《継続は魔力なり《無能魔法が便利魔法に》》ダンジョン攻略スタート
宿には、もちろん風呂は無かった。
ただ、じいちゃんが値段が高めのところにしてくれたおかげで、ベットがしっかりしていてちゃんと寢れたので快適だった。
それと、飯を食べていて酔った冒険者が絡んでくるということもなかったが、これはし期待してたので殘念だ。
そして、遂にこれからダンジョンに挑戦する!
現在、俺たちは1階で、ゴブリンを片っ端から倒しながらどんどん進んでいる。
1階は狹いので、俺のオートマッピングですぐに階段の場所がわかった。
やっぱり、造っておいて良かったな~
「創造魔法を無能って言い出したの誰だよ...」
「しょうがないよ。創造魔法を使うにはたくさんの魔力とレベルの高い魔力作が必要だから」
「そうは言っても......レオが造ったを見ると貴族が本當に愚かなことを改めて思うよ」
「じいちゃんは貴族が嫌いなんだね」
「まあ、大の貴族は馬鹿で強で無駄にプライドが高い奴なんだよ」
「へ~」
「お、階段見つけたぞ」
話していたら、すぐに3階へと繋がる階段を見つけた。
「そういえば、出て來る魔って、何階ごとに変わるの?」
「このダンジョンは5階ごとに出てくる魔が変わるはずだ」
「5階ごとね。了解」
「ということで、5階まではさっさと終わらせるぞ」
「はーい」
それから數は増えたが、偶にスライムで後はゴブリンばかりで最後の方はもう戦うというより作業だった。
そして1時間くらいして、5階の大きな扉の前にいる。
「確か、ここは5階からボスが出るんだっけな....」
「普通は違うの?」
「ああ、大は10階ごとだな」
「じゃあ、このダンジョンは難易度が高いのかな?」
「そうかもな」
「そういえば、二人だけでボスを倒せるの?」
ボスって、結構ヤバい魔が出て來そうな気がする....
「心配するな。先に調べておいた報ではゴブリンロードらしいから大丈夫だ」
「え?ゴブリンロードって言えば結構強いよね?」
「まあ、地上で発生したら村くらいなら簡単に潰れるな」
「それが余裕なの?」
「大丈夫だ。もしなんかあっても俺が1人で倒せるから」
「そ、そうだよね.....」
考えてみたらこの人勇者だった....
「それに、ここまで來るのに大量のゴブリンを倒したから、レオのレベルも上がってるはずだ」
「そうかな?見てみる」
レオンス・フォースター Lv.9
年齢:8
種族:人族
職業:創造士
力:2940/2940
魔力:289×10³/289×10³
力:1590×1.5(2385)
速さ:1840×1.5(2760)
運:1000
屬:無、創造
スキル
鑑定 創造魔法Lv.4
無屬魔法Lv.5 魔力作Lv.5
無心Lv.2 剣Lv.6
魔力知Lv.2
稱號
異世界の記憶を持つ者
賢者
レベルに対してのステータスがどんどんおかしくなっているな....
こんなヤバいステータスの8才児は絶対にいないだろうね。
それと、エレナのレベルが上がっていた。
持ち主と念話が出來る
持ち主の大量に魔力を吸収して切れ味と耐久を強化していく
レベルが上がると出來る能力が増える
自己修復能力有り
Lv.2…斬撃を飛ばせる
創造者:レオンス・フォースター
「うん、簡単に倒せる気がしてきた」
「だろ? それじゃあ行くぞ!」
そう言って、じいちゃんとボス部屋に勢い良くって行く。
中にると、巨大なゴブリンがいた。
大、3メートルくらいありそうな大きさだ....
思っていたより大きいぞ?
「これはゴブリンキングだな」
「え?ゴブリンロードじゃないの?」
「ああ、これはレアボスだな」
「レアってよりハズレボスでしょ!」
これに勝てるのか?
「その分、ドロップアイテムが凄いんだよ」
「なるほどね」
それなら仕方がない
「冒険者の中には、レアボスが出るまで同じ階に居続ける奴もいるくらいだからな」
「それはドロップが楽しみだね」
「ただ、20階レベルの強さだから無屬魔法を使って本気でいくぞ」
「うん、じゃあ僕は改造した裝備も使ってみるよ」
「お前、もしかして、もともと高能なにさらに創造魔法を使って能を上げたのか?」
「うん」
「それは凄そうだ。出し惜しみするなよ」
「うん、わかったよ」
死にたくないし、出し惜しみなんてしない。
『グギャア~~~~~』
俺たちが構えるとあっちも戦闘モードにったのか、大きな聲で吠えた。
「じゃあ、いくぞ!」
「わかった」
俺は、無屬魔法を使いながら
(エレナよろしく)
(はいよ)
早速、エレナを抜いた。
まずは、手にれたばかりの斬撃を飛ばしてみる。
すると、それに正面から當たったゴブリンキングが壁まで吹っ飛んだ。
おいおい、いくら何でもこの威力はヤバいだろ.....
「お前.....そんなことまで出來るのか?」
「まだあるよ!」
そう言って、俺はゴブリンキングに向かって空中を走る。
そして、立ち上がろうとしているゴブリンキングの首に剣を刺した。
『グフッ』
そう言って、ゴブリンキングは力盡きたと思った......が、最後の力をふり絞り巨大な炎魔法を撃ってきた!
「あ、やべ」
この距離だと避けれない!
「最後まで気を抜くな」
いきなり、じいちゃんが前に現れたと思ったら.....炎を真っ二つに切ってしまった。
「スゲー、じいちゃんは魔法も切れるの?」
「ああ、剣のレベルが上がれば出來るぞ」
「へ~」
やっぱり、じいちゃんは凄い人なんだね。
「それにしても......詰めは甘かったが、1人でゴブリンキングを瞬殺してしまうとは思わなかったぞ?」
「そ、そうかな......あ、ドロップが出て來てる!」
ゴブリンキングの死がと共に消えると出てきたのは皮の手袋だった。
どんななのか、鑑定してみると
<王様のグローブ>
とにかく頑丈で魔力伝導が良い素材
昔、どこかの國の王様がしたグローブ
「じいちゃん」
「なんだ?」
「この手袋貰っていい?」
「いいぞ。倒したのはレオだからな」
「ありがとう! それじゃあ、さっそく改造してみよ~う」
そう言いながら、リュックから魔石を出す。
「なんだ、そのすさまじい輝きの魔石は?」
「これ? 僕が2年ぐらいかけて魔力を注いだ魔石だよ」
「2年か.....それを使って何するんだ?」
「魔法アイテムを造るんだよ」
「なるほど。材料なわけか」
「そういうこと」
魔石とグローブに創造魔法を使う
そして、しばらくして出來たは.....
<マジックハンド>
これを著けると魔法の度と威力が格段に上がる。
また、これを著けているとこの手袋または手で持っている武に自分の魔法を付加できる。
創造者:レオンス・フォースター
さっそく、俺は裝著してみる。
そして、エレナを持ち炎を付加してみた。
(な、何だこれは?)
(ちょっと炎を付加してみた)
(おお、なんか強くなった気分だ)
確かに見た目はかっこいいな~
「お、お前、今度は何を造ったんだ?」
「これは武に魔法を付加できる手袋だよ」
「また、凄いを...」
段々、じいちゃんの反応が疲れてきている....
「そ、そんなに凄いかな....?」
「まあいいさ。ところで、普通はレベル30くらいの冒険者が3~5人で倒す魔を、レオ1人で倒したから結構レベル上がったんじゃないか?」
「どうだろう?」
レオンス・フォースター Lv.17
年齢:8
種族:人族
職業:創造士
力:12,640/12,640
魔力:124×10⁴/124×10⁴
力:6840×1.5(10,260)
速さ:7910×1.5(11,865)
運:1000
屬:無、創造
スキル
鑑定 創造魔法Lv.4
無屬魔法Lv.5 魔力作Lv.5
無心Lv.2 剣Lv.6
魔力知Lv.2
稱號
異世界の記憶を持つ者
賢者
ステータスが運以外の全てが萬を越えちゃってる.....
「レベルが8も上がってる.....」
「おお、それは良かったな」
「う、うん」
良かった.....のかな?
「その歳だと、レベルが10を超えている奴すらいないと思うぞ」
「そ、そうだろうね」
これはヤバい!ミサンガが頑張りすぎちゃってるよ.....
それに、もうじいちゃんを越えちゃった。
じいちゃんを超える日は、いつか來ると思ってたけど早過ぎだろ。
もう、初日でダンジョンで特訓する必要が無くなってしまった...
どうしよう、ミサンガを外そうかな~
でも、強い分には困らないはずだよな....
よし、決めた!
これからは、強くなれるところまで強くなって、普段は謙虛に実力を隠して生きていこう.....
【書籍版4巻7月8日発売】創造錬金術師は自由を謳歌する -故郷を追放されたら、魔王のお膝元で超絶効果のマジックアイテム作り放題になりました-
書籍版4巻は、2022年7月8日発売です! イラストはかぼちゃ先生に擔當していただいております。 活動報告でキャラクターデザインを公開していますので、ぜひ、見てみてください! コミック版は「ヤングエースUP」さまで連載中です! 作畫は姫乃タカ先生が擔當してくださっています。 2021.03.01:書籍化に合わせてタイトルを変更しました。 舊タイトル「弱者と呼ばれて帝國を追放されたら、マジックアイテム作り放題の「創造錬金術師(オーバーアルケミスト)」に覚醒しました -魔王のお抱え錬金術師として、領土を文明大國に進化させます-」 帝國に住む少年トール・リーガスは、公爵である父の手によって魔王領へと追放される。 理由は、彼が使えるのが「錬金術」だけで、戦闘用のスキルを一切持っていないからだった。 彼の住む帝國は軍事大國で、戦闘スキルを持たない者は差別されていた。 だから帝國は彼を、魔王領への人質・いけにえにすることにしたのだ。 しかし魔王領に入った瞬間、トールの「錬金術」スキルは超覚醒する。 「光・闇・地・水・火・風」……あらゆる屬性を操ることができる、究極の「創造錬金術(オーバー・アルケミー)」というスキルになったのだ。 「創造錬金術」は寫真や説明を読んだだけで、そのアイテムをコピーすることができるのだ。 そうしてエルフ少女や魔王の信頼を得て、魔王領のおかかえ錬金術師となったトールだったが── 「あれ? なんだこの本……異世界の勇者が持ち込んだ『通販カタログ』?」 ──異世界の本を手に入れてしまったことで、文明的アイテムも作れるようになる。 さらにそれが思いもよらない超絶性能を発揮して……? これは追放された少年が、帝國と勇者を超えて、魔王領を文明大國に変えていく物語。 ・カクヨムにも投稿しています。
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