《俺を嫉妬させるなんていい度だ〜曹司からの過度な溺〜》ダブルストーカーの行方【2】
「私の住まいじゃないので無理です」
濁していたら求が増して行きそうで、そこははっきり拒否を示した。
「役に立たないわね。本當に暁様と関係ないわよね?」
やはり疑われてはいるようだ。このまま解放してもらえるのだろうか…
「疲れてるので帰っていいですか?」
「何?都合が悪くて逃げるの?」
「…」何を言っても墓を掘りそうで思わず黙ってしまった。
ここは、エントランスに続くマンションの敷地だ。當たり前だが、エントランスにる車が通る。今も一臺の車がエントランスに向かってっていった。
「ちょっと何か言いなさいよ」
先程までより聲を荒げだし、怖くなってきた。これが本來の花澤の姿なのだろう。
そこへ…
「何してる!?」
暁がエントランスから走ってきた。暁の後ろには駿の姿も見える。
「きゃ〜暁様。私に會いに來てくれたの?」
なんてお目出度い思考の持ち主なのか、芹に詰め寄っていた姿からは一変、今にも暁に抱きつきそうだ。
「お前、ここの住人じゃないだろう?」
「それはっ!」咄嗟に言葉が出ないようだ。
「朝もここにいたのはお前か!?」
「…」
「ここは、マンションの敷地だから、カメラに証拠が殘っている。だんまりを決め込んでも無駄だ」
「わ、私は社した時から暁様が好きなんです!書課に行きたかったのに、新城堂の書課は男しか配屬されない。だから、私は新城堂の顔の付に配屬されたんですよね??」
どれだけ自分に自があるのか、ある意味心するが、今の狀況で笑ってはいられない。
「そもそもどうして俺がここに住んでいることを知っているんだ?」
「それは…」
「駿、このマンションの防犯カメラの映像は一年保存されてるんだったな」
「ええ」
「調査を依頼しといてくれ」
「そんなっ」
「もうしエントランスに近かったら、不審者と認定されて通報されていたのに殘念だ」
「そうですね。幸か不幸か、マンションの敷地のギリギリで、通報まではされなかったんですね」
「新城堂の社員が逮捕なんて裁が悪いから、先に退職屆を出してくれ。嫌なら懲戒解雇にする」
- 連載中25 章
噓つきは戀人のはじまり。
宮內玲(27)は大手老舗菓子メーカー シュクレでコンサルティングを請け負っている。 戀人のロバートとオーストラリアに住んでいたが、一年限定で仕事をするために日本に帰國していた。 そんな時、偶々シュクレと取引のある會社の代表である九條梓に聲をかけられる。 「やっと見つけた」 実は梓と玲は五年前に出逢っていた。 公園で倒れていた梓を、玲が救急車を呼んで病院に付き添った。 だが、翌日病院に電話をした玲は彼が亡くなったことを知る。 「まさか偽名を名乗られるとは」 玲にとって梓は忘れもしない、忘れられるわけがない人だった。 當時のことをひどく後悔していた玲は、梓から事の真相を聞き、生きていたことに喜んだのも束の間。 __________俺がもらってやるよ _________薔薇の花束、持ってきてくれるなら 「約束通りきみを貰いにきた。忘れたとは言わせないから」 かつての約束を反故にされて現在進行形で戀人がいる玲に梓は迫る。
8 90 - 連載中278 章
本日は性転ナリ。
如月瑠衣(きさらぎ るい)は、ごく普通の男子高校生として代わり映えの無いつまらない毎日を送っていた。 しかし"ある日"を境に、その"代わり映えの無いつまらない毎日"は虛実が混じり合って作られた"幸せで平穏な日々"だったのだと思い知らされる。 幼馴染の"高梨莉結(たかなし りゆ)に手を借りつつも、男に戻る事の出來るその日まで女としての生活を送る事となった瑠衣。 これは"性転"してしまった瑠衣が、様々な"モンダイ"に見舞われながらも、周りの人々との出會いによって"本當の自分"を見つけていくストーリー。 興味を持って頂けたら是非一話だけでも読んで下さい。つまらないと思った方は、良ければその理由などもコメントして頂けたら、出來る限りの改善をしていきたいと思います。 未熟者が書いた素人小説ですが、創造をカタチにしていく勉強の真っ最中なので、是非溫かい目で見守ってください。 古い話から常時改稿していますが、途中から読み進めるのが嫌になるような文體になるかもしれません。 それは、この「本日は性転ナリ。」が、攜帯小説を始めてから、初めて完結まで続けられた作品なので、未改稿部分はルールや小説執筆の常識等も知らないままに思い付く事を書き毆ったからです。笑 今でも"改稿"と言える程の事は出來ていないかも知れませんが、以前と比べて確実に読み易く直せていると思いますので、是非改稿後の方も読んでいただけると幸いです。 この小説を執筆するにあたって、読者の方々に大変勵まされております。この物語が続いているのはその方々が居るからです。 本當にありがとうございます。
8 161 - 連載中10 章
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8 154 - 連載中10 章
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8 56 - 連載中103 章
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