《俺を嫉妬させるなんていい度だ〜曹司からの過度な溺〜》急展開【7】

必要最低限の荷を詰めている橫で、暁は先程のコスプレをまだ眺めている。何を考えているのか、時々ニヤニヤしているように思う。あまり表は変わらないが、芹にもしの表の変化がわかるようになってきた。

俺様曹司のイメージが崩れていくが、親しみがわく。廉くんは二次元の方がいいのだが、知れば知るほど廉くんと旬くんの間の絶妙な位置づけに暁くんがいる。

「お待たせしました」

「すぐに必要なものは持ったか?」

「大丈夫だと思う…」

「近いから、すぐに取りに帰れるから大丈夫か。買えるしな」

「荷になるけど、ミシンは持って行ってもいい?」

「ああ」

「どうしても、ないと落ち著かなくて」

「じゃあ、行こう」

スーツケースを芹が引き、反対の手を暁が繋ぎ、ミシンは暁が持つ。

「戸締まりを忘れるなよ」

「はい」

しっかり確認し、マンションを出て暁の車に乗り込んだ。

暁は、芹に気づかれないように周囲を警戒する。特に見られている視線はじない。

車が警察署に著いた。自分が悪いことをしたわけではないのに、なぜか張してしまう。

芹の不安を消し去るように、手を繋ぎリラックスさせてくれる。一番不安な時に頼れる相手がいる有り難さがに沁みる。芹の中で暁の存在が増している気がする…

中にると付があるが、もちろん企業の付と違い獨特の雰囲気だ。

「すみません。宮と申しますが…」

「聞いてます。ご案しますね」

「ありがとうございます」

応接室のような部屋に通された。そして、先程の警察がやってきた。

「ご足労いただきありがとうございます。現時點でわかっていることを説明させていただきます。その前に一點だけ」

「なんでしょうか?」

「失禮ですが、こちらの男は?」

「申し遅れました、私わたくし宮の勤務先の社長で、個人的にもお付き合いのある新城暁と申します」

名刺を出し、ちゃっかりと芹との関係をアピールしている。

名刺をけ取った警察は、新城堂の社長だと知り驚く。

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