《異世界を追い出された俺は──元の世界でハーレム作りに勤しみます【凍結】》俺は人間を辭めるぞぉっ、ジョjo((毆

1年くんは張からか何度も転けそうになるも、なんとか堪えて踏ん張って、3位という順位を走っていた。

辛くも2位の奴を抜けずに殘り一周。

次の走者である俺は、側から3番目に立った。

シンと靜かになった頭が考えた。

あれ、さっき、9割の力で闘ってくるぜ、とかカッコ良く決めなかったっけ?

俺が9割も出しちゃったら、観客どころか育館どころか校舎どころか地球の四分の三吹き飛ぶわ!

そーだな、出せる範囲の力の中での9割だ。

吹寄に、1位でバトンを手渡そうじゃないか。

後ろから迫ってくる1年くんの位置を把握。

ばされた腕の先からバトンを奪い取った。

一秒、二秒、三秒、四秒。

「うぇーい」

1位だったのは、もちろん俺です。

吹寄の唖然とした顔に心疑問を浮かべた。

え?

今、すっごい分かりやすく走ったよ?

「おおっと! 3年2組の勝鬨選手がもうスタートラインに戻って來ていますわ!? 先程、殘像が3度程見えたが、これは一!? あ、そこの放送委員の生徒さん、勝鬨選手にマイクを渡してもらえます?」

ささっと差し出されたマイクを見るに、解説しやがれということだろうか。

……ふっ、仕方が無い。

めっちゃ親切な奴として有名な俺が解説をれようじゃあないか。

「俺ってば走るの速いからさ、本気出すと殘像すら殘らないんだよ。で、違反だフライングだレッドカードだクレジットカードだとか言われたくないんで、半周ごとにみんな俺を目視出來るくらいまで速さ落としたってわけ。おけ?」

「え、先輩ってホモ・サピエンスじゃなかったんですか?」

「え?」

ここは、"勝鬨くんかーぁっこいいー!"ってなるシーンでは?

〜*〜*〜*〜*〜

最近、スマホ上の口癖が「ふぁー」と「うぇーい」のBeaterです。

ちょっと見ないうちに神様數が増加していて歓喜による悸が抑えられません(笑

なんか、メインヒロインが吹寄になって來てて、心配。

語流すら放送で喋ってるのに、龍生はどこ行ったー!?

ではまた次回、ごきげんよう。

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