《嫌われ者金田》ジャグジー
 「あれ面白かったよな?」
 「くそ面白かったな。」
 「おいおい、何話してんだ?」
急に話しかけてきて誰だよと思った。
その正はやはり金田だった。
 「映畫の話だよ」
 「映畫か、それより聞いてくれよ」
 「なに?」
 「俺な引越ししたんだ」
急になんだよと思った。
 「まじか、どんな家?」
今思えばこんなことを聞いた自分が悪かったのだ。
 「まず二階建てでな、お風呂にジャグジーがついてるんだ。」と自慢げに言っていた。
普通の人の言うことなら信じるだろうが相手は金田だ。金田には悪いが噓じゃないか?と疑ってしまった。
 「お前ん家ジャグジー付けるとか金持ちだな」
 「まぁね」
流石にジャグジーつけたなんて噓はつかないだろうと思い信じることにした。
しかしその3日後に事件は起きる。
その日のHRで奨學金の話があった。
 「奨學金が必要な方はHR終了後に先生の所に來てください」みたいなことを言われた。
確か奨學金というのはお金に困っている人がお金を借りる為のものだ。
HR終了後に
 「先生、奨學金の申し込みお願いします」と金田が言っていた。別に奨學金を申し込むのは別におかしくもなんともない。
しかし、奨學金を借りるような家庭が新築を建て、しかもお風呂にジャグジーをつけるようなことをするのか?と疑問に思ってしまった。
これで本當にジャグジーがあったら申し訳ない...
今回はどうでしたか?
金田を疑うのは良くないと分かってるんですが...何故か疑ってしまう。
良かったらお気にりといいねお願いします。
今回は僕が悪い気がする...
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