《俺の高校生活がラブコメ的な狀況になっている件》第20話 の悩み
「もうすぐ修學旅行だね」
「そーいえば、そうだな……」
もうすぐ10月の半ば。
俺たちの學校は何故か修學旅行が1年次と2年次でそれぞれ1回ある。3年次は就職や進學などがあるためない。
「六花、準備はできてるのかー?」
ちなみに今回の修學旅行の行き先は大阪である。2年生は東京らしいが。
「うん、できてるよ♪」
いつも以上にご機嫌がよろしいようで全のオーラがキラキラして見える。
「月、お前はもう準備したか?」
「いや、僕はまだだよ」
ちなみに僕らは今、部室にいる。
「そうか、早く準備しとけよー」
みんなの修學旅行の準備確認を終え、俺たちは部活を始めた。
「てかさ、最近部活らしいことしてないか?」
最近の俺たちと言えば、部室には來るものの、それぞれがゲームをしたり本を読んだりで部活らしいことをしていない……まぁ、もともとが部室らしいことをしてないのだが。
「そう?私はやってるつもりだけど?」
……六花さん。あなたが今「やってる」というのはそのお菓子を食っていることですか?
「僕もやってるよ」
……月くん。あなたが今「やってる」というのはおのパックのことですか?
「って、誰もやってねぇじゃねぇぇぇかあああ!」
なんでお菓子をバクバク食ってんだよ!それで何袋目だ?ポテチやらチョコにそれから……とにかく相當食ってるよな?それに口いっぱいにお菓子を詰め込んでどうした?ハムスターかお前は?
月もなんでおの手れをやってるんだ?男だよな?……え、違うの?
その他いろいろとツッコミどころが満載なんだが、これ以上やると俺の神がもたない!
「もぉーうるさいよ?しょーくん」
「はぁ……」
六花は本當にうるさそうな顔をして、しかめっ面で俺を見て、その俺はもう……ため息しかでません!
以前のように変なことをしなくなったのはいいのだが、今の狀態もなんだか居心地が悪い。
今後この部活はどうなっていくのやら……。
その日の夜、六花が修學旅行の準備をしているときに足りないものがあったらしく、一緒に近所のコンビニに行くことになった。
道中、六花はし落ち込んだような仕草で俺に相談してきた。
「しょーくん、あのね、相談があるんだけど……いいかな?」
外は暗く街燈のもないので、六花の表は分からなかった。
俺は、その相談を促すと寂しげな聲で話してくれた。
「私、おかしいかな?」
「え?」
いきなりどうしたのだろうか。六花が何を聞きたいのか意図が分からない。俺はなんと言えばいいのだろう。
「ねぇ、聞いてる?」
「う、うん……聞いてる」
はて……俺からの応えを待ってるのだろうか。それ以上六花は何も喋らず、ただひたすら足を前にかすのみだ。
うーん……うーん……とりあえず、おかしいよね?
「お、おおおかしいと思うよ?」
俺はこの後ボコられるのではないかと恐怖で口がなかなか開かなかったが、勇気を振り絞った。
その結果……
「そうだよね……うん……」
六花の頬あたりには街燈で輝くしずくが流れていた…って、
「ええええええええ?!」
つい、驚きのあまりに絶してしまった。
六花は完全に泣いていた……俺、なんか悪いことでも言った?
「ふふふ……うっそー♪」
「……は?」
慌てふためいていた俺を見て笑っている……というか、先ほどの涙はどこに?
「噓泣きに決まってるでしょ!」
「……は?」
チョットナニイッテルカワカラナイ。
噓泣き?なんのために?
俺は何も言葉がでなかった。
……ただ、唯一でた言葉が……
「やっぱりというか頭おかしいんじゃねーのか?」
たとえ夜を明かすのに幾億の剣戟が必要だとしても【Web版】(書籍版タイトル:幾億もの剣戟が黎明を告げる)
【書籍版①発売中&②は6/25発売予定】【第8回オーバーラップ文庫大賞『銀賞』受賞】 夜で固定された世界。 陽光で魔力を生み出す人類は、宵闇で魔力を生み出す魔族との戦爭に敗北。 人類の生き殘りは城塞都市を建造し、そこに逃げ込んだ。 それからどれだけの時が流れたろう。 人工太陽によって魔力を生み出すことも出來ない人間は、壁の外に追放される時代。 ヤクモは五歳の時に放り出された。本來であれば、魔物に食われて終わり。 だが、ヤクモはそれから十年間も生き延びた。 自分を兄と慕う少女と共に戦い続けたヤクモに、ある日チャンスが降ってくる。 都市內で年に一度行われる大會に參加しないかという誘い。 優勝すれば、都市內で暮らせる。 兄妹は迷わず參加を決めた。自らの力で、幸福を摑もうと。 ※最高順位【アクション】日間1位、週間2位、月間3位※ ※カクヨムにも掲載※
8 193異世界に転生したので楽しく過ごすようです
俺は死んだらしい。女神にそう告げられた。しかしその死は神の手違いによるものだと言われ、さらに生き返らせてあげるとも言われた。 俺は、元いた世界ではなく、楽しく生きたい為だけに剣と魔法の世界を望む。すると何を思ったのか女神は、面倒なスキルと稱號を俺に渡して、転生させた。 あの女神は絶対に許さん!いつか毆ってやる! 俺はそう心に誓い、旅を始める。 これは、剣も魔法も有る世界に転生した男の苦労と苦悩と沢山楽しむ話である。 ※主人公の名前は出てきません。お話の最後あたりに出る予定です。 小説家になろう様でも投稿をしています。そちらもよろしくお願いします。 ※追記 第186話にて主人公の名前を出しました。
8 101気付いたら赤ん坊になって異世界に転生していた主人公。そこで彼は、この世のものとは思えないほど美しい少女と出會う。既に主人公のことが大好きな彼女から魔術やこの世界のことを學び、大量のチートを駆使して、異世界を舞臺に無雙する! ついでに化け物に襲われていたお姫様を助けたり、ケモミミ奴隷幼女を買ったりして著々とハーレムを築いていく。そんなお話です。 ※この作品は『小説家になろう』様でも掲載しています。
8 59転生したら龍...ではなく世界最強神獣になってた(何故?!)
普通に日本で暮らしている同じ高校の三人組 青城疾風 黒鉄耀 白崎脩翔はゲームショップに入ったはずが全く知らない所に來てた(´・ω・`) 小説でお馴染みの異世界に行くことになったので神様にチート(かもしれない...)を貰ってみんなで暴れるお話です!それでは3人の異世界ライフご鑑賞ください!(作品は橫書きで読んでください(〃・д・) -д-))ペコリン)
8 120異世界転生者〜バケモノ級ダンジョンの攻略〜
pv【12000】越え! 私こと、佐賀 花蓮が地球で、建設途中だったビルの近くを歩いてる時に上から降ってきた柱に押しつぶされて死に、世界最強の2人、賢王マーリンと剣王アーサーにカレンとして転生してすぐに拾われた。そこから、厳しい訓練という試練が始まり、あらゆるものを吸収していったカレンが最後の試練だと言われ、世界最難関のダンジョンに挑む、異世界転生ダンジョン攻略物語である。
8 159神様にツカれています。
おバカでお人よしの大學生、誠司がひょんなことからド底辺の神様に見込まれてしまって協力するハメに。 振り回されたり、警察沙汰になりそうになったりと大変な目に遭ってしまうというお話です。折り返し地點に來ました。 これからは怒濤の展開(のハズ)
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