《星の降る街》-002‐ 2996年5月24日 PM16:26
先日ロバート秋山さんのお父様?の経営されている焼きカレー屋さんに行ってきたのですが、そのお店がオシャレなことに船の上でして。
わたくし心はしゃいでいたのです。が。まぁ移はしていないのですが船なので揺れるわけで、私乗り酔いしやすい質なのを忘れていて、急いでカレーを平らげてお店を出ました。味しかったはずです。
-ミツバシ:ショッピングモール-
アーミーズショップ街
タニヤアトリエ:店
タニヤ店長について行ったシズキは子供のようにはしゃいでいたので、これはこれでよかったかな。
そんな事を考えながらキコはゆっくりと試場へ向かった。
キコが試場にるとタニヤ店長とシズキが々なものをせっせと大きめなテーブルへ運んで來た。
「まずはどーしても見てしいがって、これを先に見てもらいたい!これが終わったら君達のぶんも紹介するから!」
「うん!いいよ!」
「よし!じゃぁ早速行くけどね…。」
「………。」
予想はできていたがここまでり込む余地もないとは驚きだった。
タニヤ店長は持って來た々なガラクタ?の中からよく見るハンドガンを手に取った。
「このベレッタ!実は面白い機構を取り付けることが出來てね!見ててごらん!」
そう言ってタニヤ店長は的へ向かって引き金を引くとエネルギー弾が発され的を焦がす。
これだけなら有象無象のエネルギー弾の武と同じだろう。
だがタニヤ店長はニヤリと笑い、
銃に手を當て手前に折った。
「おぉっ!?」
シズキがいいリアクションをする。
そしてタニヤ店長はそのまま引き金を引くと、折れた銃口からエネルギーサーベルが発生した。
「「おおぉ~~!!」」
これにはわたしも聲を上げてしまった、銃に興味はないが近接武なら食いついてしまう。
タニヤ店長はしてやったりとした顔で引き金をもう一度引きサーベルの刃を消す、そして銃の形に戻しテーブルへ置き一言。
「どうだい?」
「すご~い!かっこいい~!おぉ!!」
シズキは完全に釘付けだ。
「中々面白い構造ですよね、不意打ちにも使えそうですし、変形機構をもうし単純化して変形時間の短ができたら実戦にも耐えられそうですよね。」
いたって真面目に、この商品には売れる要素があると考え答えたが。
「うん、キコちゃんにも興味を持ってもらえてよかった、まぁ遊びで作ったから本気で商品化しようとは思ってないけどね、じゃあ次!」
「えっ!軽!?」
キコはついて行けなかった。
だがそんな事は関係ないとタニヤ店長はまたガサゴソと漁り、中央にガラス玉の様なものが嵌め込まれた厚い円盤の様な何かをキコに渡して來た。
「…これは…?」
「ふっふっふ…これはね…。」
そう言うとタニヤ店長はキコの手厚い円盤狀のを拾い上げ、バッテリー裝置のようなものにコードをつなげて行き、丸いガラス玉の様なが見えている方を的に向けてスイッチを押した。
すると一瞬まばゆいが辺りを飲み込み、すぐに晴れるがそこには的であろうとなかろうと、全てを焼き盡くした跡が扇狀に広がっていた。
それを見てキコは素直にすごいと思い、結果を観察していると。
「実はね、キコちゃんの大剣の側面にコレを裝著してね、相手の攻撃を防いでいると見せかけてバーン!みたいなね!中々かっこいいと思うんだよ!」
渋い壯年のタニヤ店長は目を輝かせながら子供のように語る。
シズキもテンションが上がりっぱなしだ。
「でもどうやってつけるんでしょう?引っ付けるだけじゃすぐ取れますよね?」
「さぁ?私は取り敢えず作っちゃっただけだからね…。近くに確か刀鍛冶の人がいた気がするから、話しを通してみよう。」
「……ありがとうございます…。」
謝はするがなにか釈然としないなぁ、と思ったキコであった。
すると今度はタニヤ店長は奧へ引っ込み、巨大な砲塔を運んで來た。
「なにそれおじいちゃん!!」
シズキは目を輝かせ食い付く。
「ふっふっふ。これこそがまさにエネルギースナイパーライフルの究極形!ロマンにロマンとロマンを掛けたロマン砲!ポジトロライフルさ!」
「おぉ~~!!!」
「………これって街の外壁のレーザーキャノン方よね…。」
キコ呟きは無視し、テンションが最高に至った2人は大分暴走気味であった。
「まぁ、こいつの試がまだだったからね、取り敢えず最低出力で撃ってみようか。エネルギーも計算上は普通のライフルのカートリッジ分しかれてないから、慘事にはならないと思うし…撃ってみたいかい?」
「うん!やらせて!」
シズキは飛び付いた、そのままタニヤ店長の指示通り安全裝置を外しねらいを定め引き金を引くと。
キュイーンッ!!
「「「………。」」」
靜まり返った。発されたエネルギーはいつ発されたのか認識できないほどの弾速、的にはが空き貫通して後ろの壁を軽く溶かしていた。
幸いな事に貫通はせず、タニヤ店長の言う通り大慘事にはならなかった。
「これは……大変だねぇ…。」
「いや…でも、持ち運べないし、大き過ぎて。大丈夫じゃない?」
「これ折りたたみ式で持ち運びも便利に出來ているんだよね…。」
「……おじいちゃん…天才…。まぁどっちにしろ重過ぎて早々持てないでしょ!」
「あたし強化骨格と強化筋使ってるから持てるわよ?」
「………そっか。」
「取り敢えずこれは私の倉庫に眠らせておこう…この事はだよ!」
「「はい。」」
取り扱いに困りそうなこの兵は一旦蔵りとなった。
結局その日は、日が傾いて來たため解散になった。
「ただいまぁ~。」
シズキは帰宅の挨拶をするが、それに対しての反応はなかった。
「まだ帰ってないのかな…。」
その時、ガチャッと真後ろでドアが開いた。
「あれ、おかえり。結構早かったね。」
「ただいま、ちょうどキリが良かったし、長期遠征後で疲れてるだろって。」
「そっか、先にお風呂っておいで、ご飯作るから。お湯は沸いてると思うよ。」
「はーい」
家にって來たのは男、シズキの彼氏である久留石 真(クルイシ マコト)だ。
長はシズキが167程に対しマコトは178程で髪は短髪ダークブラウン、型は平均的だが本人曰くそこそ鍛えているらしくぐとしっかりしていた。
そんなマコトは買い袋をさげてキッチンへ、シズキは浴室へ向かった。
シャワーを浴びながら昨日の晩、と言うよりも今日の早朝まであった8日間の任務を思い出す。
うまくけていたがいかんせんこちらは狙撃銃、線が通らなければ役には立たず。
一度撃てば直ぐにを隠されるし目標が森の中では勘で當てるしかない。
その時タニヤ店長の作ったからポジトロンライフルを思い出すが、
「流石に持ち運ぶのに苦労するし、コスパ悪過ぎるかな…。」
シズキはしっかりと髪を洗い、念にも洗っていく。
任務後もシャワーは浴びたが疲れていたため手早く終わらせてしまっていた為だ。
泡を全て綺麗に流し落とし、浴槽に浸かるとの疲れが溶け出していくような気持ち良さに目を瞑る。
昔の人は「風呂は心の洗濯だ。」と言う言葉を殘したそうだか、まさにその通りだと思う。
シズキは頭の中をまっさらにし、ぼーっと天井を眺めていた。
ふと自分の手を見てみる、戦場に出ているわりには綺麗な手だ、近接職でないから當然といえば當然かもしれないがそれでも戦場だ。
次に自分のを見やる、わりと発育したが目にり、そこにも傷は無く、お腹や橫腹、おや太ももふくらはぎとったり見たりして確認するがわりと綺麗、右のスネのあたりに一度ワイヤーに引っかかり切った後が薄くあるがあとは綺麗なものだった、まるで強化手をけているとは思えない。
能力的に狙撃手が向いて居たため、比較的安全な後方から攻撃する職業についているため、自分は運が良かったのかな、などと考えながらお湯に沈んで行く。
シズキは風呂から上がりポータブルドライヤーで髪を乾かしながらリビングに向かうと食をそそる香りが充満していた。
「あ、シズキお皿出してくれる?ちょっと大きめの奴。」
「ん~。」
言われた通り大皿ではないがし大きめの皿を2枚取り出すとそこにフライパンからハンバーグを移していくマコト、殘ったフライパンへ様々な調味料を加えてソースを作り先程移したハンバーグへとかけて行った。
「はい完、シズキは座っててよ。」
「ん?いいよ手伝うよ。」
「ん~じゃぁライス準備してくれる?」
「はーい。」
そう言われシズキはライスを二人分用意してテーブルへ運ぶ、マコトはハンバーグをテーブルに置くとまたキッチンへ戻り、グラスとお酒を持って來ていた。
「友達から貰ったニホンシュってお酒なんだけど、中々味しくてね。ワインも用意してるけど、ちょっと飲んでみる?」
「うん、ちょーだい。」
グラスの中に、の中では無くグラス本の中には氷が満たされておりひんやりとしており、まるで氷のグラスの様にの中の酒が溫でぬるくならないような工夫がされている。
そのグラスに量注いでもらい飲んでみると、アルコールの獨特な強さをじるが同時にほのかな甘さもじる。
「これ味しいかも。」
「よかった、じゃ食べようか。とも合うしいいとおもうよ。」
そう言ってマコトはシズキの分と自分の分を注ぐとグラスを持った、シズキもつられてグラスを持つと。
「遠征お疲れ様、それと誕生日おめでとう。」
「…あっ今日私誕生日か!」
そう驚くとマコトは笑った。
「ありがと、マコト。覚えててくれて。」
「大切な人の大切な日を忘れるわけないだろ?」
「でも去年に一度教えただけよね?」
「しっかりメモしてあるからね!」
「もうっ!」
「ははは!そう言えば今回の遠征、結構大変だったの?」
「遠征は毎回キツイんだけどね~聞いてよ~隊長がさぁ~」
そんな話をしながら食事は進んで行っく。
食事が終わり、程々にお酒を楽しむとマコトは風呂へ向かった。
シズキは一人でソファへ座り、水を飲みながらニュース番組を眺めていた。
『続いてのニュースです、昨日逃亡したと見られた易省幹部の男が圏外にてで発見されました。の損傷から…』
「あら、死んじゃってたのか。逃げられてたと思ったけど…子供達の事を考えたら生け捕りしてしかったかなぁ。」
シズキはそんな事を言いながらあくびを一つ、すると後ろから風呂から上がったマコトが聲をかけて來た。
「これって例の子供を人売買してた?」
「そう、死んじゃってたみたいよ。」
「へぇ~、トカゲの尾かな?」
「さぁ…の損傷から見て、アレじゃ無くって人の手でってじらしいし。もしかしたらそうかも。」
マコトが橫に座るとシズキはこてんとマコトの膝の上に頭を乗せた。
「眠いの?」
「うーん。」
マコトがシズキの髪をでているとシズキがマコトの頭を抱き込む様に自分のへ引き寄せて…。
「ん……どうしたの?今日はえらく積極的だね?」
マコトが茶化すようにそう言うと。
「ん…………久しぶりだったからかな。」
シズキはし寂しそうにそう言った。
すると今度はマコトから顔を近づけ、舌を絡ませる。
「んん……今日はえらく積極的ね、どうしたの?」
そうシズキが茶化すように言うと。マコトは
「んん…………久しぶりだったからかな。」
とし嬉しそうに言って部屋の明かりを薄くして行き…。
『この事件の被害者である子供達の所在は未だ判明しておらず、今後も調査隊本部は…』
テレビの放つだけが彼たちを照らしていた。
靜樹ちゃんはほぼ人妻です。
俺ちゃんはほぼ獨りです。
【書籍化】盡くしたがりなうちの嫁についてデレてもいいか?
【書籍発売中&コミカライズ決定!】 「新山湊人くん……! わ、私を……っ、あなたのお嫁さんにしてくれませんか……?」 學園一の美少女・花江りこに逆プロポーズされ、わけのわからないうちに始まった俺の新婚生活。 可愛すぎる嫁は、毎日うれしそうに俺の後をトテトテとついて回り、片時も傍を離れたがらない。 掃除洗濯料理に裁縫、家事全般プロかってぐらい完璧で、嫁スキルもカンストしている。 そのうえ極端な盡くし好き。 「湊人くんが一生遊んで暮らせるように、投資で一財産築いてみたよ。好きに使ってね……!」 こんなふうに行き過ぎたご奉仕も日常茶飯事だ。 しかも俺が一言「すごいな」と褒めるだけで、見えない尻尾をはちきれんばかりに振るのが可愛くてしょうがない。 そう、俺の前でのりこは、飼い主のことが大好きすぎる小型犬のようなのだ。 だけど、うぬぼれてはいけない。 これは契約結婚――。 りこは俺に戀しているわけじゃない。 ――そのはずなのに、「なんでそんな盡くしてくれるんだ」と尋ねたら、彼女はむうっと頬を膨らませて「湊人くん、ニブすぎだよ……」と言ってきた。 え……俺たちがしたのって契約結婚でいいんだよな……? これは交際ゼロ日婚からはじまる、ひたすら幸せなだけの両片思いラブストーリー。 ※現実世界戀愛ジャンルでの日間・週間・月間ランキング1位ありがとうございます!
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