僕が、目覚めると、僕の橫に、彼がいない。

僕は、部屋を見渡し、バスルーム、トイレに人の気配がない事に気づく。

僕は、焦った！

彼が消えた！

一緒に朝を迎えると思っていたのに、僕は、ひとりラブホテルの一室で佇んでいる。

すると、突然、君が部屋にってきて、こう言った。

「ヒロさん、助けて！」

「ヒロさん、助けて！」って

ベットの布団の中に潛り込んだ。

僕は、そんな君を、ただただ見つめているしか出來なかった。

數分後、君が顔を出し、こう言った。

「取り立て屋に、しつこく、電話で脅された。」と

「怖いよ、ヒロさんしか頼る人いないよ。」

「私をひとりにしないで」と

僕は、ベットにいる君に寄り添い、そして、強く抱きしめた。

君のは、冷たく、そして、震えていた。

僕たちは、を溫め合うように、眠りについた。