《顔の僕は異世界でがんばる》恨みを抱く26
ヨナを連れ歩くことには同意したけれど、僕は條件を付けた。
それは、ある程度戦えるようになること、それから僕の指示には従うことだ。
正直なところ、病み上がりのヨナを連れ歩くのは不安でしかなかった。
けれど、あんなに真剣に頼まれたら、頷くしかなかった。
それで今日、僕たちはまず防を手にれるため、例の中古店に來ている。
アレックスのところには今日のきを見てから武を決め、まとめて頼みに行く予定だ。
ヨナはし不満そうだったけど、それらが完するまでは連れ歩かない。
ということで今日買うのはほとんど使い捨て同然の裝備品ってことになるけど、ケチるつもりは一切ない。
金よりも何よりも、ヨナの安全が第一だ。
ヨナはドレスローブのところにいる。
どう考えても近接戦闘向きじゃないので、というか近接戦闘なんてやらせたくないので、魔法使い向けの裝備にしようと提案したのだ。
となると、師匠が必要になる。
とてもじゃないけど、僕は魔法を教えられない。
だってスキルで自的に使えるようになっただけだし。
そこで依頼したのがカリファだ。
なんだかんだ面倒見がいいカリファは、渋る様子を見せながらも了承してくれた。
ヨナはドレスローブ売り場のところで棒立ちしている。
そこにカリファが、これでもないあれでもないとドレスを持ってはあてがっているのだ。
「うーん、これもアリ。でもさっきのもアリねー」
というかあれ、完全に著せ替え人形にして遊んでるだろ。
能とか度外視してないか?
結局決まったのは、優に一時間もしてからだった。
「どーだおチビ。めっちゃ似合ってるでしょ」
「なんでカリファが得意げなんですか」
試著室から出てきたヨナは、どこかの貴族様が著ているような、黒いドレスを著ていた。
なんというか、ヨナの見た目が人間離れしてきれいなこともあって、アンティーク・ドールのようにも見える。
ヨナはちょっと申し訳なさそうにしていた。
「でも、いいんでしょうか? これ、すごくお高いみたいですし……」
「なに遠慮してんのよ。男には貢がせてなんぼなの。それにこのガキがどんだけ稼いでるか知ったら、きっとどうでもよくなるわ」
「だからなんでカリファが……まぁいいや。ヨナ、それくらいなんでもないから気にしないで」
「でも……いえ、ありがとうございます。大事に使わせていただきますね」
ヨナは納得していないようだったけど、それでもすぐに笑顔になりお禮を言ってきた。
武屋でもよさそうな杖をカリファに見繕ってもらい無事裝備を整えた僕らは、町を出てすぐの平原に來ていた。
カリファが言うには、ここなら雑魚しか出ないし、今の裝備なら何があっても命にまではかかわらないそうだ。
念のため『群化』させた百匹のアプサラスを平原一帯に散會させ、ヨナの近くにピクシーをスキル<配下進化>で進化させた『ハイ・ピクシー』を三配置した。
見た目はピクシーとほとんど変わらないが(し紫がかったを発してるくらい)、ハイ・ピクシーは治癒魔法も使え、戦闘力も高い。
この辺の魔すべてが襲い掛かってきても、一匹で軽く殲滅できるくらいには強いだろう。
カリファは呆れたようにこちらを見てきた。
「あんた、いくら何でも過保護過ぎない?」
「ヨナは病み上がりなんですから、これくらい當然です」
何かあったらどうするんだ?
本當ならレッド・ドラゴンを何か呼びだしてもいいところを、一応抑えているんだぞ。
「オーワさん、お気持ちはありがたいですけど、私はもう元気なので大丈夫ですよ?」
「いや、外は危険だから、用心するに越したことはないよ。あぁそうだ、上も守らなくちゃ」
ドラゴンはまずいから、ワイバーンでも召喚して……。
「はいはい、もう勝手にやってなさい。それよりヨナ、早速始めましょう」
「え? あ、はい……」
こうしてカリファのスパルタ教育が始まった。
今日の教育は半日で切り上げ、僕たちはアレックスのもとを訪れることにした。
切り上げた理由は、ヨナの魔力が限界だったから、じゃない。
カリファが興したように、道中何度も言ったことを繰り返す。
「ヤバいわよ、マジヤバ!! あんたのこと天才だと思ったけど、この子は次元が違うわ!!」
「あ、ありがとうございます」
ヨナはもう何度目になるかわからない稱賛を浴び、若干辟易したように苦笑いした。
「カリファ、それ何度も聞いたから」
「いや、わかってない! 今からでも遅くないわ。絶対王都のちゃんとした専門學校に通わせるべきよ! お金ならあんでしょ? こんなところでこの才能を腐らせちゃダメよ!」
「いえ、私は……」
まぁ、カリファがここまで興するのも無理はないと思う。
それくらい、僕から見てもヨナの魔法の才能は常軌を逸していた。
たった半日。
それだけの時間でヨナは、火、水、風、土、雷の魔法すべての基礎をマスターして見せた。
しかも、カリファが教えたのは火魔法の基礎だけで、あとはそれを応用したらできたと言うから驚きだ。
僕もカリファもそれを聞いて、もしかしたらと思ってやってみたけど、當然そんなことできるはずもなく、後半は僕たちがヨナからコツを教えてもらっている始末。
ヨナはなぜできないのか不思議そうにしていた。
「でも、そうですね。ほかにどんな魔法があるかは、ちょっと気になります」
「でしょ!? ならそうね、あとで私のとこ來てくれる? 持ってる本全部貸したげる!」
心配しただけ損だったかな。
今まで行ったところくらいなら、問題なく連れまわせそうだ。
一週間が経ち、ヨナの裝備が整った。
防の見た目は全く同じで、特筆することもないが、杖はカリファの異常なこだわりにより、相當なものが出來上がっている。
使われている魔石は、先の戦いで手にれたカオス・ドラゴンのを核にクリムゾン・ワイバーンのを加え、芯にはカオス・ドラゴンの髭を採用。
アレックスも相當神経をすり減らして調節を加えたため、いつもの何倍も時間がかかってしまったと言っていた。
『今までの杖の常識を覆す、異次元の能だ』
これはけ取る際に、アレックスがを張って豪語した言葉だ。
リュカ姉はともかく、マルコでさえあの筋達磨のことは信頼しているし、これは噓ではないだろう。
ヨナ自も、すでに異次元の存在になっていた。
魔法のほうは、カリファから借りた本に書いてあることほぼすべてマスターしていて(その中には伝魔法と呼ばれる類のマイナーなものもあるため、これは異常なことだ)、威力も、全力を出せば大災害になるであろうレベルにまで上達している。
できないものと言えば、洗脳魔法くらいだろうか。
正直、召喚魔法と<王の力>がなければ、僕でさえ到底太刀打ちできそうにない。
なお、そこに至るまでかかった時間はわずか二日。
そのあとは護用の近接戦闘を教え込んでいた。
さすがに運能力のほうは、長い間けなかったせいもあるのか散々な有様だったけれど、それを補うを彼は見つけてしまった。
強化魔法、とでも呼ぶべきものだ。
けれどこれは伝魔法と呼ばれるほどマイナーな魔法らしい。
本によると、電魔法でを刺激して筋の収を強制的に高速、かつ強力にしたり、それで痛んだ繊維や関節を瞬間的に治癒魔法で回復させたり、風・水魔法で表面をコーティングして化させたりといった、いくつもの魔法を高速、かつにることで初めて為しえる、奇跡的なもの、とのことだ。
ヨナは『痛いからあんまりやりたくない』と言ってたけど、それでも長年苦痛に耐えてきたヨナにとっては、大したことはなさそうだった。
強化系のスキルはの質によるもの、いわば能力のようなもので、魔や魔人の中には使えるものも多い。
王の力も似たようなものだ。
それに対して一時的に能力を上昇させる魔法は難しいようで、いわゆる『バ〇キルト』や『ピ〇リム』といったような支援魔法の存在は、まだ聞いたことがない。
そもそも強化魔法のような高度な魔法は、覚的な部分によるようで、僕にはヨナに教えてもらった原理がさっぱり理解できなかった。
そういえば、僕はスキル<解放>でスキル<強化>を解放したはずなんだけど、これってつまり、先天的なスキルを後天的に手にれたってことになるのか?
う~ん。なんか納得いかないけど、<解放>も<王の力>みたく、よくある異世界人限定チートスキルってことならあり得るか?
どうだろう?
まぁいい。
とにかく、それによりヨナのきは、その膨大な魔力によってある程度は強化可能になってしまい、近接戦闘ですら勝てる気がしない。
技は上なのに、筋力で年下の病み上がりに負けてる……。
えぇえぇ、そりゃあ落ち込みましたよ。
でもこの程度で砕けてしまうほど、僕のハートは弱くない。
喧嘩で子に泣かされるとか日常茶飯事だったし。
それでも不登校にならなかった中坊の頃の僕、マジ鋼のメンタル。
……とにかく、これならあそこに連れて行っても大丈夫だろう。
ヨナを連れて町の外に出て、いつものようにワイバーンを召喚すると、ヨナは嘆の聲を上げた。
「これがワイバーン……あの時の!」
あの時、ルーヘンからヨナを救い出したときか。
「かっこいいでしょ?」
「はい、とっても」
ヨナの近くで、ワイバーンは乗れとばかりに首を垂れる。
僕はいつものようにそこへ飛び乗り、惚けているヨナに手を差しべ引き上げる。
「よっ」「きゃっ」
ヨナは相変わらず軽く、スキルを使わなくても持ち上げるのは容易かった。
でもあの時のように、空っぽ、ってじじゃなくて、しっかり存在がある。
それに前に座っているヨナからは、溫も伝わってきた。
けれど的なものは一切じない。
親、っていうのだろうか。母親に接するときに近いというか。
ただ、無に僕を安心させた。
指示を出すと、ゆっくりワイバーンが首を持ち上げ、
「準備はいい?」
「はいっ」
まるでお姫様を運ぶかのように、一際丁寧にワイバーンは離陸を始めた。
空の旅は快適そのものだった。
思った以上にヨナには度があり、初めての飛行にもかかわらず、特に怖がる素振りはなかった。
いや、興してそれどころじゃないってじだな。
ヨナが両手を広げて天を仰ぎ、ん~っとびをする。
勢を崩して落ちてしまわないように、僕はし構えた。
「ん――っ。お空ってこんな気持ちいいんですね!」
「ははっ! そうでしょ」
「もう、最高です! あっ、見てください! 町があんなに小さいですよ? なんか、可らしいですね」
指さす方には、港町<ミスナー>があった。
もうここまで飛んできたか。
「ね、おもちゃみたいだよね」
「なんて町ですか?」
「あれは港町、<ミスナー>って言って……」
「あぁ! オーワさんが救った町ですね!」
「んー、マルコやカリファも、だけどね。マルコのやつあそこでもたくさんのの人をナンパしててさ、カリファが激怒しちゃって大変だったんだよ……ヨナ?」
「……」
ヨナから返事がない。
どうしたのかと様子を窺うように斜めにを乗り出すと、ヨナはまっすぐ前、海を凝視していた。
「どうしたの?」
「あっ、すみません! その、あれが海、なんですね」
「そうだよ。海、初めて?」
「はい……こんなに、大きいんですね……」
ミスナーから先の海には視界を遮るものが一切なく、ただ水平線が広がっていた。
初めてでなくても圧倒される景だ。
ヨナが呆然としてしまうのも無理はない。
「あの向こうには、何があるんですかね?」
「うーん、行ったことがないから何とも言えないけど、先には魔大陸があるはずだから、魔人とかとんでもなく大きな魔とかがいるんじゃないかな」
「魔大陸……」
そのつぶやきが何を表しているのか、僕にはわからなかった。
興味からなのか、ただつぶやいただけなのか。
ただなんとなく、その先に焦がれているような雰囲気をヨナからじた。
ヨナが興味ありげだったので、近くの浜辺に降り立った。
彼は波打ち際にちょこんと腰を下ろし、興味深く海水を観察している。
「変なにおいがしますよ?」
「の香りって言うんだ。舐めてみな?」
ヨナは言われた通り指をちょんとつけ、口へ運ぶ。
舐めた瞬間、ヨナの目が✖の字みたいにくしゅくしゅになった。
「~~~~っ!!」
「はははっ、しょっぱいでしょ?」
「これは……飲めないですね」
「うん。こんなにきれいなのにね」
「冷たくて気持ちいいのに……これでおいしければ完璧でしょうに、なかなか全部は揃いませんね」
「?」
ヨナが言うことは、たまによくわからない。
三十分ほど散策してから出発し、しばらく海沿いを遊覧した後、今度はそのまま北上し、鉱山地帯を目指した。
森を抜け、草原を抜け、目の前には荒れ地が広がる。
「ここは<ウィヴァン荒野>で、あそこが<ジラーニィ>、鉱員たちの町だ」
「オ、オーワさん、では、あれは……?」
ヨナが指さす先には、いつぞや駆除したはずの害蟲、ファットテール・スコーピオンの群れがいた。
あの不気味なフォルムがうじゃうじゃと列をなしている様子は、まだ距離は相當あるはずなのに、それでも悪寒が走るほどのキモさだ。
それにしても、以前駆除したはずなのに、沸くの早過ぎじゃないか?
「あれは<ファットテール・スコーピオン>って言う、強い毒を持った害蟲だよ。
とにかく、見ちゃだめだ、ヨナ。目が腐る……」
「……そ、そうですね」
この先には特に何もないし、東へ向かおう。
し東へ行くと、山がいくつか見えてくる。
ヨナはそのうちの一つになぜか注目し、指さしてきた。
「オーワさん、あの山……」
「ん? あぁ、あそこがリュカ姉と採掘に言った鉱山だよ。火山でもある」
「鉱山……」
海の時と同じ反応だった。
ヨナは興味を示しているようだ。
「行ってみる?」
「はい」
ヨナの返事を聞き、僕らは麓へと向かった。
銀河戦國記ノヴァルナ 第2章:運命の星、摑む者
『銀河戦國記ノヴァルナ』シリーズ第2章。 星大名ナグヤ=ウォーダ家の新たな當主となったノヴァルナ・ダン=ウォーダは、オ・ワーリ宙域の統一に動き出す。一族同士の、血縁者同士の爭いに身を投じるノヴァルナ。そしてさらに迫りくる強大な敵…運命の星が今、輝きを放ち始める。※この作品は、E-エブリスタ様に掲載させていただいております同作品の本編部分です。[現在、毎週水曜日・金曜日・日曜日18時に自動更新中]
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