《世界最強が転生時にさらに強くなったそうです》シルフィは、怒ると凄く怖いです

俺は、今日早く起きて、昨日買った本と、カルロスさんから貰った本を読んでいた。

そのおかげで、結構なスキルが手にった。

「よし!朝食を食べたら、早速試して見るか!」

そう言って俺は、朝食まで、かすことにした。

それから、數十分経ち、朝食ができたので、食堂へ向かった。

「おはようございます、シン君。」

「おはよう!シン!」

「おはようございます、オリビア、カルロスさん。」

俺たちは、朝の挨拶をして、席につき、朝食を食べ始めた。

「あの、シン君、私ってこれからどうすればいいのですか?」

「どうすればいいって?」

「ええっと、私が、シン君のお嫁さんになるってことシルフィ様たちにまだ伝えていないのですよね。だから、私もついて行ってもいいのかな、と思いまして。」

「ああ、大丈夫だ、ついてきてくれ。」

「はい!分かりました!」

オリビアは、そう言うと安心した顔で、また、朝食を食べ始めた。

「シン、朝食を食べたらもう出るのか?」

「いえ、し修行をしてから出ていくつもりです。近くに、人がいない、いい場所ないですかね?」

「修行か、それなら、この近くの森でいいんじゃないか?あそこなら、人は、あまりいないぞ。」

「そうなんですね、なら、そこに行きます。」

「なぁ、俺も一緒について言ってもいいか?」

「え?カルロスさんもですか?」

「ああ、俺もし運したくてよ。ダメか?」

「ん~、まぁ、別にいいですよ。」

「それなら、私も行きます!」

「オリビアも?」

「はい!私、結構魔法には、自信がありますので、シン君のお手伝いをさせてください!」

「ん?俺がこれから修行するのは、スキルを試そうと思ってだな。」

「スキルですか?」

「シン、お前、スキルの持ち主なのか?珍しいな。」

やっぱり、スキルの持ち主は、そうそういないみたいだな。

「で、どんなスキルなんだ?」

「えーっといろいろですね。」

「はぁ?いろいろだと?お前、幾つスキルを持っているんだ?」

「あ、ステータスを見せましょう。」

ステータス

 鳴上 真

 16歳

 Lv52

 人間族

 HP46000000

 MP42000000

 攻撃力45000000

 防力38000000

 

 俊敏42000000

 知力370000000

【稱號】

   竜殺しドラゴンスレイヤー>      

【魔法】

  火魔法 初級 中級 上級 超級 神級

  水魔法 初級 中級 上級 超級 神級

  風魔法 初級 中級 上級 超級 神級

  魔法 初級 中級 上級 超級 神級

  闇魔法 初級 中級 上級 超級 神級

  土魔法 初級 中級 上級 超級 神級

  無屬魔法

  召喚魔法

【スキル】

《敵知》《強化S》《五強化》《自回復S》《無詠唱》《複數魔法》《言語理解》《飛行》《魔法封じ》《ワープ》《回復》《鑑定》《心眼》《咆哮》《HP自回復》《MP自回復》《千里眼》《時止め》《即死》《解毒》《意思疎通》《分》《催眠》《明化》《石化》《消臭》《威圧S》《記憶改善》《経験値増量S》

うん!いつ見ても異常!

さて、2人の反応は?

「「・・・」」

口を開いて、呆然としていた。

「おーい、オリビアー、カルロスさーん、大丈夫ですかー?」

「……あ、ああ、大丈夫だ。シ、シン君、こ、これ、本當に君のステータス?偽裝とかじゃなくて?」

「ええ、本ですよ。こっちが偽造したやつです。」

そう言って、俺は、偽裝した方を見せた。

「シン君、なぜ偽造したものがあるのに、本當のステータスを見せるのかね!?」

「ええっとですね、俺とオリビアが結婚したら、カルロスさんは、俺の、お義父さんになるじゃないですか。だから、そういうの人には、全員に本のステータスを見せてますよ。どうせ、いずれは、バレると思いますので。」

「そ、そうなのか、分かった。」

「で、オリビアは、そろそろ戻ってきた?」

「は、はい、だ、大丈夫です。」

「こんなステータス見せられて怖い?」

「い、いえ!シン君だから、怖くありません!逆にかっこいいというか、頼もしいというか、そんなじです!」

「そ、そうか、ありがとう。」

そんなことを言われると、すごい照れるな。

「で、今日手にれたスキルがあるので、それを試したいと思っているんですよ。」

「は!?今日手にれたスキル!?どういうことだ!?」

「ええっと、俺の能力で、魔法やスキルを、本で見たり、実際に使用しているところを見たり、その魔法やスキルについて詳しく聞くことで、俺は、手にれることが出來るんです。」

「だから、昨日あんな本を借りたのか。でも、スキルに関しての本など沢山あるだろ?」

「あるのは、あるんですが、どれもでたらめでして。でも、カルロスの家にあった本は、ちゃんとした本でした。それと、この街で買った本もちゃんとしていました。」

「そうなのか。」

「シン君、スキルの修行じゃ私たち行っても邪魔ですよね?」

「ん?いや、別に邪魔じゃないよ。」

「なら、行ってもいいんですね?」

「ああ、別に構わない。あ!それなら、あっちで修行して、そのまま、王都へ行こうか!俺のスキルに《ワープ》があるからな!」

「それじゃ、急いで準備しなくちゃいけませんね!」

「はは、オリビア、相のないようにな。」

「なに、言っているんですか?カルロスさんも行くんですよ。」

「は!?俺もか?なんで!?」

「最初に、オリビアを俺の嫁にしようとしたのは、カルロスさんですよ。カルロスさんも、シルフィの説得を手伝ってください!」

「む、無理だ!王様に説得など、伯爵家の分際で、出來るわけがない!だから、二人で行って來い!」

「ダメですよ!カルロスさんが來ないと説得がしずらいんですよ!」

「シン、頑張れ、応援しているぞ。」

そんなことを、真顔で言われてしまった。

「お父様!行きますよ!もし、斷られたらどうするんですか!?お父様、責任取れます!?」

「うっ!?わ、分かった、行くよ!」

「よし!それじゃ早く朝食を食べて、準備しなくちゃな。」

俺たちは、急いで朝食を食べ終え、王都へ行く準備を始めた。まぁ、でも、俺の《ワープ》を使うのでそんなに準備するものがなかった。

そして、準備をし終えた俺たちは、カルロスさんの言っていた森へ行き、いろいろなスキルを試し、ちょうど晝くらいになったところで、《ワープ》をして、王都へと來た。

「う~、張します。」

「俺もだ。」

2人ともすごい張していた。まぁ、俺もすごい張しているが。

大丈夫だよな、殺されないよな。

でも、俺は、違う街で一泊して、そして、その泊まった家のの子を婚約者にしたんだ、勝手に。嫉妬深いシルフィに殺されてもおかしくないのか?

・・・これは、土下座は、必須だな。

そんなことを考えていると、シルフィたちのいる屋敷に著いた。

「おや、おかえりなさいませ、シン様。」

「あ、ただいま、エルベルトさん。シルフィは、いる?」

「いますよ。今は、自分の部屋にいるはずです。でも、すごいご立腹でしたよ、シルフィ様。私に何も言わないで、一泊なんて!って言ってました。」

「そうなんですか。」

こ、これは、ヤベェな。

「ん、おや、そちらは、カルロス様と、オリビア様では、ありませんか。どうしたのですか?」

「久しぶりだな、エルベルト。」

「こんちには、エルベルトさん。」

「俺が、昨日泊まったのが、この二人の家だったんだ。それで、今日は大事な話があってついてきてもらったんだ。」

「大事な話ですか。それよりも、早くシルフィ様に顔を合わせた方がよろしいですよ。もう、まる1日以上顔を合わせていませんから。昨日なんて、シン様が心配で、食事もあまり取られていませんでしたよ。」

「な、なんの心配ですか!?」

「確か、また、婚約者を連れてきそう、なんて言っていましたよ。」

マジか、ど、どうしよう。

「そ、そうですか。それなら、早く行った方がいいですね。あ、グレイさんは、いますか?」

「はい、いらっしゃいますよ。」

「それなら、2人とも先に、グレイさんに、挨拶してきて。」

「わ、分かりました。」

「シン、頑張れ。」

カルロスさんめ、人事だと思って、めっちゃ真顔で言ってくる。

俺は、重い足取りでシルフィの部屋の前まできた。

コンコンコン

「はい、開いてますよ。」

なんか、シルフィ怒った聲だったな。

「シ、シルフィ~。」

俺は、恐る恐るって行った。

「シン様!!」

シルフィは、俺の聲に反応して、思いっきり、俺に抱きついてきた。

「もう、もう、心配しました!!」

「わ、悪い。ゴメンな心配かけて。あ!これ、シルフィにお土産だ。」

俺は、そう言って、修行に行く前に買っておいたお土産をシルフィに渡した。

「これ、ネックレス?」

「ああ、安もんでわるいな。」

「い、いえ!嬉しいです!つけてもいいですか?」

「ああ、もちろんいいぞ!つけてくれ。」

「あの、シン様、つけてもらってもいいですか?」

「分かった。」

シルフィは、俺にネックレスを渡すと、髪を上げ、後ろを向いた。

俺が、白くて綺麗な首にネックレスをつけてあげると、シルフィは、嬉し涙を浮かべて、俺に抱きついてきた。俺は、シルフィを優しく抱き、シルフィの匂いを堪能した。シルフィも、俺の匂いを堪能しているみたいだ。

だが、違った。

「・・・シン様、なんか、の人の匂いがしますよ。」

シルフィは、すごい冷たい聲で言ってきた。

「シン様、これは、どういうことですか?怒らないので言ってください。」

シルフィは、顔は、笑っていた。だけど、目が笑っていない。

「シ、シルフィ、お、落ち著けって、こ、これから説明しようと思っていたんだよ。な、だから、落ち著けって。」

シルフィは、背中からすごい怒りのオーラを出していた。

「シン様、正座。」

「え?」

「正座しなさいっ!!」

「は、はい!!」

そう言って、俺は、正座をした。

それから、小一時間ほど、シルフィのお説教があった。

俺の、神的HPは、ほぼゼロに近かった。

それで、説教を終えたシルフィは、俺に質問してきた。

「それで、私に説明するとは、どういうことですか?」

「ああ、その事なんだけど・・・」

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