《【書籍化】俺は冒険者ギルドの悪徳ギルドマスター~無駄な人材を適材適所に追放してるだけなのに、なぜかめちゃくちゃ謝されている件「なに?今更ギルドに戻ってきたいだと?まだ早い、君はそこで頑張れるはずだ」》178.怪、ふたり

【★☆★読者の皆様へのお知らせ★☆★】

あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。

最後まで読んでくださると嬉しいです。

魔王と勇者の最終決戦。

魔王ドストエフスキーは逃亡を図るも、アクトの先読みにより、結界に閉じ込められることになった。

「もう逃げ場はないぞ、ドストエフスキー!」

片腕を失い、さらに左目が潰れ、はもうボロボロ。

ソンな狀態にあっても、超勇者ローレンスは笑っていた。

むしろ、いつもよりもうれしそうに。

その瞳は爛々と輝いていた。まるで、希そのもののように強く。

「この結界は、おれとおまえ、どちらかが完全に死ぬまででれない! そう、イーライが構築した結界だ!」

「き、さま……正気か……? 死ぬまで外に出れないのだぞ?」

「うむ! だが問題ない!」

片腕だけで大剣をにぎって、その切っ先を魔王に向ける。

「おれは今、ここですべてにけりをつける!」

ドストエフスキーは恐怖すら覚えた。狂気にも似たが、ローレンスにはある。

「ばけ……ものがぁ……」

死ぬまででれないと知ってなお、彼は笑っているのだ。

だがローレンスはを張ってうなずく。

「そう……おれは、化けだ! 師が、そして仲間がいなければ、な。そして魔王である貴様がいなければ、な!」

ローレンスが大剣を擔ぎ上げる。

「おれは一人じゃない。おまえを含め、みんながいて、勇者をやっている! 勇者になれているだけの、化けよ!」

ローレンスは理解してる。

もし、いとき、アクトに拾われていなかったら。

この力を、間違った方向に使い、魔王となっていたかも知れない。

そんな自分を、化けではなく、英雄として導いてくれたのは……。

間違いなく、アクト・エイジのおかげだった。

そして、人類のために戦う仲間がいて、人類の敵がいて、はじめて彼は勇者たりえる存在となった。

「おれはすべてのものに謝している。おまえもだ、ドストエフスキー。だからこそ……!」

ぐぐっ、とローレンスがをちぢめ、力をためる。

「おれはおまえを完全に滅する! 同じ化けとして!」

「う、うああああああああああああああああああああああああああ!」

大剣を片手に襲い來るローレンスに……魔王は、本気で恐怖したのだった。

【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】

新作投稿しました!

タイトルは、

『【連載版】異世界を行き來できる俺、現実でも無雙できるけど田舎でスローライフする~冤罪で會社をクビになったが、田舎の祖母の家で異世界への扉を発見。異世界で無雙し現実で働かず趣味に興じる~』

ページ下部にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!

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https://ncode.syosetu.com/n6099hx/

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