第47話 拠點購 Part5。

｢えーっと、たしかこのあたりだったはずだが……。｣

俺たちはつい先程買った家に向かって歩いていった。

｢……おっ。あれかな？｣

〜歩くこと45分くらい〜

やっと今回、買った家(屋敷)が見えてきた。

んー。転移しても良かったんだけどなー。最初くらいは歩いで行ったほうがいいと思ったんだよなぁ。

……正直、最近運してなかったし、いい運なったかな。

……え？魔討伐は運じゃないのかって？あれは運と言うより、暇つぶし(8割)と安全確保(2割)だ。

え？魔討伐の方が運になっただろうって？………黙れ小z(ry

……つーか、魔生きの命を暇つぶしで狩るとか……俺の思考回路大丈夫かな？

まぁいいや。

さて。そんなことより今は家だ。

ちなみに家は見えはしたけど、まだ著いていない。

なのになんで分かったか。

……答えは、遠くからでもしっかりと見えるほどでかい。

…はぁ。遠いしでかいな…。まぁいいけど。

～さらに歩くこと5分弱～

はぁー。やっと、著いたー。

裏ステ裏ステータスの持久力が高いから疲れてはないけど、ただただ歩くのが面倒だったわ。

ったく、誰だよ転移を使わずに來ようって考えたのは。

………あっ。俺だわ。

……まぁいい運になったからいいか。

｢ハクー。ライムー。家に著いたぞー。｣

｢む？著いたのか？｣

｢あ、やっと著いたのですね。……と言うか、マスター。何故馬車で行かなかったのですか？

行く時にマスターが、転移を使わないで行こう。

と言いましたので、てっきり馬車で行くかと思っていたのですが……。｣

あ、そうか。その手があったk……いや、運ついでに歩いていこうと考えてたから、馬車使っちゃあ意味ねぇな。

あ、でも、運だったら他の日にもやれるんじゃね？

……まぁ、いいや。

｢あー。まぁ気分だ。気にすんな。

んなことより、さっさとろうぜ。｣

｢は、はぁ。｣

えーっと、たしかこの家を買ってギルドを出る時にもらった、この水晶を壊せばいいんだっけ？

あ、壊す前に“鑑定”。

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名前

解錠の水晶 No.116,594

ランク

超希級

説明

この解錠の水晶 No.116,594を壊すと、施錠の水晶 No.116,594の施錠効果が無くなる。

効果

解錠(対象:施錠 No.116,594)

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あー。なるほど、この効果があるから空き家をそのまま放置してたのか。

いやー。なんか変だと思ったんだよねぇ。

空き家のはずなのに何も守ってるようなものがないから。

なるほど。これが理由だったのか。……よし。今度作ってみるか。

んじゃ壊すか。……どうやって壊すん？

……握力で潰してみるか！

パキ！パキ！バギッ！

う、うーん。この水晶、俺は潰せたけど普通の人潰せなくね？

俺、今力結構れたぞ？

簡単に言えば握力80kgも出したんだぞ？

(※1番力が強い時の30~34歳の人男の握力:約48.00kg)

他の奴らはどうやって壊してんだ？あ、全知、分かるか？

『……言い難いのですが、マスター。

普通は握力で潰したりせず、落として割ります。

普通の人は握力で水晶を潰そうとしません。と、いうより潰せません。

つまり、マスターの握力が異常なだけです。』

あ、あー。まぁ確かに落として割るって商業ギルドの人も言ってたなぁ。

まぁ効果は出たみたいだしいいだろ。

俺が異常なのはいつもの事だ。

もう諦めて行けるところまで行って、どこまでも異常になるとしよう。

｢よし。解錠出來たみたいだし、2人ともるぞ。｣

｢おー。なのじゃ。｣

｢おー。です。｣

んじゃりますかっと。

あのー。前話でも言ったのですが、年月日はつけた方がいいか、ない方がいいかコメントください。