞ島。どうだ天霧」
「島さんに陣さん、どちらかと言えば怖がってましたよ?」
「あー……怖かったかい?」
「え、えーっと……はい。ちょっと怖かったです」
陣さんと呼ばれたしお疲れなじの優男といった人が僕の方を向いて聞いて來たので、し怖がりながらもきゅっと天霧さんの袖を摑みつつ僕は正直に答える。
こんな雰囲気なのかー!って怖かったよ正直、うん。あ、なんか天霧さんが顔押えてプルプルしてる。
「まじかぁ……」
「だから言ったじゃない、そんな雰囲気出すよりいつも通りしてた方がいいって」
「うっせぇ大和!それ言ってたのお前じゃなくて葉田だろ!」
「何よ島!ついさっきまで「そろそろくんじゃねぇの」って浮ついてた癖に!」
「なにおう!?」
「やる気?!」
「2人ともー?仲良くしましょうねー。ほら、この子も怖がっちゃいますよ?」
よくイメージにあるお母さん的な雰囲気のが困り顔で島さんと大和さんの仲裁にる。
そんな様子を見ていた僕に天霧さんがお母さん的な人のことを教えてくれた。
「あの人は花桜さんって言うのよ。ちょっと厳しいけどっからのお母さん気質だから甘えてあげると喜ぶよ」
「そ、そうなの?」
「そうよー」
「そうなのか……っておぉっ!?」
「だーれだ♪」
天霧さんと話しているといきなり視界が真っ暗になり、背中にらかいが當たる覚と一緒に、天霧さんより高い聲が聞こえてきた。
「葉田、まだお前の事は紹介してないんだから姫が知るわけないだろ?」
「それもそっか、ごめんねー?」
「ひっ、ひゃいっ!大丈夫れす!」
とても渋くていい聲が聞こえた後ぱっと視界が明るくなり、らかいのせいで若干噛みながらも、僕は目隠しして來た葉田という人に大丈夫だと言う。
「よかったよかった、ウチは葉田咲って言うの。よろしくねー?」
「はい、よろしくお願いします!」
「それでさっきの渋いイケボの人がそこに居る柊一さん。カッコイイおじ様よー?」
「おぉ……えっと、その、よろしくお願いします」
「はっはっは、そう張しなくてもいいさ、こっちこそよろしく頼むよ」
そう言って柊さんが頭をでてくる、なんというかおじちゃんというじの人だ。
そんなこんなでふと気づいた頃にはってきた時にあった圧力のある雰囲気は消え去り、賑やかで楽しい雰囲気になっていた。
「よーし馴染んだなー、お前ら落ち著けー」
そんな中三浦さんの言葉が部屋に響いた。
【書籍化】妹がいじめられて自殺したので復讐にそのクラス全員でデスゲームをして分からせてやることにした
僕、蒼樹空也は出口を完全に塞がれた教室で目を覚ます 他にも不良グループの山岸、女子生徒の女王と言われている河野、正義感が強くて人気者の多治比など、僕のクラスメイト全員が集められていた それをしたのは、ひと月前にいじめが原因で自殺した古賀優乃の姉、古賀彩乃 彼女は僕たちに爆発する首輪を取りつけ、死のゲームを強要する 自分勝手な理由で死んでしまう生徒 無関心による犠牲 押し付けられた痛み それは、いじめという狀況の縮図だった そうして一人、また一人と死んでいく中、僕は彼女の目的を知る それは復讐だけではなく…… 小説家になろう、カクヨム、アルファポリスにて連載しております 2月12日~日間ホラーランキング1位 2月22日 月間ホラーランキング1位 ありがとうございます!! 皆様のお陰です!!
8 178女顔の僕は異世界でがんばる
主人公はいつもいじめられていた。そして行き過ぎたいじめの果てに“事故”死した。はずだったが、目が覚めると、そこは魔法も魔物も存在する異世界だった。 *以前小説家になろうというサイトで投稿していた小説の改変です。事情があって投稿できなくなっていたので、こちらで連載することとしました。
8 192學園事件証明
整合高校の七不思議にこんな話がある。 誰も知らない不老不死の生徒が存在すると… 根倉で性格の悪いただの生徒である和鳥 野津(わとり のず)は學校で起こった數々の事件を推理する…
8 162比翼の鳥
10年前に鬱病となり社會から転落したおっさん佐藤翼。それでも家族に支えられ、なんとか生き永らえていた。しかし、今度は異世界へと転落する。そこで出會う人々に支えられ、手にした魔法を武器に、今日もなんとか生きていくお話。やや主人公チート・ハーレム気味。基本は人とのふれあいを中心に描きます。 森編終了。人族編執筆中。 ☆翼の章:第三章 【2016年 6月20日 開始】 【2016年10月23日 蜃気樓 終了】 ★2015年12月2日追記★ 今迄年齢制限無しで書いてきましたが、規約変更により 念の為に「R15」を設定いたしました。 あくまで保険なので內容に変更はありません。 ★2016年6月17日追記★ やっと二章が終了致しました。 これも、今迄お読みくださった皆様のお蔭です。 引き続き、不定期にて第三章進めます。 人生、初投稿、処女作にて習作となります。色々、突っ込みどころ、設定の甘さ、文章力の無さ等々あると思いますが、作者がノリと勢いと何だか分からない成分でかろうじて書いています。生暖かい目で見守って頂けると幸いです。 ★2016年10月29日 4,000,000PV達成 500,000 ユニーク達成 読者様の応援に感謝です! いつも本當にありがとうございます!
8 71銀狼転生記~助けた幼女と異世界放浪~
狼に転生した青年は魔神を目指す。 クラスメイト達、魔王、百年前の転移者、不遇な少女達…。 數々の出逢いと別れを繰り返しながら…。 彼は邪神の導きに従って異世界を放浪する。 これは、青年が幼女と共に歩む銀狼転生記──その軌跡である。 :楽勝展開ばかりではありません。
8 193勇者のパーティーから追い出されましたが、最強になってスローライフ送れそうなので別にいいです
ある日、精霊大陸に『星魔王』と呼ばれる存在が出現した。 その日から世界には魔物が溢れ、混迷が訪れる。そんな最中、國々は星魔王を倒す為精鋭を集めた勇者パーティーを結成する。 そのパーティーの一員として參加していた焔使いのバグス・ラナー。だが、スキルの炎しか扱えない彼の能力は、次第に足手纏いとなり、そして遂に、パーティーメンバーから役立たずの宣告を受ける。 失意の內に彷徨った彼は、知り合った獣人をお供にやがて精霊大陸の奧地へと足を踏み入れていく。 精霊大陸がなぜそう呼ばれているのか、その理由も深く考えずにーー。
8 81