《世界最強が転生時にさらに強くなったそうです》約束

俺とソラとレイは、俺たちの泊まっている宿についた。

さて、シルフィにどう説明するか。

俺は、ドキドキしながら宿にって行った。

「やぁ、シン君おかえ……」

宿にるとグレイさんだけがいた。

そしてグレイさんは、俺たちを見ると固まってしまった。

「……シン君、君、趣味でもあるのかい?」

ねぇよ!とはさすがに言えない。

「まさか、ないですよ!この子は、し事がありまして。」

そう言って俺は、レイの頭をでてあげる。

レイは、目を細めながら気持ちよさそうにしていた。

「その事とはなんだね?」

「単刀直に言うとこの子は、さっき生まれたばかりなんですよ。」

「さっき生まれたばかりでこの大きさ。……その子は、魔なのかな?」

「はい、そうです。邪龍の子供です。」

「邪龍だって!?邪龍って言えばドラゴン族で神龍と同等の強さを持ったドラゴンじゃないか!!」

グレイさんは、レイが邪龍の子供と知った瞬間に目を見開いた。

「でも、なんでそんな魔がシン君と手を繋いでいるのかね?」

「それは……」

「パパだから!!」

俺が説明をしようとした瞬間にレイがそう言った。

「パパ!?」

グレイさんは、ものすごく驚いていた。

「ははは~、そうみたいです。」

「……説明してくれるかね?」

グレイさんは、さすが一國を収める王だけあって落ち著きを取り戻すのが早い。

「はい、この子、名前はレイって言います。レイによると、俺の魔力を使って産まれたから俺がパパだそうです。」

「………」

グレイさんは、無言である。

「……それで、そのレイちゃんって子は、どうするのかね?」

「はい、それは俺が面倒見たいと思います!レイと約束しましたし。」

「それは、家に住ませるということかね?」

「はい、そうなります。もし、それがダメなら俺は、あの屋敷から出て行き、自分で家を買って暮らしたいと思います!」

「いいや、別にダメじゃない。ただ……」

「ただ?」

「レイちゃんは邪龍だろ?もし、そんな魔が王家が住む屋敷にいると知れたら大変なことになるからな。」

「……確かにそうですね。」

俺たちがそう話しているとレイが服の袖を引っ張ってきた。

「パパ、わたしがパパとついて行ったら、パパに迷かける?」

レイは、涙目になりながらそんなことを言ってきた。

やめてくれ、そんな悲しい顔をするの。

「大丈夫だ、心配するな!言ったろ、俺が面倒見てやるって。だからそんな悲しい顔をしないでくれ。」

俺がそう言うとレイは、ぱあっと顔を明るくさせて俺に抱きついてきた。

「パパ大好き~!!」

俺に抱きついてきたレイを俺は、優しく頭をでてあげた。

「グレイさん、すいません!迷をかけると思いますが、どうかレイを住まわせてください!」

俺は、深く頭を下げた。

「シン君、頭を上げてくれ。私もレイちゃん1人にして放っておくことなんかできないからね。」

「……グレイさん、ありがとうございます!!」

俺は、深く謝をしてもう一度頭を下げた。

「それじゃ、みんなにも説明しなくちゃいけないけどそれは、夜ご飯の時でいいかな。」

「そうですね。まずは、レイを休ませることが必要ですから。」

それから俺たちは、部屋に戻り、夕食まで待った。

それからしして、夕食どきになったので食堂へ行った。

そしたらもう、みんな席についていた。

「シン様、こちらへどう……」

シルフィは、レイを見るなり固まった。グレイさん以外みんな固まっている。

「みんな、話したいことがあるんだ。」

それから俺は、グレイさんにした説明をもう一度した。

「そうなんですね、シン様、その子レイちゃんって言うのですか?」

「ああ、そうだ。」

そう言うとシルフィは、レイに近づいて行った。

レイは、まだ産まれたばかりで俺以外は、まだ怖いようで俺の後ろに隠れた。

「レイちゃんは、シン様のことをパパと呼ぶのですよね?」

「……はい、そうです。」

「別にそんなに怖がらなくてもいですよ。でも、レイちゃんがシン様をパパと呼ぶなら……」

「ん?」

「私をママと呼んでください!!」

シルフィは、そんなことを真っ赤な顔で言ってきた。

「ママ?」

「そうです、私は、今度シン様と結婚するのでこのままいくと私は、レイちゃんのママになります。なので、ママと呼んでくださいね!」

「分かった、ママ!!」

レイは、シルフィが怖くないと分かり、笑顔でそう答えた。

「…ママ、…私がママ。ふふ、いいですね!シン様、一所懸命に面倒見ましょうね!」

「あ、ああ、そうだな。」

シルフィたちには、何とか説得出來た。

それから食事をとった。

レイは、俺たちが食べるものでもOKのようで、味しそうに食べていた。

食事が終わり俺たちは、風呂にった。

レイは、最初は俺とると言っていたが、シルフィがそれを止めて一緒にった。

それから俺たちは、寢る時間になり、部屋に向かってレイと一緒に寢ようとしたがシルフィがそれをまた止めると、レイは、今度は負けずにイヤイヤと言っていた。これじゃ寢れないので仕方ないと言って諦めたかと思ったらシルフィは、俺のベットで一緒に寢た。

今日は、俺とシルフィとレイとソラで一つのベットで寢た。

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