育祭は、三日目と四日目が終わって今日は、最終日だ。

今の結果はこんなものだ。

1位   赤

2位  白

3位  黒

4位  青

5位  緑

6位  黃

俺たち白は、もうずっと2位からいていない。

だがまだ逆転の余地はある！

「さぁ、みんな最終日だ！思いっきりやろうぜ！」

俺は、Sクラスのみんなにそう言ってこの場の雰囲気を盛り上げる。

「もちろんだぜ！今日は、魔法合戦もあるからな！」

ケインの言う通り今日は、魔法合戦の日だ。

魔法合戦はこの育祭で俺が一番楽しみにしていたものだ。クラス全員で作戦を考えてそしていっぱい練習した。

負ける気がしねぇぜ！

「今から1年生クラス対抗魔法合戦が始まります。」

アナウンスが鳴る。

俺たちは、それに応じて魔法合戦用のコートにった。

「よし！みんないくぞーーー！！！」

「「「おおーーーー！！！」」」

みんなの気合いが引き締まった。

「それでは1年生の皆さん始めてください。」

アナウンスがそう合図すると俺たちは、まず陣形をとる。

最初はみんなで行する。

そして敵を見つけたらまずは攻撃専用の人が前に出る。

次に支援の人達がその後ろにる。

回復擔當は後ろで待機だ。

さてと、敵はどこにいるかな？

さすがにスキルを使うのはやめておこう。

でも、正直スキルなんか使わなくてもある程度敵の位置なんか簡単にわかるんだけどな。

「お！みんな早速敵が來たぞ！」

あれはAクラスのみんなかな？

「Sクラス！最初にお前らを倒せばあとは敵無しだ！」

確かに學當初・・・・の時は力の差なんてあまりなかっただろう。

だが今は違う。

みんなは格段に力がついているからな。

「よし！みんな行くぞ！」

Aクラスの代表みたいな人がそう合図を出す。

Aクラスのみんなは俺たちの周りを囲むように走る。

そして俺たちを囲むと代表の人がまた合図を出す。

「みんな今だ！」

Aクラスのみんなは一斉に詠唱を始める。

そして詠唱が終わり俺たちに魔法が飛んでくる。

俺たちはそれをただ眺めているだけだった。いや、1人を覗いて。

ドカーン！！

「やったか！？」

それはやってない時のフラグです。

俺たちは無傷のまま立っていた。

「な、なぜだ！？あれだけの魔法をくらえばただで済むはずがない！？」

「ありがとう、フォーリー。助かったよ。」

「い、いえ、これくらいは簡単ですので。」

そう、俺たちが無傷でたっていられるのはフォーリーが張った結界のおかげなのだ。

フォーリーは、クラスの中でも結界魔法が大の得意なのだ。

なので、今回は防に専念してもらっている。

「さてと、それじゃ次は俺たちの番だな！」

ケインはそう言って前へし出た。

それにつられて攻撃専用の人たちも前へ出る。

「それじゃ行くぞ！シン！お前は手を出すなよ！」

「分かってるって。」

俺は、手を出すなって。

酷いよな。

そしてケインたちは、俺たちSクラスの倍いるAクラスのみんなを倒していった。

「ふぅ、終わったぜ。」

ケインは、Aクラスを全滅させると汗をぬぐった。

そしてこの戦いを見ていたほかのクラスたちが俺たちに戦いを挑むのを諦めたのかほかのクラスどうしで戦い始めた。

「暇だな。」

「たしかに暇だ。」

ほかのクラス同士が戦いを初めて30分くらい経過した。

今だ俺たちに挑もうとするクラスはいない。

「こうなりゃ俺たちから行くか。」

「ああ、いいぜ。だけどお前は出るなよ。」

「酷い！」

あ～、泣きたくなるぜ。

「こっちから行くって聞こえたけど本當！？」

メインがすっごい勢いで聞いてきた。

「あ、ああ、こうしていても暇だからな。」

「よーし！それじゃ早く行こ！」

メインはもう待ちきれないといった狀態だ。

「それじゃみんな行くぞ！」

「「「おおーーー！！！」」」

それから10分もかからず俺たちは、全クラスを全滅させてしまった。

「1年生クラス対抗魔法合戦は、Sクラスの優勝で終わりました。」

アナウンスがそう流れると観客席から拍手が來た。

今から晝食休憩をとったあと晝からの競技が始まるのだが、晝の競技は、挑戦という種目だった。

挑戦ってなんに？

ってか、どの學年の種目なんだ？

「それでは今から晝食休憩を取ります。ゆっくり休んで晝に備えてください。」

アナウンスがそう流れると俺たちは、一旦解散した。

まぁ、考えるのは後でいっか。

それより今は飯だ！飯！

投稿がこんなに遅くなって本當にごめんなさい！

新作は、あとしで投稿します。

題名はまだ仮ですが『クラス転移で俺だけずば抜けチート！？』です。