《俺を嫉妬させるなんていい度だ〜曹司からの過度な溺〜》の関係【7】 《side 芹》

《side 芹》

今日は一日散々だった。

始まりは、付の花澤に絡まれたこと。暁くんに普段から執著しているのは有名だが、実際はストーカーに間違いない。暁くんの住むマンションから、社が出て來るのを見て聲を掛けるのは、異常だと思う。

なんとか切り抜けたが警戒が必要だ。これからは、マンションの出りに要注意だ。

自分のストーカーだけでなく、暁くんのストーカーにまで気をつける必要がある。

仕事中に花澤に遭遇することはないと思うが、社での姿と変えていて良かった…

出社後は、暁くんがジンジョーテックに現れたせいで、社が浮足立った一日になった。初めて間近で見た者も多い。

「芹さん、何があったんでしょう?」

會社では誰とも親な付き合いは避けているが、そんな中でも同じ部署の後輩の和ちゃんだけが、気さくに聲を掛けてくれる。

「う、うん…」

理由はわからないが、帰ったら文句を言いたい。私とは関係ないかもしれないが、今までと違う行は止めてほしい。

三十分程で帰っていったが、暁くんが現れた余韻は尾を引いていた。

何事かと噂され、社の雰囲気はいつもと違った。そのせいで、本來回ってくる仕事が遅れ、社が落ち著かない一日になった。

私も、いつ振りかの殘業をすることになった。早く帰って、夕飯を作りたい。そして、ゲーム部屋に籠もりたい…

暁くんの影響力を改めて知ることになった。私はとんでもない人に付き合うと返事してしまったと思う。

俺様曹司の廉くんとツンデレの旬くんを出されたら、斷れる訳がない。私は、俺様にもイケメンにも弱いのだと最近知った。

旬くん一筋で、一生リアルなとは縁がないと思っていた。

それが、ストーカー騒ぎから居候のはずが、付き合うことになりの関係まで…

初めての験にも心も満たされた…

そして、俺様曹司様の意外な一面。ゲーム好きという普段からは考えられないギャップに、一気に心を持っていかれた。

私のコスプレを凄いと褒めてくれ、一緒にゲームを楽しめる男が現れるとは思っていなかったから嬉しい。

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