《日々》最終回 変わる何か
【昨日の試合後】
『ヒロキどうでした?』
「うわっビックリした!いたのかジンヤ。」
『人を幽霊みたいに言わないでください。そりゃ僕もこの卓球部2年のリーダーですからね。』
「そうか。」
『はい。で、どこから初心者じゃないって分かったんですか?』
「素振りかな?」
『マジすか』
「まあな。でも、確信したのは結局試合の後かな?始まってすぐ、癖がでていた。卓球はとても繊細なスポーツだからな。例え一つのボールを取っても一つ一つ癖があるだろ?だからプロの人でも試合前にを確かめる。ボールは人間が作っている工程もあるけど機械が作っている。人間と言えどその分野はプロだろ?そんな最先端技でも癖を隠せないのに普通の高校生が癖を隠せるわけないだろう?」
『確かにその通りですね。』
「じゃあみんな聞いてきれ!昨日來てくれた1年生達みんながこの部にってくれた! 今日から一緒に練習する仲間・・だ! みんな!! 仲良くしてやってくれよ!!!」
『はい!!!』
それから今まで無気力だったトモキが卓球に熱中した。そう今、彼の青春が始まったのだ。
END
【書籍化】萬能スキルの劣等聖女 〜器用すぎるので貧乏にはなりませんでした
※第3回集英社WEB小説大賞にて、銀賞を獲得しました。書籍化します。 剣も魔法も一流だけど飛び抜けて優秀な面がない聖女ソアラは、「器用貧乏」だと罵られ、「才能なしの劣等聖女」だと勇者のパーティーを追い出される。 その後、ソアラはフリーの冒険者業に転身し、パーティーの助っ人として大活躍。 そう、ソアラは厳しい修行の結果、複數スキルを同時に使うという技術《アンサンブル》を人間で唯一マスターしており、その強さは超有能スキル持ちを遙かに凌駕していたのだ。 一方、勇者のパーティーはソアラを失って何度も壊滅寸前に追い込まれていく。 ※アルファポリス様にも投稿しています
8 105真の聖女である私は追放されました。だからこの國はもう終わりです【書籍化】
【Kラノベブックス様より四巻が8/2発売予定!】 【コミカライズ、パルシィ様にて好評連載中】 「偽の聖女であるお前はもう必要ない!」 私(エリアーヌ)は突如、婚約者でもありこの國の第一王子でもあるクロードに國外追放&婚約破棄を宣告される。 クロードはレティシアこそ『真の聖女』であると言っていたが、彼女と浮気していたことも知ってたし、こちらから願い下げです。 だが、結界を張りこの國を影から支えてきてきた『真の聖女』である私を追放してしまって本當にいいのでしょうか? 多分……明日からドラゴンとか上級魔族が攻め入ってくると思うけど……まあ知ったことではありません。 私は王國を見捨てて、自由気ままに生きることにした。 一方真の聖女を失ってしまった王國は破滅への道を辿っていった。 ※日間総合1位、週間総合1位。ありがとうございます。
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