2人の質問に答えたあと

ベル「あ、10分経ったから質問終わりね」

そういうと生徒達は「まだ聞きたいことあるのに」や「もっと先生のこと教えてよ」などなどの反応をした

ベル「最初に10分って決めてたから変えないけど、まだ聞きたいことがある人は學園がある日の3限4限とお晝の時間以外は準備室にいると思うから俺の準備室まで來てその時に聞いてね」

生徒達は納得したようだ

ベル「じゃあまずは初めての授業ってことでみんながどのくらい戦えるか見るために2人1組になって模擬戦をしてもらいます…じゃあ適當に別れてね」

ほぼ何事もなく2人1組のチームを作ることができたようだ

ベル「どうしたの？」

ミミカ「あまりました」

？「あまりました」

ベル「？ミミカちゃんとエクリストくんの2人がいるんだから余るはずがないんだけど？」

エクリスト「1回でいいので先生と戦ってみたいです」

{エクリストは公爵貴族の長男で、優しくて強いお兄さん的な立ち位置。ケンディルは剣が得意で學園のランキング第1位ベル達を除いたを持っている}

ミミカ「私も戦ってみたいです」

ベル《時間かかりそう？》

ピクシー《模擬戦をある程度で切り上げて早く終わらせれば間に合いますね》

ベル《じゃあ4チーム同時に模擬戦をやって、1チーム5分やればいいかな》

ピクシー《戦っているチームは他の3組が見れませんが仕方ありませんね、それでいいでしょう》

ベル《じゃあこれで》

「……仕方ないなぁ、じゃあ2人は最後に相手するからまずは適當に4チーム前においで」

そう言うとみんなキョロキョロして誰が行くのか話し合っていた

ベル「やっぱりいいや、俺が適當に指さすからそのチームは前に來て……この競技臺の上で5分模擬戦をしてもらうよ」

ベルはなんの作もなしに競技臺を4つ作り出した

ベル「じゃあそこと…そこと…えーそこと…ここ、好きなとこ行って合図したら開始ね。他の子はここから番號引いてチームの子と分けて持って、あとは好きに見學してていいよ」

そう言うとすぐに行を開始し、呼ばれたチームは競技臺にあがり、待機チームは番號を引いて各々好きな場所を見に行った

ベル「じゃあ準備はいいかな？」

ミカ「1ついいですか？」

ベル「どうしたの？」

ミカ「みんなの力を見るためとは言ってましたがこれでわかるんですか？」

ベル「大丈夫だよ、でも5分しかないから最初から全力でお願いね」

ミカ「わかりました」

ベル「じゃあ今から5分経ったら止めるからね、それじゃあ開始！」

4チーム開始と同時に一斉に距離を詰めた