《學園の男子が、俺以外全員男の娘だった件!》#1-14
「ほな、先生から自己紹介するわ!」
教壇に立っている、茶髪のセミロングに各意を著た
関西なまりな教師は黒板に大きく名前を書く。
「ウチは紅 鈴くれない みすず、気軽に鈴ちゃんって
呼んでなー!ほな出席番號順に自己紹介していこかー。」
紅の言葉により、端の席から順に一人ずつ自己紹介をする
流れとなる。
「ほな次、青鷺 一樹君!」
「あっはい!」
一樹は立ち上がり、恐るおそる口を開いた。
「坂の下中學から來ました、青鷺 一樹です。
學式ではお騒がせしました。」
「まぁ、無理もないわ!みんなも一樹には
優しくしてあげるように!」
紅が場を和ますようにそう言うと、一人の生徒が
手を挙げた。
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