《俺を嫉妬させるなんていい度だ〜曹司からの過度な溺〜》俺様曹司様【7】 《side 芹》

すっかり社長のペースで時間が過ぎていく。帰るタイミングが分からない。

「社長、あの〜」

「暁だ。で?なんだ?」

「そろそろ帰りたいのですが…」

「はあ?何言ってるんだ?シェフにディナーをお願いしているし、明日は休みにしてもらったんだ。泊まっていけよ」

「な、な、なにを…泊まる?ないないない」

「そんな全力で嫌がらなくても」

「男の家に泊まるなんてありえません」

「じゃあ、俺が初めてだな」

ニヤニヤが止まらない社長を目に、どうやって切り抜けようか頭を悩ませる。やはり、俺様曹司様はゲームでもリアルでも強引でやり手だ。しかも、私好みの旬くんの特徴のツンデレ要素も織り混ぜてくる。何よりもイケメンなのがズルイ。

私の比較対象はハピカレしかない。まさか、ハピカレの登場人に近い人に出會うなんて思いもしなかった。いつもは思ったことを言い、人に流されることはないのだが、俺様の対処の仕方がわからない…

流されてはダメだと本能が告げている。何とかして帰らなければ…

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