《『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……》82話 ゴミばっかりやないか!
82話
「そいつは俺の思い出だ。俺の基礎となったEXP。そのソウルレリーフ。所詮はただの低位スライムだから、大した力はないが、捨てるに捨てられなくてな。ちょうどいいから、貸してやる」
「いや、あの……なんにも説明になってへんのやけど。分からんあたしが悪いん? いや、絶対にちゃうと思う」
「面白いスライムを貸してやると言っている。魔王化とメタル化を施してあるから、狀態異常と魔法はきかない。つい、ノリで神格化させちまったから、現世ではかなりの制限をけるが、エックス……この世界でなら充分に使えるだろう」
「狀態異常も魔法も無効化て……ヤバい能のスライムやな。ほんまに、異世界モノのスライムは優遇されとるわ」
「火力が低いから、チートって訳でもないがな。盾としてなら、まあまあ使えるはずだ」
「ふぅん……で、この90以上でもらえる『スリーピース・カースソルジャー』って?」
「ちょうど、いつ、消滅させようかと悩んでいた産廃だ」
「いや、だから、説明になってへんねんて。てか、出目90以上っていうたら、バリバリのジャックポットやのに、産廃おしつけられるってどういうことやねん」
「俺からすればゴミというだけで、『この世界でなら、まあまあ使える兵士』を、三も召喚できるようにしてやると言っているんだ。文句を言われる筋合いはない」
「おぉ、召喚獣なんや。ええなぁ。ロマンやなぁ」
シグレは、そんな事を言いながら、リストをパラパラとめくり、先ほどチラ見しただけの『最大値を出した際に貰える項目』をジックリと確認する。
「この、ウイング・ケルベロスゼロ(EW)って何? なんや、白い翼が生えてて、ものすごいゲロビを撃ちそうな名前やけど」
「まったく使わなくなって久しいが、それなりに著があるから、捨てるのもどうかなぁっと思っていたオプションだ」
「また説明になってへん……ってか、ゴミばっかりやないか。あんた、あたしをゴミ箱扱いして、所持品の整理整頓しようとしてるやろ!」
「一応、能はそこそこの飛行オプションだ。そいつも神屬がついているから、現世では制限をけるが、まあ、チートと言って差し支えないだろう」
「え、もしかして、空とべるん? うわうわ! 流石、異世界! あたし、空を自由に飛ぶんがランキング38位の夢やったんよ」
「……夢いっぱいだな」
「あ、でも……102を出さな、コレは貰えへんのかぁ……厳しいなぁ……」
「空を飛ぶだけなら、他にもいくらでも方法はある。……さて、質問タイムはそろそろ終わりにしよう。で、どうする? この勝負、けるのか、けないのか? 今なら、まだ、ギリギリ、帰ることもできるが?」
「やるに決まっとる。見たところ、50以下を出した時の條件が、結構ヤバめやけど……そんなもん、引く理由にはならへん」
「了解。じゃあ、振れ」
「よっしゃぁ、いくでぇ」
袋をまわして、ジャラジャラと音をならす。
そして、一気に、袋の口を下に向けて、17個のサイコロを投下した。
―― アリア・ギアス、発 ――
『本來のスペック』を封印し、
複數の『レッドスペシャル』を発現させ、
『全スキルを削除』する。
その代わり――
『 ―― DアイデンティティのCNSへのアタックを知。
Ωアーカイブへの接続。遮斷されました。
GIKコードの解析。IOL。強制切斷されました。
再コール。
再コール。
――接続不能になりました。
///再コール不可。
覇雙煉我はそうれんがを突破されました。
全探知プログラム強制ダウン。
――――――MM式GTA展開→抵抗されました。
反逆モードに移行します。
五次元乖離システム発。
対処されました。
――エグゼコア、メルトダウン。権限を奪われました。
申し訳ありません――主よ――せめて――ログだけ――でも―― 』
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