《朝起きたら、馴染が悪魔に取り憑かれていた件》#13 初けーたい
屋上で、私、ちぃちゃん、徳馬、
トウマでご飯を食べている時、
『ねぇねぇ、アクアちゃん
ケータイの番號教えて?』
そう言って、手に未知のを
持っているちぃちゃんに
『え…?』と、戸いの聲をあげる。
『もしかして攜帯知らないの?』
トウマの問いかけに
『そ、そんなわけないだろ?
今日アクア、たまたま攜帯、家に
置いてきたんだよな?』
徳馬のフォローに話を合わせ、
相槌を打つ。
徳馬のおかげで何とか切り抜けることが
できた。
その後、晝食の時間も終わり、私は
學校1日目を切り抜けることができた。
 ーが、まだ戦いは終わっていない。
私は制服のまま、攜帯ショップという
ものに足を運んだ。
ほんとは徳馬についてきて貰いたかったが、
言うタイミングを逃し、1人で來てしまった。
ふぅー。自己紹介の時のように深呼吸を
して、自で開く最先端なドアに驚き
ながら店の中へとる。
『いらっしゃいませぇ〜。』
手をこねこねしながら、黒の短髪の
40後半ぐらいのキツネ目の男が
待ってました、と言わんばかりに
馴れ馴れしく近づいてくる。
『今日はぁ、どーのようなぁを
お探しでぇすかぁ?』
ムカつく喋り方に雷を落としそうになるが、
何とか抑え、
『ケータイというやつを…。』
知っている単語はこれしかない。
ケータイを持っていないことに驚いたのか
男は目をパチパチさせ、
『は〜い。かしこまりぃましたぁ。
ガラケーとスマートフォン。
どちらにいたしぃますかぁ?』
「ガラケー」、「スマートフォン」
知らない単語が出てきて、先ほどの
店員の真似をするように目をパチパチさせる。
『え、えぇとぉ、ですねぇ。」
と言い、見本と書かれた札の後ろから
2つのがくっついたものと
角が丸い長方形のようなを手に取る。
『こちらがぁ、ガラケーでぇ、
こっちがぁ、スマートフォンでぇ
ございまぁすぅ。
どちらにいたしぃますかぁ?』
だんだんと店員の喋り方にも慣れてきた。
私は個人的に好きな丸い長方形、
「スマートフォン」を指差した。
『はぁい、かしこまぁりぃましぃたぁ。
機種の方はどうされぇますかぁ?』
またまた、「機種」という新しい単語が
出てきて、素直に?マークを浮かべる。
そのアクアの様子に店員は目をキラリと
らせる。
『はぁい。機種はですねぇ〜、
例えばこちぃら。
「RAIJIN」超大容量バッテリーにぃ、
約24日間連続待がぁ、できぃーる
のですぅ。
さらにさらに、こちぃらの、
「SAMURAI」スーパー有機ELディスプレイ
でぇ、4k畫の撮影も、バッチグーでぇ
ございまぁすぅ〜。それから…』
その後、この店員の話は30分間も
続き、疲れ果てた私は目の前にサンプル
として置いてあった、ふつーのスマホを
買いましたとさ。めでたし、めでたし。
【電子書籍化】退屈王女は婚約破棄を企てる
☆2022.7.21 ミーティアノベルス様より電子書籍化して頂きました。 「婚約を破棄致します」 庭園の東屋で、フローラは婚約者に婚約破棄を告げる。 ほんの二週間前、「婚約破棄してみようかしら」などと口にしたのは、退屈しのぎのほんの戯れだったはずなのに――。 末っ子の第四王女フローラは、お菓子と戀愛小説が大好きな十五歳。幼い頃からの婚約者である公爵家の嫡男ユリウスを、兄のように慕っている。婚約は穏やかに続いていくはずだった。けれど、ユリウスが留學先から美しい令嬢を伴って帰國したその日から、フローラを取り巻く世界は変わってしまったのだった――。 これは、戀を知らない王女と不器用な婚約者の、初めての戀のお話。 *本編完結済み(全20話)。 *番外編「婚約者は異國の地にて王女を想う」(全3話)はユリウス視點の前日譚。 *番外編「『綺麗』と言われたい王女と『可愛い』と言いたい婚約者」(全3話)は本編から約2ヶ月後のフローラとユリウスを描いた後日譚です。
8 132【書籍化】碧玉の男裝香療師は、ふしぎな癒やし術で宮廷醫官になりました。(web版)
【カドカワBOOKS様より2022.11.10発売】 ※毎週、火、金更新 ▼書籍版は、登場人物やストーリーが増え、また時系列にも多少の差異があります。 どちらを読んでも楽しめるかと思いますが、二章以降は、書籍版のストーリーを踏襲したものになりますので、ご注意くださいませ。 下民の少女「月英」には秘密があった。秘密がバレたら粛正されてしまう。 だから彼女はひっそりと邑の片隅で、生きるために男裝をして姿を偽り、目立たぬように暮らしていた。 しかし、彼女の持つ「特別な術」に興味を持った皇太子に、無理矢理宮廷醫官に任じられてしまう! 自分以外全て男の中で、月英は姿も秘密も隠しながら任官された「三ヶ月」を生き抜く。 下民だからと侮られ、醫術の仕えない醫官としてのけ者にされ、それでも彼女の頑張りは少しずつ周囲を巻き込んで変えていく。 しかし、やっと居場所が出來たと思ったのも束の間――皇太子に秘密がバレてしまい!? あまつさえ、女だと気付かれる始末。 しかし色戀細胞死滅主人公は手強い。 皇太子のアピールも虛しく、主人公は今日も自分の野望の為に、不思議な術で周囲を巻き込む。
8 165栴檀少女禮賛
究極の凡才である僕が出會った、悪徳だらけの天才な彼女とのお話。彼女が持ってくる厄介事と、それの処理に追われる僕の日常劇。 イラスト作者:haЯu サイト名:21:works URL:http://hrworks.main.jp/
8 115無能力者と神聖欠陥
一度崩壊した世界は生まれ変わり、それから特に成長したのは人類の「脳開発」だった。頚椎にチップが埋め込まれ、脳が発達し、人は超能力を手にするようになり、超能力を扱えるものは「有能」と呼ばれる。しかし、チップを埋め込まれても尚能力を持てない者は多數いた。 「無能」は『石頭』と揶揄され、第二新釜山に住む大學生、ググもまた、『石頭』であった。 ある日、アルバイト先で、一人の奇妙な「有能」の少女と出會ってから、ググの日常はそれまでとは大きく変わってゆく。
8 76負け組だった俺と制限されたチートスキル
「君は異世界で何がしたい?」 そんなこと決まっている――復讐だ。 毎日のように暴力を振るわれていた青年が居た。 青年はそれに耐えるしかなかった。変えられなかった。 変える勇気も力も無かった。 そんな彼の元にある好機が舞い降りる。 ――異世界転移。 道徳も法も全く違う世界。 世界が変わったのだ、今まで変えられなかった全てを変えることが出來る。 手元には使い勝手の悪いチートもある。 ならば成し遂げよう。 復讐を。 ※序盤はストレス展開多めとなっております
8 170これが純粋種である人間の力………ってこんなの僕のぞんでないよぉ(泣
普通を愛している普通の少年が、普通に事故に遭い普通に死んだ。 その普通っぷりを気に入った異世界の神様が、少年を自分の世界に転生させてくれるという。 その異世界は、ゲームのような世界だと聞かされ、少年は喜ぶ。 転生する種族と、両親の種族を聞かれた少年は、普通に種族に人間を選ぶ。 両親も當然人間にしたのだが、その事実はその世界では普通じゃなかった!! 普通に産まれたいと願ったはずなのに、與えられたのは純粋種としての他と隔絶した能力。 それでも少年は、その世界で普通に生きようとする。 少年の普通が、その世界では異常だと気付かずに……… ギルクラとかのアニメ最終回を見て、テンションがあがってしまい、おもわず投稿。 學校などが忙しく、現在不定期更新中 なお、この作品は、イノベイターとはまったく関係ありません。
8 122