《高校生である私が請け負うには重過ぎる》第59話 ルールブックの

『嵌村式ロシアンルーレットルールブック』

『ゲームの流れ』

・嵌村式ロシアンルーレットは基本的に二

対一で行うものとする(複數人で行うなど

例外あり)

・先攻後攻は、コイントスの要領で弾丸を

指で空中に弾き、先端を向いた方が先攻

とする。

・弾の裝填、シャッフルはディーラーが行

う。又、不正等が行われないよう必ずそ

の場にいる全員が一連の流れを見守る。

・先攻から開始、引鉄を引いていく。

・弾が発されなかった場合は銃が相手に

回り、相手が撃つ番になる。

・弾が発され被弾した場合、被弾したプ

レイヤーは『※賭けた』の十分の一を

被弾した弾を含む殘りの銃弾を乗算した

數を相手に捧げる。※後述

・ここまでを『一ゲーム』とし、再度

ディーラーが弾を裝填、シャッフルし、

次ゲームへと移行する。

『パス』

・プレイヤーは『賭けた』の十分の一に

殘りの銃弾數に二倍掛けた數を場に置く

ことでパスを選択できる。パスした場

合、相手が撃つ番になる。

・パスされたプレイヤーは相手にパスの仕

返しが可能。但しその場合、相手が『賭

けた』の數の更に倍を場におかなけれ

ばパスを選択できない。

・パスされた相手が引鉄を引いて被弾しな

かった場合、パスしたプレイヤーが場に

置いた『賭けた』を得られる。次ゲー

ムに移行。

・両プレイヤーがパスを選択した場合、代

わりにディーラーが引鉄を引く。

・ディーラーが被弾した場合、両プレイ

ヤーの判斷は正しかったとして、場に置

かれた『賭けた』はそれぞれのプレイ

ヤーの元に戻る。

・ディーラーが被弾しなかった場合、ペナ

ルティとして両プレイヤーは場に置いた『賭けた』の更に倍を相手にそれぞれ捧

げなければならない。

『勝敗』

・ゲームはどちらかのプレイヤーの『賭け

』が全て無くなるまで終わらない。

・『賭けた』が無くなったプレイヤーは

敗北。相手の『賭けた』を全て手に

れたプレイヤーは勝利となる。

『賭けた』【必読】

・両プレイヤーはゲーム開始前に紙に互い

に賭けるを書く。

・一度だけ賭けたを変更する事が出來

る。但し、変えたは以降変更する事

はできない。

・賭けたが書かれた紙は専用の額縁に

れられる。この額縁にれられた瞬間、

プレイヤーは負けて全てを失うか、勝っ

て相手の賭けたを全て手にれるかま

でゲームを続ける事。

【最重要注意事項】

・尚、紙に書いた賭けたは【自分が賭ける】ではなく────

【相手が自分に賭ける】である。

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