《クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!》277話 ニキスの悩み
ふぅ。ようやく抜けたわね。」「ムギ。」
「はぁ……道中もラズリちゃんばかり活躍してて結局ヒスイさんの実力を見れなかったんですけど………。」
「まあまぁ~。良いじゃん。まだあとで見せるから。」
う~ん。中々実力を披するに相応しい相手がいなかったのが問題だったなぁ。
何かあっと驚く敵はいないもんか?
私より強いやつらは噂の5強くらいのものなのかもね。
そう言えば5強と言えば獣人族はまだ見てないな?
スィヨンは元気だろうか?
「獣人族達は見てないけどこの辺には居ないの?」
「獣人族達ですか………実は彼らが普段暮らしているのは大樹海の中でも比較的に弱い魔が多い北側の林區域なんですよ。南側には山脈に風竜、カルナ湖に霊、湖より手前にはエージェントベヒモスと強者ばかりですし、ただの魔でも強い魔ばかりですから。昔は獣人族の戦士達が食料を得るためにこの辺まで出っ張って來てましたが、今も続くセレン聖強國との戦爭で疲弊し、この辺で獣人族と遭遇することはなくなりました。」
「ふーん。また戦爭の話かぁ。」
人間のルールはよく理解しきれてないけど、なんで戦爭なんてするかなぁ。
耳と尾があるかないかの違いだけじゃん………。
私達霊なんて、同じ霊でもそれぞれ見た目がまるで違うのに。
まあ、私は自分以外の霊なんて出會ったこと無いけど………妖なんかはちょいちょい見かけてるけどね。
「ムギギ」 
「あらほんと?じゃあここでさよならね?」
ラズリとはここでお別れか。
私は當分大樹海から帰るつもりは無いけどラズリは日帰りみたいだし、ここらで狩りしてる方がいいかもね。
「ちょっ!本當にラズリちゃん置いてくんですか?」
「あら?まだラズリの実力を疑ってんの?」
「ギュ~?」
「違います。私はヒスイの実力を疑ってるんです!ラズリちゃんの強さは理解できました。それならなおさら戦力として連れてくべきです!」
「はぁ。大丈夫大丈夫。」
「私は貴の心配をして!……って!あっ待って!」
話が長くなりそうなのを察してラズリが木々の中に逃げてってくれた。
「ほら、もうどこ行ったか分からないし行くわよ。」
「………………。はい。」
〈ニキス視點〉
あれ?あの姿は?
「ラズ姉。こんなところで會うことになるとは。」
「ムギ。ムギギュギュ」
「あぁ~。ヒスイさんとですか?なるほど…………積もる話もありますが、それは帰ってからの宿でしますか?ここまで片道でかなり掛かりました。渓谷には魔が多いと聞いてましたがまるで居なかったおでこんなに奧まで來ることになってしまいました。」
「ムギ?キギュギュムギ?」
「はい?あぁ~。ラズ姉が倒してしまってたんですか?まあ、ニキスの目的は高位の魔を倒して素材を売ることなので、結局この辺まで來てもっと強い魔を狩らないといけなかったと思いますし。では、ニキスはもうし奧にいきます。」
ラズ姉と別れて森を歩きます。
裏ギルドの報を得るために報屋を見つけるのはなんとかできましたが、まさか金貨50枚も要求されるとは思ってもなかったです。
完全に子供の悪ふざけと思われてるのか、実際にその額を要求してきているのかは分かりませんが、集めるしかないですね。
マスターに頼めば高値で売れる高位の魔の素材を[アイテムボックス]から出してくれそうですけど、マスターばかりに頼るようでは使役獣としてマスターに顔向けできません。
…………キチキチキチ!………
?
魔………カマキリですか?
………こっちに向かって殺気をとばしてきてますね………ニキスを……食うつもりですか?
まあ、叩き潰してあげます。
…………キィシャァー!!………。
二本の大きい鎌による攻撃………。
中々に自由度が高く厄介ですね。
「[影移]…………[アサシンエッジ]!」
木々の影にり込み、カマキリの後ろにすり寄り一撃………。
カマキリはかなくなりました。
「よし。」
…ブモォ~~~!!
デカいですね…………。
牛系の魔ですね。
長は8m、高も5mはある大型、かなり外皮は固そうです。
ナイフでは致命傷は狙えないかもですね。
「………[シャドウローズ]」
周りの木の影から一本の槍を作り、牛に突き刺します。
……ッグモォ~!?
…………刺さることは刺さったですが、深くまでは刺さらないです。
やはり、今一つ影魔法は攻撃魔法としての決め手には欠けますね。
ブモォ!!フガァ!!
牛の魔は怒ったように助走しこっちに突進してくる。
でもニキスのさに當たる直前で急にが止まる。
「もういいです。ご協力ありがとうございました。」
それはニキスが[シャドウローズ]による槍を數・十・本・突き刺したからです。
一本ならともかく數十本なら致命傷ですね。
ですが、同格の相手には通用しないですね。
やはり師がりますね。
取り敢えず今は、更に魔を倒して金を手するしかないです。
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