《異世界を追い出された俺は──元の世界でハーレム作りに勤しみます【凍結】》奴は……

どうしようどうしようどうしよう以下略。

害はない。

それはもう、ミジンコほども。

だが、俺は騒めく観客ギャラリーたちをどうこうもできない。

何故なら、またまたシリアスな考えに浸っていたからだ。

人さんではあるけれど、そもそも命懸けの逃走中が始まった原因が彼である。

何もじるなというのは土臺無理な話だった。

いやね、あんたの所為で! なんて、頓珍漢な詰なじり方をするつもりは全くもってないのだが、どうしたものか。

この後。

シークレット競技と銘打ったこの競技をどう終わらせれば後腐れがないのか。

無い頭を絞っての仕方がないので、語流に尋ねる。

「おーい。召喚できたぞー」

これまでの會話容をバッサリ切り落とした。

「あ、じゃあ火矢さんの番ですね」

あっちもこそぎ踏み倒した。

その返答に満足し、元魔王の襟を引っ張り橫にずれて龍生へ場を譲り渡した。

この気弱人は後で送り返そうそうしよう。

「あ"あ? やっと出番だって? いつまで待たすんだよ火炙りにするぞ」

悪魔が霞むほどの暴言に元魔王がこまる。

ておい。

一般人に、んなに恐怖しててよくおめおめと魔王になれたな。

龍生が勇者より兇暴であるのは認めるが。

お手並み拝見……ええええええ ︎

何だそれ反則ぶち破って不可能だろ ︎

龍生は、俺の作った陣を右腕で貫いた。

つまり、校庭の地面を毆りつけた。

確かに、理屈上は間違ってはいない。

召喚陣は相手を異世界から來られるようにする為のゲートである、と捉えれば、だ。

だが基本は一方通行。

あちらからこちらの移のみ。

だったと思う。

龍生の腕がズブズブと上がっていくのを見て、そんな常識は真っ二つでは済まないくらいこなっごなにされてしまった。

マジで何か連れて來ちゃうの?

「おいこらてめえ重いつってんだ! あ"あ ︎」

言ってねえよ。

まごう事なきマグロの一本釣りで人が飛んだ。

しかし、無事著地。

何メートル飛んだかなー今の。

等現実逃避をしながら目を遣って凍りついた。

あいつ、俺の

パーティーメンバーじゃね?

つい手がってそこらに落ちていた小石を投げてしまった。

當たれば簡単に頭蓋を割るそれを、奴は眼前でキャッチする。

「ここ何処っすかね〜。オレ、魔王軍とやり合ってた筈なんすけど〜」

辺りを一通り見た奴は俺に焦點を當て、口をかした。

あれま、元勇者さんでは?

お久しぶりっす。

〜*〜*〜*〜*〜

ソードアートオンラインがさいっこうです。

毎話毎話発狂してますわ。

今期はアニメが作でリア充オタ充してまs((

短いですねすいません。

小テストの多さに目眩が...噓です。

近々書くのでまた次回。

ごきげんよう!

    人が読んでいる<異世界を追い出された俺は──元の世界でハーレム作りに勤しみます【凍結】>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください