《【書籍化】俺は冒険者ギルドの悪徳ギルドマスター~無駄な人材を適材適所に追放してるだけなのに、なぜかめちゃくちゃ謝されている件「なに?今更ギルドに戻ってきたいだと?まだ早い、君はそこで頑張れるはずだ」》177.逃亡

【★☆★読者の皆様へのお知らせ★☆★】

あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。

最後まで読んでくださると嬉しいです。

超勇者VS魔王も、大詰めになってきた。

勇者の放つ斬撃が、魔王のを切り刻んでいく。

魔王は焦った、このままでは塵となり、消えてしまうだろうと。

斬撃をけて、分裂する。

だが魂を切り分ける行為をくりかえすたび、そのに宿る自我が、薄くなってきている。

つまり、小さくなればなるほど、自分という個が消えてしまう。

徐々に小さくなっていく。消滅の危機を前に……。

ドストエフスキーは……決めた。

勢を立て直そうと。

「む!」

カッ……! とドストエフスキーのが輝く!

どがぁあああああああああああん!

「なんだね!? 自!?」

ウルガーが驚く一方で、魔法使いイーライは首を振る。

「違います! 逃亡です! 自はフェイク!」

の一部を、分裂ではなく発させた。

そうすることでさらに細かくする。

あまり小さくすると自分を失う。

だから発する前に、一つのオーダーを、細胞達に出したのだ。

すなわち、一度見えなくなるレベルでこなごなし、再集合することと。

薄れ逝く自我のなか、ドストエフスキーは悔しい思いをしながら逃げる。

今は調子載るがいい、人類。

だがいずれ、必ず復讐に來る……!

「そうは!」「させない!」

魔法使いイーライが、結界魔法を。

治癒師ルーナが、その補助を。

最後の力を振り絞り、ふたりは鳥かごのように、周囲を包む結界を張っていたのだ。

「ばかな……! なぜ……気づいた……!」

驚くドストエフスキーをよそに、にやり……とイーライが笑う。

その手には、1つの魔道が。

『貴様の淺い考えなど、俺にはお見通しだ』

「! そ、の……こえ……はぁ……!」

発によって、自我がほとんどなくなってきた。

でも……忘れたくない、その聲は。

「あくと……えいじ!」

『隨分と苦戦してるじゃないか、ドストエフスキー』

そう、天羽からの魔力供給が途絶えたということは、アクトが勝利したということ。

片をつけたアクトが、通信用の魔道を使って、イーライに指示を出していたのだ。

『卑怯者の貴様のことだから、自して逃げる。そうイーライたちに指示を出して置いたのだ』

「ち、くしょぉ……ちく、しょぉお……」

最後の最後まで、この悪徳ギルドマスターに、邪魔をされるなんて。

『長かった。だが……これで、ようやく仕舞いだ』

【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】

新作投稿しました!

タイトルは、

『【連載版】異世界を行き來できる俺、現実でも無雙できるけど田舎でスローライフする~冤罪で會社をクビになったが、田舎の祖母の家で異世界への扉を発見。異世界で無雙し現実で働かず趣味に興じる~』

ページ下部にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!

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https://ncode.syosetu.com/n6099hx/

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