《の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが》374話 優しさとシアワセと(山)
話し合いの結果、前にったことのある理子やジェリー、鈴の3人は後回しにして、あとは學年順ということになった。3人は何か言いたそうな顔をしていたが、もう決まったことだしな。
聖菜「や、大和くん、いいよ~」
そんなことを考えているうちに、聖菜から聲がかかった。俺は、さっきまで寄りかかっていた洗面所のドアを開け、ノックしてからバスルームのドアを開けて中にった。
聖菜「じ、じゃあ、お願い。」
大和「お、おう・・・わかった。」
聖菜はこちらを見ずに、泡立ったボディタオルを差し出してきた。俺はそれをけ取る。
・・・というか、パジャマだったりボディタオルだったり、この辺りの用意が周到な當たり、やはり裏でお泊まり會なるものが計畫されていたのだろう。はぁ・・・なんだかなぁ。
聖菜「や、大和くん。恥ずかしいから早めに・・・」
大和「あぁ、すまんすまん。」
手にしたボディタオルで背中を洗い始めると、聖菜は一瞬ピクッといたものの、それっきり顔も下げて黙り込んでしまった。・・・そんなに恥ずかしいなら、最初から斷りゃよかったろうに・・・。
聖菜「・・・大和君はさ」
大和「ん?」
突然、聖菜が話しかけてきた。
聖菜「私含め、みんなとこうやってバカやってきて、ついていけないとか、やってらんないとか、思ったことない?」
一瞬、洗う手が止まる。だがすぐに再開し、こう言った。
大和「んだよ、藪から棒に・・・」
聖菜「答えて」
大和「・・・無い。」
聖菜「本當に?」
大和「・・・俺はさ、聖菜。」
背中を洗う手に、し力がる。
大和「みんなとバカやってきて、助けられたことはあっても、やってらんないとか、そういうことを思ったことはねぇよ。もう嫌だって口にしながらも、心の中では笑ってたりな。」
聖菜「・・・大和君」
大和「だから・・・ん、なんだ?」
聖菜「ちょっと、痛いかな」
大和「え?・・・あぁ、ごめん。」
手にった力を弱める。
聖菜「意地悪なこと聞いちゃって、ごめんね?でも、私たちが大和君を苦しめてるんじゃないかって、思ったことがあって・・・。」
大和「・・・まぁ、裏切りの演技された時は、さすがに人間不信になりかけたけどな。」
聖菜「ご、ごめん。」
大和「いいんだ、お前らなりの考えがあっての事だし。」
聖菜「・・・優しいね、大和君は。その優しさに、私は・・・」ボソッ
大和「ん?なんか言ったか?」
聖菜「ううん、何でもない。」
大和「そうか。・・・よし、背中は洗い終わったぞ。あとは自分で・・・」
聖菜「何言ってるの?」
大和「いや、背中だけって言ったろ?」
聖菜「背中ってことは、後ろ側ってことでしょ?」
大和「そうだけど・・・」
聖菜「なら、足とか、それと・・・」
聖菜は自分の手を下の方へ持っていき・・・下の、2つの山に手を置いた。
聖菜「ここも、でしょ?」ニッコリ
大和「我逃げるなり」ガラピシャン
聖菜「あっ!・・・ちっ」
危ない危ない・・・舌打ちが聞こえたよ。聖菜は真面目だから大丈夫だと思ったんだけど・・・どうやら安全地帯などないらしい。
俺は、自分が結構やばいことを約束してしまったことを実し、項垂れた。
☆コメント返信のコーナー☆
・黃昏ノームさん
「ならないのか……( •́ε•̀ )bu-
大和君もガンガン行こうぜ!
ささ、やっちゃいなよww
(ΦωΦ)フフフ…( ・∀・) ニヤニヤ」
→大和はいいところで逃げやがりました。
大和「何がいいところだ。俺にとっては危機じゃバカタレ。」
男だろう?やるときゃやらなきゃ。
大和「今はその時じゃねぇの。お分かり?そういうのは結婚してからだって、何回言えばいいんだよ?」
さっさとすりゃあいいのに・・・。
・ラム&ロムさん
「妥協しているようで、実はほとんど負擔が減っていない件w
一緒にお風呂というムフフなイベントを終えて、を抑えて夜を越せたら賢者にでもなれっそすね。」
→大和「後々気づいたよ、やばいことを約束しちまったってな。」
果たして、婚約者だらけの家で、無事に1夜過ごせるんですかねぇ・・・?
大和「普通に考えたら、婚約者だらけって意味わかんねぇよな。まぁ、その辺に関しては、何とかするしかない。・・・守ってみせるさ、○は。」
ファイトファイトー(棒)
すみません、1つ質問が。殘りのメンバーも、大和との掛け合いを一人一人やった方がいいですか?それとも、たまにやるダイジェスト形式の方がいいですか?
前者だった場合、數話びるんですよね。終わりが半月ほど遅くなります。後者の場合はあとちょっとで終わりになって、第2期突!って形になると思います。
どちらがいいか、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです。・・・コメ稼ぎ?ち、ちゃうもん。
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