《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》485話 ギリギリ転移
瑠璃さんとミラのいる星へやって來てから約半年が過ぎた。
俺たちは、その間、この星の復興作業に専念した。
みんなで頑張ったおかげか、初めて來た時よりもだいぶ変わった。
今、こうして王城の窓から眺めてみるとそう改めて実する。
荒れ果てた大地が綺麗な緑を生やし、川も流れてる。
濁っていてドブのように見えていた海も今は太のに反してキラキラと輝くものに変わった。
食べに困らないように畑を作り野菜なども育てている。
「本當に変わったな。」
これほどまでに時間を費やして何かをしたってことがなかったのでしすら覚えてくる。
まだ、避難者は窟の中だし、戦爭を終わらせることは出來てないけど、それをするための土臺は整ったって言ってもいい。
そして今日、戦爭を終わらせるための大きな第1歩を踏み出す。
今日は、俺と瑠璃さん、そして、ミラとミルド様を一緒にフリルさんのいる星へと行くのだ。
その前に試しておきたいことがあったので朝早くに起きたのだ。
何を試したいかというとフリルさんのいる星とこの星を転移で移出來ないのかということだ。
これができればスムーズに移ができるはずだ。
さすがにシェレールたちのいる星に転移することは出來ないけど、フリルさんの星の距離なら何とかなるかもと思ったのだ。
なぁ、ナビ、出來ると思うか?
(そうですね………この距離だとギリギリ……ですね。ですが、この距離なのでイメージをいつもよりも鮮明にする必要があります。)
鮮明に……か。
俺は、フリルさんのいる星の景を思い出してみる。
そして、転移のスキルを使う。
その瞬間、一瞬だけに包まれるが次に見える景は今さっきとなんにも変わっていない、今使わせてもらっている王城の部屋の中だ。
(イメージが曖昧過ぎます。もっと鮮明にしなくてはいけません。)
そう言われてもな……もう半年も経つからなぁ。そんなに鮮明に思い出すのは難しいな。
(仕方ありません。では、私がお手伝いさせてもらいますね。)
手伝い?何をするんだ?
(マスターの頭に私が直接フリルさんのいる星の景を映し出します。これをするとマスターの脳にそれになりの負荷が加わるのであんまりしたくはないのですが……)
死ぬってことも有り得るのか?
(さすがに1度目でそんなことにはなりません。)
何度かやればあるってことか。
(はい、ですのでそれをするのであれば1度だけです。)
分かった。なら、頼む。
フリルさんたちに今日帰ることとミラとミルド様も一緒だと伝えてないと慌てそうだしな。慌てるだけならまだしも敵の星の王様と姫が現れたからって攻撃されて話できる環境じゃなくなったら嫌だからな。
(それでは送ります。し頭痛を伴うと思いますがその景を見たらすぐに転移のスキルを使ってくださいね。)
ああ、分かった。
俺がそう返事するとズキン!と頭に鋭い痛みが刺さった。それと同時に見た事のある景が俺の脳に寫った。
これはフリルさんのいる星の王城だ。
俺は、それが分かるとすぐに転移を使った。
するとまた、眩いが俺を包んだ。
そして、目を開くとそこには今さっき見た景と同じものが映りこんだ。
ふぅ、何とか功したみたいだな。
まだ、頭痛はするが耐えられないってほどではない。
よし、それじゃ、さっそくフリルさんのいる王城へ行くとするか。
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