《クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!》28話 閑話 シェシリー#1
今日は勇者召喚の日、王城に併設された宿舎に私達は集められた。
「リリアあなたはあの年のメイドになりなさい。」
「えっ!あっ、はい!」
「貴の実力を買って副長にしたのよ。実力なら私より上、しっかりしなさい。」
「ありがとうございます。しかし、何であの年なんですか?」
「私は、召喚の瞬間あの場所にいました。他の者は怯えたり、興したりしていましたがあの年は、表面上は怯えたり、興したりしていましたが常に周囲を観察し判斷していました。彼はかなり優秀な年のようです。
しかし、この國にとって優秀な者は嬉しいですが、下手に國の裏側を探られると良くないです。國は正義だけではり立ちません。この國も當然必要悪として非人道的なことも行っています。そういったことを知られて勇者にでも告げられたら困ります。
勇義とかいう勇者はまだ神的に子供、必要悪が理解できないでしょう。刷り込もうにも信頼ができるまではできないです。彼には、魔王を倒して貰わないとなりませんからね。なので、貴にはあの年が余計なことをしないか見ていなさい。そしてなにかあれば消しなさい。
もしそうなったら、適當な理由でこの國を去った事にでもします。」
「重大な仕事ですね……。分かりました頑張ります。」
「私は、貴達の報を纏めるのでメイドにはなりません。リリアがこの娘達をまとめるのよ。そして貴達は[遮蔽]を使って一般人よりし強い位のステータスにしておきなさい。異世界人達の1/5は[鑑定]を持っています。さいわい[高位鑑定]をもっている人は居なかったので良かった。さあ、分かったのなら速くしなさい!」
「「「「はい!」」」」
はぁ~、私は生まれつきが小さくて同レベル帯では、力がかなり弱い。
なので冒険者止めて定職付きたいと思って國の仕事に応募したら優秀だからって國王直屬報隠部隊何てものにることになるなんて……。
後で聞いたら155cmという低長も採用に影響していたらしい。
んなところの貴族の報をメイドとして探らされて、帰ってきたら3年もたってたし、副長にはなれたけどなんかな~。
挙げ句には異世界人のメイドか~。
その為の訓練を追加でやってるし、みっちりやって他の皆より優秀って太鼓判を押してもらったけど。
なんか冒険者の頃の方が自由で楽だったような気が。
いけない!そろそろ異世界人の方が來る時間、仕事である以上全力でやらないと。
よし!
<[心統一]>
今から私はメイド~!!
集中力を高めスキルの効果を上げるスキルなんですが心を無に出來るから気持ちを切り替えるときも役立ちます。
ガチャ
お?ってきましたね。
たしか名前は月様だったですね。
ふむなるほど長は170cm位でしょうか?けして羨ましくなどありませんがね。
しかし、顔は悪くないですが、雰囲気がボケッとしすぎていて臺無しになってるじです。
「お帰りなさいませ。月様。」
「お、おう、ただいま?」
?メイドの相手に慣れてないのでしょうか?じゃあ、し配慮した方がよいですかね?
「私の名前リリアです。よろしくお願いします。私は、この部屋か、ここにいないときは基本的にこの部屋を出てすぐとなりの部屋にいます。もし隣りの部屋に居ない場合は、すいませんが仕事などは他のメイドにお願いします。」
「わかりました。」
け答えがあまり得意で無さそうなじですね。
今のところ、國に対して反したりしそうな雰囲気はありませんね。
?急に驚いたような顔をしています。
なにかあったでしょうか?と思ったらすぐに思案顔になりました。
なるほど顔にでるという欠點は有るものの々なことをしっかり判斷できる人間のようです。
しかし、何について考えていたのでしょうか?
月様は[鑑定]を持っておられないのでステータスではない筈ですが……。
「すいませんリリアさん。僕は、この世界に來たばかりでこの世界のことが全く分からないのでいろいろ教えてもらえませんか?」
!考えているときに急に話し掛けてこられてびっくりしました。
これではいけませんね。しっかりしなければ。
「はい。構いませんが。どういったことを、お教えすればよいでしょうか?」
すると、再び月様は考えておられます。
やはりしっかりした考えを持って行しているようです。
たしかにこういった所は危険かもしれないですね。
まあ、こんなことだけでは判斷出來ません。
これからも監視する必要がありますね。
「この世界の一般的なステータスについて聞いてもいいですか?」
ふ~、良かった~、この質問なら噓をつかずにすみます。
いくらか仕事とはいえ、出來るだけ噓などつきたくはないですからね。
「この世界の一般的なステータスですか?一般的な農民や町民でしたら、生涯上がるレベルは8~15程度、1レベルの時のHP・MPは平均は50~75、その他基礎ステータスは、平均15~25程度です。魔法は、30%くらいの確率で持っている人間がいます。スキルは、ほとんどの者が生まれ持っていないです。職業は、生産系が50%ぐらいで、商人系・職人系がそれぞれ10%、冒険者や、衛兵向きのの職業は25%、殘り5%は、高位職業で國に仕えたりします。」
「へー、じゃあ僕達に與えられたステータスかなりなものなんですね。」
「そうですね。私は、今の勇者様のステータスは知らないのですがかつていた勇者様は、全てのステータスがレベル1の時から100を越えていたそうです。この世界の長く続く貴族の家系でもレベル1でのHP・MPの平均は100~130、その他基礎ステータスは40~55程度です。」
「じゃあ、この世界の強い人の倍くらいのステータスをもってるってことですか?」
「倍程度ではきかないと思います。勇者様方には、特別なスキルであるギフトや、高位職業に恵まれてますから。」
 
上手く質問に答えられましたね。
しかし、よく質問される方です。
やはり報を大切にされているのでしょう。
「ちなみに、リリアさんはステータスは、どんなじですか?」
!、やはり世界が違うと文化や常識が違うのでしょうか?この世界で初対面の人にステータス訪ねることは大変しつれいなことなのに。
監視任務中とはいえ月様のメイドである以上は注意してさしあげなけれぱ!
「月様、ステータスはそう簡単に人に教えるものではないですよ。私ですから良かったですが、他の人ならケンカになることもあります。」
「そうなんですか?すいません。配慮が足らなかったです。」
「分かっていただけたなら結構です。じゃあ私のステータスについてお話ししましょうか?」
「え?いいんですか?」
「私の場合は、別に知られて困るものではないですからね。」
なにせ全くの偽ですし、それに一般人のステータスを知れるいい機會になるでしょうから。
「私のレベルは18職業は、格闘師です。」
「奇遇ですね。僕も昔、空手っていう格闘技をやったことがあるんですよ。」
「でも、僕のいた世界は実際に戦う機會がないですから、実踐的な格闘技を見てみたです。きを見せてもらえませんか?」
不味いですね。
それなりの経験者に見られれば強いことがバレてしまうのでは?
「私は、メイドですから格闘技とかは……。」
「そこを何とかお願いします。」
ここまで言われてメイドが斷るのもおかしいですし、月様は実踐的な格闘技を見たことがないと言っていたし大丈夫でしょうか?
「仕方ありません。では、軽く仮想の相手、今回は人間と思ってやりましょう、その相手に攻撃するじでいきますよ。」
「お願いします。」
あまり加減しすぎてもステータスを隠していることがバレるかもしれないので、チンピラの相手でもするイメージで…………。
まずは相手の足元を蹴り、注意を足元に向けさせつつバランスを崩させて、心臓辺りに拳を一発、ガード不可能なところで回し蹴りで倒す。
ふー。まあ、この程度ですかね?
?、し月様の様子が変ですね?
「師匠、僕に是非ともその技を教えてください。」
師匠?誰が?…………もしかして私ですか!
「なっ!なにを急に師匠なんて!やめてください。」
「したんです。師匠に教えてもらってから本気のあなたがを見てみたいんです!」
「私は、ただのメイドです!昔、冒険者をやっていたこともありましたが、そこまでランクは高くないです。もっとすごい人はたくさんいます。」
不味いです。
流石に師弟関係ともなれば、ステータスが偽りであるのがバレてしまいます。
それに今の私はメイド、なんとか斷らなくては。
「それでも、さっきのリリアさんの技を見てから一目惚れしたんです!もっとリリアさんを(その技を)一番近くで見ていたいんです!お願いします。」
「ふぇっ?ひっ、ひとめぼれ?そっ、そんな事急に言われても困るというか……。嬉しいというか……。」
急になんてことをいうんですかこの人は!
それでもこんな年下の子にここまで言われるとそれでも心が揺れてしまう~!!
「どうしたんですか?」
「私は、報隠部隊で監視人、彼は私のターゲット。斷の関係じゃないの~。」
24年間の私の人生で初の春が訪れるというの!
あ~!いけないターゲットの前でこんなに揺しては。
[心統一]、[心統一]、[心統一]、[心統一]。
「貴方の技に惚れました。貴方の弟子にしてください。」
「えぇ~!そこまでいわれたらもう……………。?……え?貴方の技?私の技に惚れてくれたの?」
つまり私自ではなく、私の技に惚れたってこと?
「はい、貴方の技を、私に教えてください。」
「………………。あー……。何かどうでも良くなってきました。技でもなんでも教えますよ……。はぁ~。」
私の春が終わった……。
それ以前に始まってすらなかった。
ただの私の勘違いか……。
【書籍化】斷頭臺に消えた伝説の悪女、二度目の人生ではガリ勉地味眼鏡になって平穏を望む【コミカライズ】
☆8/2書籍が発売されました。8/4コミカライズ連載開始。詳細は活動報告にて☆ 王妃レティシアは斷頭臺にて処刑された。 戀人に夢中の夫を振り向かせるために様々な悪事を働いて、結果として國民に最低の悪女だと謗られる存在になったから。 夫には疎まれて、國民には恨まれて、みんな私のことなんて大嫌いなのね。 ああ、なんて愚かなことをしたのかしら。お父様お母様、ごめんなさい。 しかし死んだと思ったはずが何故か時を遡り、二度目の人生が始まった。 「今度の人生では戀なんてしない。ガリ勉地味眼鏡になって平穏に生きていく!」 一度目の時は遊び呆けていた學園生活も今生では勉強に費やすことに。一學年上に元夫のアグスティン王太子がいるけどもう全く気にしない。 そんなある日のこと、レティシアはとある男子生徒との出會いを果たす。 彼の名はカミロ・セルバンテス。のちに竜騎士となる予定の學園のスーパースターだ。 前世では仲が良かったけれど、今度の人生では底辺女と人気者。當然関わりなんてあるはずがない。 それなのに色々あって彼に魔法を教わることになったのだが、練習の最中に眼鏡がずれて素顔を見られてしまう。 そして何故か始まる怒濤の溺愛!囲い込み! え?私の素顔を見て一度目の人生の記憶を取り戻した? 「ずっと好きだった」って……本気なの⁉︎
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