《クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!》20話 訓練のあとのご褒
「おはようございます。月様。」
「……?おはようございます。」
あれ?昨日いつ寢たっけ?
思い出せない戦いが終わって倒れたのか?
「すみません。寢ちゃってましたか?」
「はい。それはもうぐっすりと。」
 いたずらに功した!ってじで笑ってる。お茶目なところもあるんだ……。
「すみませんわざわざベッドまで運んで下さって。」
「弟子の世話をするのも師匠の仕事です。」
どうやら実力を認めてもらえたのかな?
「昨日の試合ですが、あんなことは二度やらないでください。次やったらもう二度と技は教えません。もし私が本気で腹を毆っていたら今頃貴方は、片ですよ。」
「ごめんなさい。」
「わかればよろしい。……では、これで師匠としての言葉は終わりです。お疲れ様でした。月様。」
どうやら、メイドと師匠を使い分けて僕に接してくれるようだ。しかし、そうやってクールな顔を作られると崩してしまいたくなる。
「今日はもうやってくれないんですか?さっきの「はい。それはもうぐっすりと。」っていったときの笑顔。見てみたかったな~。」
「なっ!止めてください。からかうなんて。」
「あっ!照れてるやっぱりかわいいとこりありますよね。リリアさん。」
「うぅぅ~!!もう知りません!」
「すいません!もうしませんから許してください。」
そのあと、謝りまくってなんとか許してもらった。「もうしないでくたさいよ?」とはぶてながら言ってきた。可すぎる。155㎝という小柄な長もあって子供みたいだ。
リリアさんは、強くて、國王直屬報隠部隊副長なんていう明らかに國の裏側の仕事をしてる人の筈なのに直ぐに表に出過ぎなんだよ。
ただ、何かもう信頼してもらえた気がする。
いい人で良かった。
この人と一緒に特訓するなら楽しい生活になりそうだ。
「お疲れかと思ったので今日は食堂からごはんをお持ちしました。あーんでも致しましょうか?」
「じゃあ、お願いします。」
「なっ!またそうやってからかうのですか?」
「えー!今回はリリアさんから仕掛けてきたんじゃないですか!責任とっても本當にあーんしてください。」
「確かに仕掛けたのは、私ですが……それは流石に。」
「一回でいいのでお願いします。」
「分かりました!…………あーん……。」
「あーん」
おー、ただのスープなのにめちゃめちゃ幸福な味がする。
異世界サイコー!!
遠藤と高橋のことや[マナ作]のことなど課題は沢山あるがなんとかなる気がしてきたよ。
貓《キャット》と呼ばれた男 【書籍化】
マート、貓《キャット》という異名を持つ彼は剣の腕はたいしたことがないものの、貓のような目と、身軽な體軀という冒険者として恵まれた特徴を持っていた。 それを生かして、冒険者として楽しく暮らしていた彼は、冒険者ギルドで入手したステータスカードで前世の記憶とそれに伴う驚愕の事実を知る。 これは人間ではない能力を得た男が様々な騒動に巻き込まれていく話。 2021年8月3日 一迅社さんより刊行されました。 お買い上げいただいた皆様、ありがとうございます。 最寄りの書店で見つからなかった方はアマゾンなど複數のサイトでも販売されておりますので、お手數ですがよろしくお願いします。 貓と呼ばれた男で検索していただければ出てくるかと思います。 書評家になろうチャンネル occchi様が本作の書評動畫を作ってくださっています。 https://youtube.com/watch?v=Nm8RsR2DsBE ありがとうございます。 わー照れちゃいますね。
8 54【書籍化/コミカライズ決定】婚約破棄された無表情令嬢が幸せになるまで〜勤務先の天然たらし騎士団長様がとろっとろに甘やかして溺愛してくるのですが!?〜
★書籍化★コミカライズ★決定しました! ありがとうございます! 「セリス、お前との婚約を破棄したい。その冷たい目に耐えられないんだ」 『絶対記憶能力』を持つセリスは昔から表情が乏しいせいで、美しいアイスブルーの瞳は冷たく見られがちだった。 そんな伯爵令嬢セリス・シュトラールは、ある日婚約者のギルバートに婚約の破棄を告げられる。挙句、義妹のアーチェスを新たな婚約者として迎え入れるという。 その結果、體裁が悪いからとセリスは実家の伯爵家を追い出され、第四騎士団──通稱『騎士団の墓場』の寄宿舎で下働きをすることになった。 第四騎士団は他の騎士団で問題を起こしたものの集まりで、その中でも騎士団長ジェド・ジルベスターは『冷酷殘忍』だと有名らしいのだが。 「私は自分の目で見たものしか信じませんわ」 ──セリスは偏見を持たない女性だった。 だというのに、ギルバートの思惑により、セリスは悪い噂を流されてしまう。しかし騎士団長のジェドも『自分の目で見たものしか信じない質』らしく……? そんな二人が惹かれ合うのは必然で、ジェドが天然たらしと世話好きを発動して、セリスを貓可愛がりするのが日常化し──。 「照れてるのか? 可愛い奴」「!?」 「ほら、あーんしてやるから口開けな」「……っ!?」 団員ともすぐに打ち明け、楽しい日々を過ごすセリス。時折記憶力が良過ぎることを指摘されながらも、數少ない特技だとあっけらかんに言うが、それは類稀なる才能だった。 一方で婚約破棄をしたギルバートのアーチェスへの態度は、どんどん冷たくなっていき……? 無表情だが心優しいセリスを、天然たらしの世話好きの騎士団長──ジェドがとろとろと甘やかしていく溺愛の物語である。 ◇◇◇ 短編は日間総合ランキング1位 連載版は日間総合ランキング3位 ありがとうございます! 短編版は六話の途中辺りまでになりますが、それまでも加筆がありますので、良ければ冒頭からお読みください。 ※爵位に関して作品獨自のものがあります。ご都合主義もありますのでゆるい気持ちでご覧ください。 ザマァありますが、基本は甘々だったりほのぼのです。 ★レーベル様や発売日に関しては開示許可がで次第ご報告させていただきます。
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