《【書籍化】俺は冒険者ギルドの悪徳ギルドマスター~無駄な人材を適材適所に追放してるだけなのに、なぜかめちゃくちゃ謝されている件「なに?今更ギルドに戻ってきたいだと?まだ早い、君はそこで頑張れるはずだ」》176.驚異

【★☆★読者の皆様へのお知らせ★☆★】

あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。

最後まで読んでくださると嬉しいです。

魔王ドストエフスキーは、驚愕をじ得なかった。自分は魔神、最強の存在だった。

だがそこに、勇者、そしてアクト・エイジが現れコテンパンにされる。

復讐のため、自由と尊厳を対価に手にれたはずの、最強の力……。

しかしそれをもってしてもなお、目の前の人間は倒れない。

「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

片腕を失っても、どれだけ窮地に追い込まれても……ローレンスは諦めず立ち向かってくる。

寒気すら覚える、意志の強さだ。

その向かってくる瞳の奧に、一番、嫌いなやつの姿が映っている。

「あくと……エイジぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」

そう、ローレンスは人類の平和、そして育ててくれた師への恩返し、その二つをもって前に進む力にしている。

ローレンスは、ただの孤児だったと聞く。そのまま埋もれて、消えてしまっていれば……人類は容易く、魔のものたちの、自分の手に転がり込んできたのだ!

それを……あの男が。

アクト・エイジが、ゴミ捨て場から拾い、才能の原石を磨いて、特級品の寶石へと昇華させたのだ。

そう……

今、自分の野を打ち砕こうとしているのは、勇者ではない。

「アクト……えいじ……アクト・エイジぃいいいいいいいいいいいいい!」

ローレンスの攻撃をさばきながら、ドストエフスキーは悔しくてぶ。

あの男さえいなければ、もっと早めにつぶせていれば……。

勇者パーティよりも、ローレンスよりも。

才能の原石を拾い上げて、自分のとせず、世界にその輝きを無償で還元する。

さらに、超越者たる天羽をも倒してみせる。

そんな人間が……一番、恐ろしかった。ただの人間が、そんなことできることのほうが……異常なのだ。

【★とても大切なお知らせ】

新作の短編投稿しました!

タイトルは、

『異世界を行き來できる俺、現実でも無雙できるけど田舎でスローライフする~30歳の誕生日に冤罪で會社をクビになったが、田舎の祖母の家で異世界への扉を発見。異世界で無雙し現実で働かず趣味に興じる~』

ページ下部にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!

リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。

https://ncode.syosetu.com/n5292hx/

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