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平和だった日々は、ある日、あっという間に崩れ落ちた。風上聖菜という、1人の転校生によって。

ああ、無かな。なんだってこうなるかなー･･･。

なんて、頭を抱えながら起きたものだから、部屋のドアに頭を思いっきりぶつけてしまった。鈍く、重い痛みに、さっきよりさらに頭を抱える。こんなんで俺、やっていけるのだろうか･･･。

なんて思っていたが、現実は余りにも非だった。

家のドアを開け、理子を起こし、學校にむかう。ここまではいつも通りなのだが、ここからは、いつもとは大違い。昨日の十字路のところに、居た。アホの子代表 風上聖菜が。

「おはよう！大和くん！」

「あぁ、おはよ」

「オハヨウゴザイマス、セイナサン。」

「オハヨウゴザイマス、リコサン。」

2人はまだ、いがみ合っている様子だった。なんなんだろうか、本當に。仲良くしてしいところである。

あと5分もすれば學校、というところで、俺は一人のに出會った。黒髪ロングで、巨の子だ。男3人に囲まれている。どうやら、ナンパされているようだった。

ここでまたも俺は、助けてやろうと思ってしまったのである。理子と聖菜に「すまんが、先行っててくれ。」とだけ伝え、の元に向かった。

「あぁ、こんなところにいたのか。探したぞ。」

「え？」

「あ？誰だお前。俺らの邪魔すんじゃねぇよ。」

長引かせたら、めんどくさそうな奴らだったため、ここは先手必勝。

「ほら、行くぞ。」との手をとり、走った。幸い、運神経はいいほうなため、2分と経たずにまくことが出來た。やったぜ。(迫真)

「あの･･･」

「あ、すみません。大丈夫でしたか？ああいう人は、この世に沢山いるから、気をつけた方がいいですよ。」

「あ･･･ありがとうございます。」

そのまま、とは別れた。ふぅ、やっぱり人助けはいいな！なんて思っていた。なくとも、今のところは。

學校にり、理子と聖菜に、なにかあったのかと聞かれたが、上手くけ流しといた。わざわざ言う必要もないしな。

そして、晝休み。また、昨日のような「スーパー地獄タイム」が始まるのだろうとばかり思っていた。

だが、聖菜から出た言葉は、俺をとても驚かせた。

「ねぇ！この3人でさ、同好會作らない！？」

･･･････････････････････････････は？

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今回は、し短いです。すみません。