《俺は、電脳世界が好きなだけの一般人です》第四話 作戦と提案
さて、有志のレベルがわからないけど、パソコンがれる素人と仮定しよう。
1年も混じっているだろうし、プログラムはほぼ無理だろう。ネットワークの授業もまだ始まっていないだろう。しまったな。津川先生に聞いておけばよかった。
多分、OSは、Linux系統をれさせるつもりなのだろう。
いくつかのディストリビューションを持っていこう。RedHat系とDebian系とSlackware系だな。CUIで困らないようにしておこう。
さて、學校でのセキュリティの勉強會をかんがえないとならない。時間も無いし、本番を想定したじにしていくしかないな。
6名で1チームにして、5チームを作る。大會には、4チームで參加する。
學校なら、Windows Server のライセンスもあるだろう。
5チームにLinux と Windows Server を起してもらって、去年のサービスと俺が用意するサービスを起してもらうようにする。
サーバに使うために用意されるパソコンのスペックがわからないけど、2時間でサービス起まで持っていければいいかな?
CUI で、OSを起して、サービスをセットアップする。
できれば、全てソースから対応させたいな。
ルータが市販のなら、1臺のパソコンにNICを追加してルータにしたほうがいいだろう。
6名で1チームを作って、全部で5チームを作る。4チームが防を行って、1チームが攻め続ける。
これを、10回行えば、方向も見えてくるし、攻めが得意なチームと防が得意なチームのも見えてくるだろう。
大會には、防を2チームと攻撃を1チームとバランスがいい1チームで向かう。1チームの6名は一番大事な連絡係だ。6名は引率だ。スマホを持ち込めるのなら、連絡は出來る。ザルだな。スマホがダメと言われた時のために、サイトを用意した方が良いだろう。暗號化されたサイトにアクセスを行って、そこで報共有を行うのは出來るだろう。レギュレーションには書かれていない。當日に止される可能はあるが、抜け道と言えば抜け道だろう。
方針は、決まったな。
サービスは、いくつか用意していくか?
それほどいやらしい設定をしているとは考えられない。有名所のスクリプトがけば大丈夫だろう。
コンパイルしたモジュールをかすのは、趣旨と違ってくるからな。ソースコードを読み解くとなると、また違った技能が必要になってくる。
「ねぇタクミ?」
「ん?」
「そのセキュリティの勉強會?大會?で、僕が出來る事はある?」
「荷の運搬とかならあるけど・・・」
「うん。僕、タクミのサポートだね」
「そうだな」
近づいてきた、ユウキを抱き寄せてキスをする。
「タクミ。僕、先に寢るね」
「あぁ今日中に書き上げたいから、基地で寢るかも」
「わかった。明日、起こしに來てね」
「了解」
「タクミ。おやすみ」
「おやすみ」
ユウキが寢室に戻る。心配はしてくれているのだろう。
さて、Linux の ディストリビューションをそれぞれ用意しよう。全部サーバモードがあれば十分だ。Webサービスと起確認用だな。
最初は、全員で2臺をセットアップする。
そして、サービスを起できたら、2臺に全員で攻撃する。
ディストリビューションの種類だけやってから、Windows Server でも行って、から、各チームに分かれての練習だな。
提案書にまとめていく、有志諸君のレベルがわからないから、まずは様子見だな。
初期段階はクリアしてしい。
大會で戦えない。せっかく出るのだから、勝ちに行く。攻撃を擔當しているチームは、負けるのが前提だけど、それは承諾してもらうしか無い。
基本の作戦を考えよう。
読んだレギュレーションからじたのは、攻撃主に思えるが、堅実で堅牢なシステムの構築が求められる。より早く正確に行えば、いいだけだ。攻撃なんてBOTに嫌がらせを行わせる程度で十分だ。
津川先生からメールが屆いた。
どうやら、大會中はスマホやタブレットは持ち込めないと言われたようだ。NICは許可が降りたようだ。ただ、パソコンのケースを開けるようなは許可出來ないようだ。そりゃぁそうだな。それが許されるのならメモリを増やしたり、HDDを付けたりするだろうな。俺ならする。
俺のテクニックは、オヤジから叩き込まれた。運用がベースだからな。學校とかの授業や勉強には向かない。
初期段階は、サービス起まで2時間を目標にしよう。
同時に、攻撃ツールの準備を2臺で行って、1臺を監視用にセットアップ。
Windows は、順番を間違えなければ大丈夫だろう。
大會まで、1ヶ月と4日。1ヶ月だと思っておいたほうが良さそうだな。
どこまで消化できるか・・・。
提出する前にもう一度読み込めばいいだろう。
寢室に戻ると、でユウキが寢ていた。この娘は、俺にどうしろというのだ?の子が全で大の字になって寢るか?見るのは俺だけだからいいけど・・・。
ユウキをし橫にかして、ユウキの橫に潛り込む。橫にったら抱きついてくる。いつものことだ。ユウキの溫と甘い匂いをじながら目を閉じた。
「タクミ!」
「ん?あぁユウキ。おはよう」
「タクミ。僕、お腹がすいた!」
「そうか、昨日は大將の所で食べただけだったな」
「うん!」
「わかったけど、ユウキ。服を著ろよ。それにるな!」
「えぇだって・・・」
「”だって”じゃないよ」
「うぅぅぅ」
「ユウキさん?それに、朝ごはんを食べるのだろう?學校に遅れるぞ?」
「わかった。タクミ。今日は遅いの?」
「どうだろう?學校からの依頼に関しての話をするからな。ユウキも、今日はバイトだろう?」
「うん。遅番だから、一度家に寄ってから病院に行く」
「わかった。なるべく早く帰ってくるよ」
「うん!僕も、今日は餌やりと掃除だから、それほど遅くならないよ」
「それじゃ終わったら連絡をくれよ。俺も、學校を出るときに連絡をいれる」
「わかった!」
ユウキが俺の上から降りる。リビングに移して、朝食の準備を始める。
ユウキがシャワーを浴びてリビングにやってくる。簡単に、コンソメを使ってスープを作って、玉ねぎとソーセージをとして加える。ユウキの分には、タマゴをいれる。
耳を落としたパンの片面を焼いてから、フライパンに玉子を落としてからベーコンをかぶせる。玉子が半になったら、パンの焼いていない面に乗せる。そのままオーブンで1分加熱して出來上がり。ヨーグルトにハチミツをれてから牛をれて撹拌する。俺は、紅茶をいれる。和さんから貰っただ。
食べ終わった食は軽く水洗いしてから食洗機にれておく。
學校の授業はいつもどおりに終わった。
授業の終わりに、戸松先生に呼び出された。
パソコン自習室に向かった。中から男の聲が聞こえてくる。有志が集まっているのだろう。
実習室の隣にある教員室をノックする。
「篠崎です」
「ってください」
扉を開けて中にると、津川先生も來ていた。
「篠崎くん。計畫書は読みました。時間も無いので、篠崎くんの計畫で進めます」
「わかりました。俺は、サポートをすればいいですか?」
「そうですね。篠崎くんと私で攻撃を行いましょう」
「わかりました。毎日ではありませんが時間を作るようにします」
「お願いします」
「それで、何人、集まったのですか?」
「30名です。男子生徒20名と子生徒10名です」
「6名のチームにはなっていますか?」
「男子4名と子2名で組んでいます。基本は、クラス別になっています」
「そうですか、良かったです。研修所の部屋割もありますから、ベストは割り振りですね」
「そう言えば、そうですね。津川先生もいいですか?」
「問題はありません」
「それでは、パソコン実習室に移しましょう」
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