「私の研究容はですねぇ〜、この世界の管理者を引きずり出すことですぅ〜。」

それを聞いた私は息を呑み「管理者って何それ？」と言いたそうなし間抜けな顔をした。

「ひっひっひっ.......管理者とは何だ？という顔をしていますねぇ〜？それも特別に説明してあげますよぉ〜。」

と言って、コホンと咳払いをした。

「管理者とはこの世界の秩序を保つ為のプログラムみたいなですぅ〜。そして管理者の役目は、この世界の不穏分子や宇宙空間が崩壊する程の災害が起きた時に出てくるストッパーのようなですぅ〜。そしてそれを引きずり出すには人間や、ただの神では解決出來ないような災害が必要なんですよぉ〜。そこで丁度いいのが貴方の中にいる妖怪ですぅ〜。」

それを聞いた私は「チッ」と舌打ちをし、「やはりか。」と小さな聲で呟いた。

「だが私の封印を解いたところで、あの化けたちの制は出來ないぞ？」

この世界には付喪神のように、人間が妖怪を使役する技があるが、私の中にいる妖怪は神ですら、簡単には手を出せない化けなのだ。

だから人間が使役出來るわけがないのだ。だが、私は何故か嫌な予がした。

「ひっひっひっ.......使役する必要はないんですよぉ〜。ただ暴れさせればいいんですからねぇ〜。」

今回の目的は世界の管理者を表に出すことが目的だから、わざわざ制をする必要がないのだ。

「くっ.......外道が.......」

「ひっひっひっ.......私にとっては褒め言葉ですねぇ〜。」

ミニクは自分の実験容を、他人に話せて嬉しかったのか、機嫌を良くしていた。

「ちなみに、その鎖は貴方の封印を解くための道なんですぅ〜。だから、かなり丈夫にしてあるんで、あなた程度の力では絶対に壊せないですよぉ〜。」

まるで初めから抜け出す方法を探すために、會話時間をばしていたことに、気づいていた様子だったから私は冷や汗を流した。

そして弱気になってきた私は1人で小さな聲で呟いた。

「優真.......助けてくれ.......」

「ひっひっひっ.......あの禍神は死んだみたいですが、時間稼ぎには使えたので良しとしましょうかぁ〜。」

と言って優希の後ろにある、大きな裝置に付いているタイマーを見た。

「あとしで封印が解けますねぇ〜。楽しみですぅ〜。」

そして、そのタイマーには封印が解けるまでの時間が書いてあった。

殘り5分と.......

やっと修正が終わりました！ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます！

さて、醜いぶ.......コホン、ミニク・イブタの研究目的が遂に明かされましたね。.......え？前の話で明かされただって？.......気にすんな！それにしてもミニク・イブタという名前は確実に悪意がありますよね.......こんな名前をつけた親は最低ですね！.......あ、名前付けたの俺だった.......だが、後悔はしていない！

はい…すみません。もうし名前を考えるべきでしたね。

それでは、これからも「異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる」をよろしくお願いします。