《グンマー2100~群像の(マギウス)》第14話 NEO埼玉の長い1日 中編
円卓狀に席が置かれた部屋の中、5人の人達が座っている。
國連軍平和維持部隊総司令、ジョン。 グンマー校首席、至誠賢治しせいけんじ。 首都圏校首席、白虎乙姫びゃっこおとひめ。 オペレータの、オペ子。
最後に南関東首席、木更津きさらず君津きみつ。
まず、口火を切ったのはジョン司令。
「さて、君達に集まってもらったのは言うまでも無く、長野攻略についてだ」
オペ子は、映像を展開させる。 埼玉から矢印が出ると地の京都まで、線が引かれる。 戦略は長野、首都圏勢力がロードローラの様に長野のビーストを掃討するじである。
「ハイ!ジョンさん質問有ります」
「何だい、グンマー首席?」
「私達、グンマー側は栃木と戦爭中です。敵に背を預けられません」
しばしの沈黙、ジョンは指をパチンと鳴らす。 映像が変わり、日と古河の線が結ばれる。
「此処を自衛隊が、管理する事にした」
「10年前に戦った相手に守らせなら、國連軍の方が良いけど」
「國連軍は、ビーストの戦いに向ける」
「平和維持部隊なのだから、平和を維持して下さい。自衛隊は認められない」
10年前の戦爭では、自衛隊は多數の死者を出し、グンマー校は恨まれている。 だから、信用は出來ない。 変わりに、國連軍が駐留しろと言ったのだ。
「後、5年前に言い忘れた事が有ります。グンマーは、N計畫を発させます」
「N計畫とは、何時何処で何をするのかな?」
賢治に4人の視線が、集まる。
「今日だね、9時だから既に発した」
「何処にだ!」
「長野・新潟・日・NEO埼玉かもしれない?君達自慢の報網で調べたら?」
グヌヌヌっとジョンは唸る。 突然のN計畫発、N……沢山有り過ぎて判斷に困る。
「グンマー首席も質が悪い、Nとは九十九ナインティナイン里だろ?」
銀髪と朱い瞳を笑わせ、乙姫が言う。
「エッツ!」
「分かるぞ!分かるぞ!九十九里から敵前上陸、千葉を攻め落とす」
「違いますー!オペ子さん、乙姫さんから座布団一枚抜いてー」
「ガーン」
乙姫は背が小さいので、座布団を椅子に敷いていた。 一枚抜かれた為、顔がテーブルから隠れる。
「ねぇ、ねぇどんな気持ち?乙姫さん」
「くっ、この上ない屈辱だ」
テーブル下の乙姫を賢治は煽る。
「長して、びるとでも?我々、適合者フィッターは十代で長が止まる」
「よくもだましたアアアア!!!!あの主治醫!!」
立ち上がり、某AAアスキーアートの様な聲を上げる。
「まぁ、世界は広い。君の様に系のまな板でも、ッツ」
パシッと音たて、賢治は乙姫の大剣をけ止める。 綺麗な顔は、怒りの顔を見せる。
「安心したまえ、彩華さやか庶務も君と同じサイズでAAだ」
「それは、めか?嘲笑か?」
「ウーン?第2の意見セカンドオピニオン的なじ、彼のは暖かいスマホと想を述べた」
「ほぅ、何故に、庶務の大きさを知っている」
「エート、一緒にお風呂ったからとでも言うのかな?」
「何と!ハレンチな!」
「イヤ、彼が男湯にって來たんだよ」
こほんとジョン司令が、咳をし場を戻そうとする。
「ジョン司令、此れは、國家の治安ナショナルセキュリティなのです」
「だがッツ」
乙姫の大剣が、ジョン司令の元に當たる。
「say、國家の治安ナショナルセキュリティ」
「オーイェ、ナショナルセキュリティ、ウェイ」
「OK、サンキュー。で、賢治首席、それは事実でしたのか?」
再び、賢治に大剣を向ける。
「彼と彩華さやか庶務がって來て、バスローブを取った」
「ホウホウ、2人がって來た。で、はしたのか?」
「何に?僕は……」
言いかけた所で突如締め切った扉が開かれ、兵士が急ぎって來た。
「司令!不審者が侵ッツ!」
ガクリと倒れ、地面に倒れる。 兵士の後ろには、銀紫でツインテールのが立っていた。 は両手の銃を持ち、聲を上げる。
「首席殿は、に興味有りません。安心してください」
「何者」
「私は、中居屋銃子なかいやじゅうこ。首席書です」
「そう、私はッツ」
銃子は何時の間にか賢治の傍に立ち、乙姫に銃を向ける。
「ペチャパイ死すべし、慈悲は無い。種の生存の為、殲滅します」
「ちょ、銃子さん!」
ガチンと音がし、銃のトリガーが引かれる。
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