《デスゲーム》第3ゲーム(2)
「王様は、自殺する。方法は自分で決めること。他の奴らはくな」
これでAは手が出せない。周りの奴らもだ。そして、これで犠牲が出ない・・・・・。
第1ゲームのときにポケットにってたナイフを取り出す。
周りから、ていうか主に克己と奈々から々言われてるな。まあ、無視するけどね!
「まあ心配すんな。ちゃんと戻ってくるからさ」
心臓に突き刺した。抜いて、またポケットにれる。
よし、これでオーケーだ。
視界が後ろに傾き、倒れた。そして、目の前が真っ暗になり、音が遠ざかり、鼓が止まった。
よし、ちゃんと死ねた。
呑気にもほどがある思考を最後に、の全機能が停止した。
気が付けば、ん?気が付けば?まあ意識というか覚はないけど目が覚めてる的な狀態になっていた。
目は閉じているのか、そもそも無いのか、とにかく真っ暗だ。
いや、真っ暗じゃ無くなった。あれは、カウント?タイマーか。
5分かな。スタートしてるからもう30秒経ってるけど。
「あぁ、そういえば5分後に生き返るんだったな」
聲が出たのか出てないのか分からないが、喋ったつもりだ。
まあ、何だ。ネタばらしをするとそういう事だ。
例の報酬で自殺しても5分後に生き返るという報酬を貰った。
いや、正確には"可能な範囲で他の奴が出來ないことが3つ出來る"というものだ。
ただ條件が厳しくて1つ目は現実で、2つ目はこっちで、3つ目は他人に使うこと。そして、3つ終われば死ぬ。
1つ目は恐らく學校から出ることでクリア。
2つ目はこの自殺。
3つ目は、どうしようか。誰にしよう。何にしよう。
再び、意識が途切れた。
どうやら、いつの間にか5分経ったらしい。
目を開けると、あの白い空間。
あ〜、うるせぇな。
「おい、せっかく生き返ったのにうるせぇよ。ちょっと傷に浸らせて」
「「「.........え?....っはぁ!?」」」
「だからうるせぇよ!!ちゃんと戻ってくるって言ったじゃん!だからほら、戻って來た」
「「「.....えぇ」」」
「祐介」
「何?」
「バカ。バカ、バカ、バカ」
「いや、うん。ごめん、無茶した」
泣かせる気、無かったんだけど?
いや、泣くか。泣くよな、うん。泣く。
でもごめん奈々。直ぐに、今度は本當に死ぬ。
【1章完】脇役の公爵令嬢は回帰し、本物の悪女となり嗤い歩む【書籍化&コミカライズ】
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