《俺を嫉妬させるなんていい度だ〜曹司からの過度な溺〜》急展開【6】

いつからどれだけの人にマンションを知られていたのだろうか…

暁に付き添われマンションにるが、未だ恐怖がつき纏う。

「芹、今まで何か不審な事はなかったのか?」

「うん…特には…」

「ここは危ないから、取りあえず俺のマンションに來い」

「えっ、それは…」

「実家に帰るのか?もしくは泊めてくれる友人でもいるならいいが…こんな時に一人でホテルなんて考えない方がいい。どうやって芹のマンションがバレたのか、まだわかっていないんだから」

「…」

部屋に著き恐る恐る開けるが、侵された形跡はないようだ。1LDKで全が見渡せ、広くはないが綺麗に片付いている。こんな時でなかったら、芹の部屋にれて喜ぶところだが、暁は気が気じゃない。

「スーツケースはあるか?」

「う、うん。でも…」

「?どうした」

「服がっていて…」なぜか歯切れが悪い。

「持って出る服が既にってるのか?」

「そうじゃなくて…」

クローゼットから大きなスーツケースを出してきた芹は、暁の目の前で意を決して開けた。

「これは!」

「はぁ〜、昨日から一気に私のを知られちゃったね。はぁ〜、もう吹っ切れたよ」

「…」

「言葉も出ない程引いちゃった?」

「せ、芹。こ、こ、これは…」

「何?どうぞ何でも言って」

「す」

「す?」

「凄い!興する!!何だ?このクオリティ!」

「え"」思っていた反応と違い、今度は芹が驚きの反応をみせる。

スーツケースの中にはリアルに再現されたコスプレ裝の數々。新城堂のゲームの人気キャラの魔法裝から、テレビアニメで人気のお姉さんキャラの裝まで、手作りとは思えない裝が沢山っていたのだ。

「今すぐ著て見せてもらえないのが殘念だ。後日必ず取りに來よう」

「引かないの?」

「引くわけないだろう。もう、想像しただけでゾクゾクする」

思っていた反応と違い驚く気持ちと、暁の中に見え隠れするが伝わりどうしていいのかわからないのが正直な気持ちだ。

ゆっくりもしていられないので、裝は綺麗にベッドの上に並べ、代わりに必要なものをスーツケースに詰めていく。

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