の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが ~2nd season~》308話 ハッピーエンドは似合わない?(火)

アフィア「・・・えっ!?」

由良「・・・うそぉ!?」

2人が同時に驚く。遅れて皆もざわざわとしだした。

「てっきりいつも通り、アフィアちゃんだけと結婚するんだーってどっか行っちゃうかと思ったんだけどぉ・・・」

葉恵「あー・・・なんだ、いざ當事者になると、恥ずかしいものがあるな・・・あはは」

日向「勇気を出したってのに、何その反応!」

奈々「だって・・・あのヘタレなにーが言うとは思わなかったの・・・」

睦月「・・・全員をその気にさせといて、結局逃げ出すお兄ちゃんだからね、仕方ないね。」

玖「うんうん、半ば諦めかけてたからね。」

日向「うーんキレそう」

こいつぁもうプッツンですわ、キレ散らかしちまいますわ!そう思ったけど、ひとまず置いといた。

アフィア「私は別に構わないけれど・・・日向はいいの?あれだけ、妹は対象じゃないとか、弄ぶものだとか言ってたじゃない。」

日向「うん後半は言ってないからね?そこは訂正させてね。そのあたりハッキリさせとかないと、不味いことになりかねないから。」

即座にツッコミをれたあと、アフィアちゃんに話す。

日向「もう1回、ちゃんと見つめ直してみたんだ。そして分かったんだ、アフィアちゃんのことはもちろん好きだけど、妹達も好きなんだ、って。・・・この気持ちが、家族としてなのか、としてなのかは分からないけどさ。」

そういうと、由良はし悲しそうな顔をしたあと、言った。

由良「それでもいい、日向とずっと一緒にいられるなら!」

日向「僕もだよ。ずっと一緒にいたいって思ったから、さっき踏みとどまったんだ。結婚は難しいかもしれないけど・・・。」

アフィア「好きって気持ちがあれば何にも問題なし、でしょ?」

日向「アフィアちゃん・・・」

アフィア「私だって、由良達に幸せになってしいしさ。友達として、同じ人を好きになった仲間として、ね?」

「あら、いいこと言うじゃないの。」

葉恵「アフィア・・・ぐす、やめろよなそういうのぉ!弱いんだよあたしぃ!」

ムードが部屋中に広がる。これでいい、これがいい。僕は、みんなが幸せになれればいいなって思ってた。それが、こんな簡単に葉うなんて・・・。

・・・ん?あれ、このじは・・・まさかね。このまま僕達は幸せに暮らしましたとさエンドになるんだから、ここから修羅場とか・・・

アフィア「まぁ?日向の正妻は私なわけですしぃ?日向がいっちばんしてるのは私なんだから、ねっ?」ギュ

日向「ぉわっ、アフィアちゃん!?」

ありましたね、火種。アフィアちゃんが急に抱きついてきました。その瞬間、ムードは々になりまして。

由良「はぁ!?あんた何言ってくれちゃってんのぉ!?あんたが1番なわけないでしょ!?」

「知ってる?メインヒロインは1番になれないのが筋なのよぉ。」

葉恵「涙返せやアフィアぁ!そこどけおまえぇ!」

奈々「アフィアさん!そういうのはよくないと思うの!」

睦月「・・・そこをどけ、どくのだ」ギロォ

玖「ずるいよアフィアさん!私もお兄ちゃんに抱きついたい!」

日向「ちょっとまてやお前らァァァ!」

こいつらには、のラストって言葉を知らないのだろうか。いや、最もこいつらに似合わない言葉ではあるけどさ。

まだ1悶著どころじゃないくらいには、衝突がありそうだけど・・・とりあえず、この戦爭は、ハッピーエンドで幕を閉じたのだった。

次回、最終回予定ッ!・・・正直、長引かせすぎたと思ってます。だが私は謝らない。

前述の通り予定なので、コロッと変わるかもしれません。知らんけど。

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