《嫌われ者金田》金田家
 「今日俺ん家泊まりに來いよ」
 「いいよ」
金田の家に本當にジャグジーがあるのか確かめたかったし、丁度良いと思い行くことにした。
 「6時に駅に集合な」
 
 「おう」
 ( 丁度6時くらいに駅に著いたぞ、金田どこにいるかな? )
 ( あれ?金田がいないぞ? )
電車に乗った時から嫌な予がしていたが金田は遅刻していた。
あのやろうと思い金田に「まだ?」とLINEしてみると
  「わりぃ家でアニメ見てたわ、今から家出るから15分くらい待ってて」
正直金田のことを1発毆ってやろうかと思ったが、僕もアニメを見たくて仕方ない気持ちは分かるのでそこは許すことにした。
15分後ようやく金田が來た。
 「遅かったな」
 「おう、アニメ見ててな」
いやいや、まず遅刻したらごめんと言うのが普通ではないのだろうか?
いつも金田と関わると自分の考えがおかしいのでは?といつも思ってしまう。
とりあえず金田の家に行くことにした。
15分くらいで金田の家には著いたのだが、まず玄関前で驚いた。金田の家の鍵がカードロックだった...
 「おまえん家の鍵...」
 「あぁカードだけど?普通じゃねぇの?まさかお前の家普通の鍵?」
 「ふ、普通の鍵だけど?」
 「今の時代カードキーが主流だよ?」
え?そうなのか?うちの家は時代の変化についていけていないのか?なにか不安になった。
 「とりあえず家にろうぜ」
 「お、おう」
家にってからも驚いた。
前に「8Kテレビ買ったわ」と言っていたのに8Kテレビはどこにもなかった...
あとはジャグジーがあるのか確認するだけだった。
だが衝撃の事態が起きる。
お風呂にはれさせてもらえなかった。自分だけお風呂にり、僕にはれさせてくれなかった。
そして
 「いい湯だったぜ!」と自慢げに僕に言ってくる。どこまでもたちが悪い。
でもその後は何故か2人で人生ゲームしたりなどなかなか楽しく過ごせた。々あったが、また金田の家に行っても良いかなと思った。
「金田ありがとう」
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