《クラス転移で俺だけずば抜けチート!?》497話 みんな心配
俺がみんなの元に帰ってきてから約10分後。
俺を囲んでいた兵士にクロムが俺のことを説明してくれて何とか警戒を解いてくれた。
「すいませんでした、まさかあなたがあの竜斗さんだったなんて。」
「いえ、別に気にしないでください。こちらも勝手にってきたので。どちらかと言うと悪いのは俺の方ですよ。」
そこまで言って俺の右肩を誰かがトントンと叩いた。
「ん?」
「ねえ、竜斗。ひとつ聞いていい?」
肩を叩いてきたのはユイだった。
他の人も俺と一緒で首を傾げている。
「……竜斗、左腕……どうしたの?」
ユイは、そう言ながら俺の左側を見た。
「あっ」
俺は、まだ説明をしていなかったと思い出して思わず聲を上げてしまった。
ユイの目線と一緒にみんなも俺の左側を見る。
「「「「っ!?」」」」
すると、みんな、目を見開く。
「だ、だ、旦那様!?こ、これは、どういうことですか!?」
「ほ、ホント!どういうこと!?竜斗!?」
シェレールとクロムが詰め寄ってくる。
「あはは、ちょっとやらかしちゃってな。」
「「あははじゃない!」」
「………はい……」
シェレールとクロム、それにみんなからもこっぴどく叱られたあと、俺の左腕が失ったことについて説明した。
「もう!もう!本當に!本っ當に!怖いことはしないでください!」
シェレールは、顔を真っ赤にして怒ってきた。
「………あ、あの、いつもお淑やかなシェレールさんが……」
「………あの豹変ぶり。」
兵士の人は、シェレールのこんな姿を見たことがなかったのか、ものすごく驚いている。
そんな兵士の人たちに聲をかけてあげる余裕はない。今はシェレールと靜かに俺のでトントンと叩いてくるクロムをなだめなければならない。
「………本當にごめんな。みんなに寂しい思いをさせてたのに帰ってきたらこんなことになってて。本當に悪いと思ってる。」
俺に出來ることはただ1つ。
言い訳などせずに素直に謝るだけだ。
「…………」
「…………」
俺が素直に謝ると2人とも何も言えなくなってしまった。
それからこの空間に沈黙が訪れ気まづい空気になってしまった。
俺は、そんな空気に耐えきれず話題を変えることにした。
「そ、それよりもみんなの方は何も無かったか?」
「え、ええ、別にこれといって変なことは無かったわ。ものすごく平和だったわよ。」
俺の問に答えてくれたのはユイだった。
「それは良かったよ。」
「ええ。それで竜斗が帰ってきたってことはミラたちのところの戦爭は終わったのよね?」
「うん、何とか和解して終えることが出來たよ。今度は、みんなでミラたちの星へ來てしいって言われたよ。」
「それほんと!?またミラちゃんに會えるの?」
俺の言葉に反応したのは白井だった。ミラがみんなの元を去ってから1年以上。ずっと會えないのは寂しかっただろう。
「ああ、ミラもみんなと會いたがっていたからな。」
「早く會いたいですね。」
ルビーもミラと會うことを今から楽しみにしている。
そう遠くないうちにみんなをミラたちの所へ連れて行ってあげよう。きっとみんななら瑠璃さんやフリルさんとも仲良くなってくれるはずだ。
みんなの意識は、ミラの再開へと向けることは出來た。
ただ二人を除いて。
「「…………」」
シェレールとクロムは、何も言わず全く俺から離れようとはしない。
さて、この狀況はどうしたものか。
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