深く暗い水の底から、浮かび上がるような覚とともに、ぼくの意識も戻ってきた。え〜っとぼくの名前はユウ シンドウ、えっとたしか、馬車に乗っているときにに激痛が走って、とそこまで考えたところでぼくの思考は、ぼくのが大丈夫なのかというところにたどり著いた。あんなに痛かったからね。

そうして、ぼくは目を開き、かしづらい首をなんとかかし、下を見た。そして、目をつぶった。いやいや、待て待て。しかし、いつまでも現実から目を背けることはできないのでもう一度目を開き見た。

うん、今の狀態を簡単に説明するなら、『目を覚ますとがんでしまっていた』だな。うん、ネタにはしってる場合じゃないのはわかっているんだけどね。

しかも、どう見ても赤ちゃんじゃないですか。まさか、転生ですか？とか、考えていた。

すると、部屋の外から足音が聞こえた。今更ながらいうが、ここは、豪華な知らない部屋だ。はっ、知らない天井だっていうの忘れてた。いやいや、そんな場合じゃないってやっぱぼく、混しているな。そうこう考えているうちに、部屋のドアが開いた。