《妹と兄、ぷらすあるふぁ》役不足

ある日のお兄ちゃんとねぇねの會話です。

「すみません……私には役不足でした……みたいに言ったとするじゃない?」

「それが?」

急にねぇねがお兄ちゃんに聲をかけて、お兄ちゃんが興味なさそうに相槌を打ちました。ねぇねはそんなお兄ちゃんの様子に気づいているのかいないのか、楽しそうにつづけます。

「役不足の本來の意味を考えると頭の中では『なんで私がこんな雑用しなきゃいけないのよ』みたいなはずなのよ」

「はぁ」

「つまりこれが『逆ツンデレ』ってやつよね」

「そんなことより『みたい』が多い」

お兄ちゃんがため息じりにそういうとねぇねは「そんなことってなによ」と楽しそうに言います。

「と、言うかそれでよく小説家を目指そうと思うよな」

「えっへん」

「褒めてねぇよ」

この後で、役不足について二人に尋ねましたが、それはまた別の機會に、です。

會話中心。いつか活報告で書いたやつの使いまわしです。

    人が読んでいる<妹と兄、ぷらすあるふぁ>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください