の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが ~2nd season~》295話 ちょっとした事でもおおごとに

それから數日間、睦月がめられたりしないか見守ってみたけど、どうやら杞憂だったようだ。

そもそも、バッグにれて持っていっているだけで、休み時間中に取り出すことも、使うことも無いのだから、當たり前ではあるのだけどね。

とりあえず最悪の事態は免れたようで、僕はで下ろすのだった。

それから1か月は、特に言うことも無い、平凡な日々だった。睦月が同好會にり、ますます賑やか、悪くいえば騒がしくなったくらいか。

アフィアちゃんはといえば、水晶玉の話をしたら思いのほか飛びつき、たまに睦月と2人で水晶玉を覗いたり拭いたりしてるようだった。アフィアちゃんは綺麗な好き、と。

事が起きたのは、5月下旬頃。葉桜が鮮やかな時期のことだった。・・・あ、なんか関係ありそうな前フリだけど、水晶玉は無関係ね。

引きばしてもあれなので、何が起きたのか簡単に言うと・・・ぼや騒ぎだった。

そんなに大きなものじゃなくて、が燃えたとかもなかったみたいだから、ぼや騒ぎというよりただの出火事故みたいだけどね。ただ、こんなことが起こったのだという。

日向「・・・誰もいない時に、何もしてないのに火が出た?」

中守「そうなのよ~・・・。火が出た前の授業で部屋を使ったのが私でね?何かしたんじゃないかって詮索されて、私疲れちゃった・・・。」

そういって機に項垂れる中守先生。どうなら火が出たのは理科室で、使っていないガスバーナーから火が出たらしい。

理科の擔當である中守先生は、々と対応に追われたようだった。顔に疲れがもろに出ていた。

奈々「それは災難だったの・・・。これお茶です、よかったらどうぞですなの。」スッ

中守「ありがとう奈々ちゃ~ん・・・」ズズズ

しばしのお茶休憩のあと、その現象についての話し合いをした。

由良「誰も使っていない時間、鍵のかけられた部屋で火が出た・・・と。中々興味深い現象ですね。」

「しかもガスがれてたとか、そういうことも無かったって・・・本當に謎ですねぇ。」

中守「でしょ!?なのにあいつら、私がなんか仕掛けたんじゃないかだの、管理がなってないだの・・・意味わかんないわ!」

葉恵「仕方ねぇよ、前の時間に使ってたんだろ?そりゃ真っ先に疑われるって。それにしても、調べりゃ調べるほど謎だな・・・幽霊の仕業だったりしてな?」ニシシ

アフィア「や、やめなさいよ幽霊とか。きっと誰かがかしたんだわ!そうに違いない!」

睦月「・・・わかりませんよ、案外本當だったりして。」

アフィア「あなたが言うとシャレにならないのだけど!?」

悪い顔でニヤリと笑う睦月。アフィアちゃんは「何か言いなさいよ!」とアワアワしていた。

そんな空気を一変させたのは、中守先生の一言だった。

中守「本當にその線もあるんじゃないかって思ってるのよね・・・ここ、昔結構居たらしいし。」

・・・なんですって!?

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