《異世界転移は分解で作チート》第16.5話 主人公の容姿。
第16.5話 主人公の容姿。
「なぁ、周りにはお前のことなんて説明しようか。」
「ぬ?どういうことじゃ?」
「んー。お前のことを神龍だ。と、周りに言うと、騒ぎが起こるだろ?
だから、騒ぎを起こさないためにどう説明するかという事だよ。」
「ふむ。兄妹で良いのではないか?」
いやいや。
「俺ら兄妹らしい共通點ねーだろ。」
「む?普通にあるではないか。」
え?
「え?どういうことだ?」
「む?お主、自分の容姿を見てないのか?」
え?あ、そういえばここに來てから見てなかったな。
え、という事は。
「……“ウォーターミラー”。」
作り出した水の鏡で自分を映すと、白髪青目のイケメンがいた。
「え、えぇー。」
これが、俺?
そういえばこの世界に転生した時にを作り替えられたんだっけ。
かっこいいし、まぁいいか。
「この世界に來てから自分の容姿を見てなかったわ。
めっちゃイケメンになってたわ。」
「その容姿なら我と兄妹でも、おかしくないじゃろ?」
あー、確かに。
「んじゃ、今日からお前は俺の妹ってことでいいな。」
「うむ。構わぬぞ。あ、じゃあ、今度から我は、お主のことを、兄者と呼ばせてもらうぞ。」
「んー。了解。俺はハクって呼ぶな。」
「うむ。いいぞ。」
俺は自分の容姿にし驚いたが、別に異常はないので、構わないことにした。
不死の子供たち【書籍販売中】
記憶を失った青年『レイラ』が目を覚ました世界は、 命を創造し、恒星間航行を可能とした舊人類が滅んだ世界だった。 荒廃し廃墟に埋もれた橫浜で、失われた記憶の手掛かりを探すレイラは、 人工知能の相棒『カグヤ』と共に、殘虐な略奪者がのさばり、 異形の生物が徘徊する廃墟の街に身を投じることになる。 【いずみノベルズ】様より 【不死の子供たち③ ─混沌─ 】が販売中です。 公式サイト https://izuminovels.jp/isbn-9784295600602/ 【注意】感想欄では、物語や登場人物に関する重要な要素について語られています。 感想欄を確認する際には注意してください。 サイドストーリー中心の『ポストアポカリプスな日常』も投稿しています。 ※カクヨム様でも連載しています。
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