《『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……》設定1 「存在値と戦闘力について」「センの軌跡」

設定1

【 存在値 】

レベルが底値となり、それより下にはならない。

評価対象が、レベルだけではない値。

使用できる『魔法』・『グリムアーツ』、また、その他スキル諸々など、

そのキャラクターの『ステータス』に関する全てをひっくるめた『総合評価』。

【 戦闘力 】

仮に、存在値100同士が闘ったらどっちが勝つか。

その指數が戦闘力。

運・調・相で変化するので一概にはいえず、數値化が難しいという設定。

【 閃せん 壱番えーす 】

地元で一番頭の悪い公立高校で學年主席だった、苗字もろともキラキラネームの高校生。

偏差値ゲロカスのくせに校則だけはやけに厳しい公立高校だったため、もちろんバカばっかりだが、ヤンキーはなかった(ゼロじゃない)。

友達はつくらない方針で、晝食などをわれても正式に拒否する。

ネット小説が大好きで、晝休みなどの開いた時間もスマホでネット小説を読んでいたため、友達とダベっている暇などはなかった。

ある日、トラックに轢かれて転生。

最初の一回目は、特にチートなどなく、

実力のみでどうにか冒険者としてりあがっていった。

二回目以降は、能力を引き継いでいるので、基本的には常時無雙狀態。

八回目に転生した『超最上級世界(第2アルファ)』は、冒険者の平均存在値が『100』を越えていて、世界最強の超魔王に至っては存在値が破格の『820』という、なかなかイカれた世界だった。

仮に普通の日本人が転生したら、ある程度のチートを持っていても、生存率はかなり低いという、兇悪な地獄だったが、既にある程度の力を確保していたので、必死に食らいつく事で、どうにか超魔王を倒し、頂點に立った。

十五回目の転生で、『認知の領域外』に隔離されている『神の世界』に転生し、生としての限界を突破する。

『神化』や『真覚醒闘気』などの、バランスブレイカーなパワーアップシステムがどんどんインストールされていき、存在値がインフレしていく。

七十回目の転生で、また『神の世界』に舞い戻り、最上級の神々とも手合わせするようになる。全世界で唯一『究極超神化6』という、『一分限定だが、存在値を、天文學的數字にまで押し上げられる無敵技』をマスターし、神の頂點に立つ。

七十五回目の転生で、自分がカンストしている事に気付き、そこからやる気が一気になくなる。

センは、典型的な、『レベルMAXになった途端に飽きて、クリア直前だろうが関係なく投げだしてブック○フに売りにいく系ゲーマー』だった。

ちなみに、バフを何も積んでいない『素存在値』のカンストは『3000』。

存在値は『神化による強化』も勘定にいれるため、プロパティアイで見通した際のセンの存在値は『17兆』なのだが、通常時のセンのスペックは『存在値3000相當』という事になる。

バフりまくる事で、瞬間最大存在値を17兆まで持っていく事ができるが、

その狀態はメチャメチャ疲れる上、一分しか持たない。

ちなみに、神の闘いで、そうそう上手くバフる事はできない。

究極超神化6は使用するのに五分間の『完全神集中』が必要。

そんなもん戦闘中に稼げる訳がない數字。

つまり、正々堂々のタイマンだと、実は死にスキル。

仮に、MAXまで覚醒できたとしても、敵が究極超神の領域にいる者であれば、一分逃げ切るくらいは出來るので、やっぱり死にスキル。

なので、

數千億 VS 數千億

という狀態での長期戦闘が、神々の闘いの基本となる。

どのタイミングでどのバフを積むかなどの計算が勝利の鍵になっていき、

最終的には、ほとんどジャンケンと変わらなくなる。

ゆえに、頂點までいくと、闘いが、クソつまらなくなる。

たとえれば、

『三日間くらい、ひたすらジャンケンをやり続けて先に一萬勝した方が勝ち』

みたいなもの。

――楽しい訳がない。

九十回目以降の転生。

それまでは、なんとか、様々な事をして暇を潰していたが、流石にやる事がなくなる。終わり方を真剣に探しだすものの、何をしても、天命をまっとうした後は、違う異世界に転生してしまい、絶する。

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