《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》476話 説得
「こちらにいる瑠璃さんがその問題點を解決します。」
「それはどういうことかね?」
ミルド様は、俺が何を言っているのか理解が出來ず頭を傾げた。
「今から話すことは事実ですが取りさないでください。」
俺は、前もって忠告しておく。ここで瑠璃さんが敵國の人だと分かり取りして話を聞かなくなっても困るからだ。
「……分かった。それで話とは?」
「はい。まずは、こちらにいる瑠璃さんは、今戦爭している敵國で一応トップとなっております。」
「「っ!?」」
俺がそう言うとミルド様とセシル様が目を見開いた。まぁ、取りさないでくださいとは言ったけど驚くなって言うのは無理だよな。
「……………それで?」
ミルド様は、驚いていたがしの間を置いて俺に続きを促した。
まだ、セシルさんは、理解出來ていないようだが続けよう。
「私は、ミラ様とこの星に來た後、敵國の人と接し、闘になった後、その人とともに敵國へ行きました。そして、出會ったのがこちらにいる瑠璃さんです。一応、向こうの星で指揮を執っている人にも會ってきました。フリルさんです。」
「っ!………その名を知っているということは噓というわけではなさそうだな。」
「はい、事実です。そして、私は、そのフリルさんにどうかこの戦爭を終わらせるために和解が出來ないか頼んでみました。ですが、やはりそう簡単に上手くいくものではありませんでした。なので私は、その星の人たちに信頼してもらえるようにしの間、その星に滯在させて頂きました。私は、そこで何とかしは信頼されるようになり、こうして瑠璃さんとともに戻ってきたのです。瑠璃さんは、フリルさんたちの星からやってきた使者と考えてください。」
「……………ふむ。リュウトは、私たちのためにそこまでやってくれたのか。」
「この星の人たちのためだけではありません。フリルさんたちの星の人たちのことも考えております。」
「ははっ、よくもまぁ、そこまでのことが出來るものだ。たった1人で。」
「1人ではありません。この星でもフリルさんたちのいる星でも何人もの人に助けられました。私一人でこんなことは絶対にできません。もちろん、ミラ様にも助けられました。」
俺は、そう言ってミラの方をちらっと見た。
「私のしたことなど些細なことです。先程も申しましたが竜斗がいたからこそ、私たちは今もこうやって生きていけるのです。」
「そんな些細なことが私にとってとてもありがたくじているのです。」
「ふふっ、ではお互い様ということで。」
「そうですね。」
「…………………」
ミルド様は、なぜか俺たちの方を豆鉄砲が食らったみたいな表で見ていた。
「どうしたのですか、お父様?」
「い、いや、ミラがこんな風に楽しそうに話す姿など初めて見たなと思った。」
「そうでしょうか?………そうなんでしょうね。竜斗は、私にとってそれほどの存在なんです。」
「…………それほどの男、ということか。」
「ですのでお父様、竜斗の話を真剣にけれて考えてください。本當にこの戦爭が終わるのかもしれないので。」
「……………分かった。まぁ、正直、私たちに武力はないからな。和解で済んでくれるのならそれが一番いい。」
「っ!ってことは………」
「リュウト、ルリ、私たちはこれから何をすればいいのだ?」
どうやら、ミルド様は俺たちのことを認めてくれたらしい。
俺たちは、その後、詳しいことについて話していった。
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