立山周辺は、多方ビースト掃討が終わった様だ。

「こら、男子！サボってないで抜き手伝いなさい！」

「だってさ！すげーんだぜ！」

男子生徒達は、上空を眺めている。　ビースト鷹ホークと観音の戦いを眺めている」

男子的には、ロボットアニメの様に心踴る様な景。

【ビッグ、カンノン、ショータイム】　【イケ、ジャンアント、グンマー】　【ウシク大仏とは、違うのだよ！ウシクとは】

っというじの妄想が捗るじの戦いをしている。

「お、落ちてくるーぞ」

雲が割れ、鷹と観音が落ちてきた。　2つは空中で離れ、観音が腳を付き山を削る。　鷹は大地を転がり、木々をなぎ倒す。

ピーピーと鷹が鳴いている。

『譲れないものは、こちらにもある！』

っと翻訳するとこんなじの事を言っている。

両翼が折れた様で、折れた羽を前足の様に出し威嚇をする。　観音は、カンフーマスターの様に左手を前に出し、右手を上に上げる。

暫くの沈黙の後、いたのはビースト鷹ホーク。　躰中をらせ、元をらせる。　が収束し、口からレーザーが発される。

観音は、躰を逸らし、レーザーを避ける。　著弾先での柱が生まれ、土煙が飛ぶ。

観音の背後に有ったのは、立山市。　立山市は、哀れ灰塵に帰した。

「アレ、立山が消えちゃった」

「攻略予定の街が消えた」

「手間が省けたから良いけど……インフラ駄目かな？」

「ダメだろうな、黒部ダムは占領したら電気は大丈夫だけど」

年達は、言い合っている。　既に、黒部・高瀬ダム・唐沢岳は確保された。

殘りは、平野部を攻略する予定だった。　大量の資源資を置けてビーストの被害がない土地。　それが、立山市だった。

「ああ、どうしようか？」

「男子！予定道理、プランBね！」

「分かった！野郎ども楽しいお仕事だ」

男子連中は、背負ったシャベルとツルハシを持ち、山を降り始める。

さて、立山市を灰塵にしたビースト鷹ホークと観音の戦いに戻ろう。　何時の間にか、観音は多數の手に、キラキラるを持っている。　よく見ると、鏡の様だ。

「手鏡？お化粧でもするのかな？」

子生徒は、首を傾げている。　男子生徒なら、ソー○レイだとか言うだろう。

多數の鏡で集められたは、観音像の額に集まる。　収束し、観音像は2本腕の頭を額に當てる。

額に集まった太が、一つの線に変わりビースト鷹ホークに向かっていく。

「マブッシ！まるで、太の拳ライジングパンチだわ」

拳の様なの塊が、ビースト鷹ホークに當たる。　一面が、白いと炎に包まれる。

が晴れ、其処には焼け焦げ、片目が飛び出した鷹がいた。

ピーピーと鳴いている。

『まだだ!まだ終わらんよ!』

っと言っている様だが、観音像が近づく。　観音像の肩には、白びゃくえが乗り、言葉を吐く。

「悪には悪の報いが、罪には罪の報いが下される」

右手を振り下ろす。　無數の手が一斉に、ビースト鷹ホークを毆る。　ガシャン、ガチャっ持っていた鏡が割れ、鷹ホークに刺さる。

ピギャーピギャーっと聲がし、泣きんでいる。 だが、観音は無慈悲にも振り上げた無數の拳を振り下ろす。

十數分後、其処には、片と僅かな部位を殘した片が転がってた。　既に、大空の覇者の姿は無かった。

「皆！敵ボスビーストを倒したわ！」

白びゃくえが聲を上げると周囲の山々から、喜びの聲が反響する。

2100年4月17日13時00分。　白加奈子びゃくえかなこ親衛隊隊長、敵ビースト鷹ホーク撃破。　立山地域を傘下に置くボス級を倒す。　これにより、グンマー校の能登開放作戦は加速する。