《グンマー2100~群像の(マギウス)》第29話 富山大掃除 後編
米空軍の報収集機、RC-135。 剱岳の死闘を見た後に、今度は富山周辺に來ている。
「さっきのビースト戦、撮れてるか?」
「勿論だよ!アカデミー賞、ノンフィクションで取れるぜ」
映像を見せる。 ビースト鷹ホークと観音像が空中で戦っている。 やがて、観音像がビースト共に雲の下に墮ちていく。
空中で、観音とビーストは離れる。 観音は、見事に著地をしたがビーストは失敗した。
その後のビーストが、口からレーザーを出す。 観音が避け、後ろの土地がに包まれ発する。
「発多くないか?」
「イイんだよ!観客は、馬鹿で、発無いと飽きるから」
発が有れば有るほど、観客は興し喜ぶ。 何故なら、ハリウッドは発させないと放送出來ないからである。
「最後は、太のを集して攻撃」
「自然保護ナチュラリストも満足だぜ」
更に、観音は太レーザーで、ビーストに大ダメージを負わせた。 可視攻撃で、自然を使った攻撃もハリウッド的にはポイント高い。
「最後は、やはり振り下ろした拳で、一撃」
「片に変わり、逆に拳が映る」
最後は、理的な攻撃で片に変わった。 観客は、逆に紫に染まった拳を見て濡れる。
「最後は、破壊された街を撮して終了」
「ビーストとの戦いは続く」
後に、立山市という所が消滅した事が分かった。 っと文字をれれば、日本での視聴率はうなぎ登り。
「フフフ、此れで、俺たちは大富豪だ!」
「そうだな!」
そんな事を言っている間に、下で異変を発見する。 大量の水が、大地を襲っている。
「何だアレは、津波か?」
「ワーォ、日本名、津波ですね」
「津波って山から來る者なのか?」
「知らないが、これも録畫してサーチチャンネルに送るぜ」
「そうすれば、またザクザクと金が手にる」
彼等は、此れがダムが決壊した事を知らない。 山らから発生した津波が、日本海に押し寄せるまで録畫していた。
「すげーな、日本海まで、行っちまったぜ」
「そうだなッツ!!超高濃度マギウス反応!!」
「何だって!!」
ほのぼのしていた雰囲気が、激変し反応先を確認する。 朱い燃える様な髪を揺らし朱い瞳の、朱音が立っている。
朱音が、顔を上に向ける。
「一?」
「不味いぞ!逃げるぞ!」
「どうしたんだ?」
「業火の神ヘルフレイアの由來って知っているか?」
「碓か、10年前に京都シティの半徑20kmを7日間焼き盡くしたッ」
「気がついたか?報告だと、彼単騎で襲來し、超高度マギウス反応だった」
空に巨大な丸い円が、発生する……。
「逃げるぞ!何としても生き殘るんだ!」
縦士に命じるが、既に遅かった。 丸い円は、RC-135の上空を通り過ぎる。
「不味い、不味い」
「オマーイゴット」
業火絢爛ゴージャス・オブ・ヘルファイア。
名前の通り、地獄の業火の様に空が落ちる。 その様は、キラキラとシャンデリアの様。 円の全てのは、煌く様に燃える。
「外裝武ペルソナシールドを機首前面に展開!」
RC-135の周りにシールドが、機首前面に展開される。 バラバラと炎が落ちてくる。
「突き抜けろ!」
聲と共に、機が上を向き、朱い空に突き刺さっていく。 窓が真紅に染まり、バリバリと凄まじい引き裂く様な音がする。 機の中から、燃える様な匂いが充満する。
全員は、既にマスクを付けている為に問題は無い。
朱い世界が消え、蒼い空が見えた。
「やった!」
「ヒャッホー」
思わず喜びの聲を上げる。 それも長くは、続かなかった。
ビービーっと異変を告げる警告が鳴った。
「何だ!」
「後方尾翼落、全エンジンが停止」
「自修理の診斷結果は?エンジン再起は?」
「修理不能!左右の旋回は可能!エンジンは再起不能!」
「落下予想位置は……不味いな、立山か……」
地図に映る落下予想位置を確認し、呟く。 グンマー校の勢力圏に落ちる。
捕虜にされるのは良い。 問題は、録畫していた映像やデータを奪われる事。 再度、別な値を力し、落下予測地域を確認する。
「ギリギリ飛ばせば、名古屋まで行ける」
「本當に行かれるので?」
「グンマーに、捕まる訳には行かない」
「分かりましたッツ!高マギウス反応!」
窓側に影が出來る、2人の瞳に映るは観音像。 像の肩には、が乗っている。 は親指を下に向け、首を切り裂くようなポーズをする。 像の右手がりながら、振り下ろされる。
「若者よ早まるな!」
絶と共に、2人は機と共に、真っ二つにされ発する。
観音像のは、スマホに【富山掃除完了】とメールを送る。
2100年4月17日14時30分 米國陸軍所屬偵察機RC-135。 突如レーダーより消失。 業火絢爛ゴージャス・オブ・ヘルファイアに巻き込まれ、全員戦死と報告される。
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